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向山 武彦; 横田 康弘; 山本 洋一; 小川 弘伸; 市橋 芳徳; 黒井 英雄
Nuclear Safeguards Technology 1986, Vol.2, p.3 - 15, 1987/00
JASPASの一環として開発中のコンパクトCCTV監視装置、光ファイバー封印電子式検認器およびFCA用ポータルモニター・システムの開発成果について発表する。コンパクトCCTV監視装置は現在IAEA、EURATOMが光学監視装置として広く採用しているTwin Minoltaの後継システムとして開発中のものであり、本年のJASPAS会議においてテンペスIAEA事務次長より最も重要な開発プロジェクトと評価されたものである。光ファイバー封印電子式検認器はコブラ型封印の写真式検認器の欠点を解消するため電子式自動検認器であり、プロトタイプ器でのテスト結果はこの方式の有効性を示すものである。FCAポータルモニターは総合的封じ込め/監視システムであり、間もなく国、IAEAと長期運用試験を開始する。これが査察システムとして採用されると査察にこれまで要していたマン・パワーの大巾な低減が期待でき、IAEA査察システムとして大きなインパクトを与える。
大部 誠; 小山 謹二; 黒井 英雄
JAERI-M 82-153, 23 Pages, 1982/11
保障措置の問題に関して、高速炉臨界実験装置の炉心装荷燃料インベントリーを実験的に検証するための技術的可能性を検討した。本目的のために、プルトニウム燃料装荷の試験領域を有するFCAVIII-1集合体を使用した。炉心からのプルトニウム燃料の転用を模擬する6種の装荷様式を選び、検証試験に供した。炉心から移動したプルトニウム燃料は約3.5~5.8Kgである。検証法は、プルトニウム燃料を移動したことにより生ずる核分裂率と/lの変化を監視する事に依っている。核分裂率は、炉心内に設置した100個のPu核分裂計数管と多計数管掃引装置を用いた核分裂計数管法により測定し、一方、/lは2個のヘリウム-3計数管を用いる出力雑音解析法により測定した。検証実験の結果、核分裂率及び/l監視システムは炉心からの移動プルトニウム量を正しく検知している。以上から、本監規システムの使用により炉心装荷燃料インベントリーの検証が可能であるとの結論を得た。
白方 敬章; 三田 敏男*; 後藤 義則*; 黒井 英雄; 弘田 実彌
JAERI-M 9931, 41 Pages, 1982/02
高速原型炉「もんじゅ」の外側炉心の組成を模擬したFCA Vl-1集合体において各種のNa void効果、具体的にはチャンネル閉塞効果、軸方向分布、中心Void効果、広領域Void効果等を測定した。一方AGLIライブラリー、JAERI-Fastセット等を用いて測定結果の解析を行った。その結果、中心Na Void効果の問題点か明らかになり、中心Void効果の解析のためには詳細群の取り扱いが必要であること、Naの3KeVの共鳴の断面積の大きさが重要な役割を演じていること、そしてAGLI/0およびAGLI/1ライブラリーのNaの断面積には問題が残されていることが明らかになった。
向山 武彦; 小山 謹二; 黒井 英雄
JAERI-M 8310, 124 Pages, 1979/06
Evaluated Nuclear Data Library(ENDL)をソース・データとして、アクチニド28核種についての高速炉用25群断面積セットを作成した。対象とした核種は、Th-232、V-233、-234、-235、-236、-237、Pu-238、-239、-240、-241、-242、-243、Cm-242,-243,-244、-245、-246、-247、-248、Bk-249、Cf-249、-250、-251、-252、-252および擬似核分裂生成物1種である。
三谷 浩; 小山 謹二; 黒井 英雄
JAERI-M 8133, 47 Pages, 1979/02
高速炉におけるアクチノイド核種の生成と消滅に関する感度解析を行うために、時間依存の一般化摂動法と固有値法を結合して、感度係数を計算する数学的方法を改良し簡単化した。アクチノイド核種の生成崩壊の基本方程式および随伴方程式の解法に固有値法を適用し、その有効性を数値的に確認した。この方法では循環形式の崩壊系列を複素固有値によって解釈できる。1,000MWe高速炉について感度解析を行い、感度係数が用いるPu燃料の種類に強く依存し、また、捕獲断面積、Uの(n,2n)断面積Puの崩壊およびCmの崩壊定数の感度係数が特に大きいことを明らかにした。これらの感度解析から、Pu、Cmの崩壊定数、Np、Am、m、Puの捕獲断面積、NpAm、Am、Puの核分裂断面積の優先順位が高いことを示した。
三谷 浩; 小山 謹二; 黒井 英雄
JAERI-M 7153, 40 Pages, 1977/07
アクチノイド核種の生成崩壊について感度解析を行うために、その数学的方法について詳しく検討した。特に、時間依存の摂動法とBateman法を応用するため、アクチノイド核種の生成崩壊の基本方程式および随伴方程式の解法に、ラプラス変換および変型ラプラス変換とそれらの相乗定理を用いて、統一的に取扱うことを可能にした。この方法を用いて感度解析に必要な基礎的定式化を行い、その物理的内容についても考察した。さらに、固有値法を応用することを検討し、感度係数の直接的導出法を示した。
小山 謹二; 中野 鴻*; 黒井 英雄
JAERI-M 6980, 31 Pages, 1977/03
高速炉系の炉物理解析用総合コードシステム「DOYC」を構成するために作成したデータプール制御用プログラム「QOPEN」およびマルチファイル制御用プログラム「QNO」の機能を述べ、その使用法を示す。さらに「DOYC」の概要とその構造を示し、データプールのしめる役割について述べる。「QOPEN」および「QNO」は総べてFORTRANによって記述されており、データプールは直接アクセス可能な大容量記憶装置上に作られている。
J-D.Kim*; 小山 謹二; 黒井 英雄
JAERI-M 6494, 18 Pages, 1976/03
トリチウムの群定数を作成した。群構造は炉のサーベイ計算によく利用されるABBNセットと同じにしてある。エネルギー領域0.1~20MeVにおける弾性散乱の非等方性はルヂャンドル展開を第5項までとり入れることによって考慮した。弾性散乱による中性子除去断面積はe(ij)のマトリクス形で与えられており同時にe(ij)の値を与えられている。
黒井 英雄; 中村 康弘; 小沼 吉男; 小山 謹二; 東稔 達三; 弘田 実彌
JAERI 1241, 31 Pages, 1976/02
核断面積データの評価できるだけ公正に実施できる方法として我々は最小自乗法による核断面積データの修正を利用してきている。この様な最小自乗法による核断面積データの評価を実行する場合に多くの非均質的な多くの非能率的な手順を自動化する為、CRTディスプレイ、ライトセンシチィブペン及び計算器を組み合わせたオンラインシステムARCADIAを開発した。このARCADIAによって1950群核断面積ライブラリAGLIのデータの表示、修正及びCCDN NEUDADAに内蔵されている種々の核断面積測定との比較検討等を自動的に行うことができる。現在このARCADIAシステムによるAGLIライブラリの修正がひんぱんに実施され、本システムの核断面積データ評価作業における有効性が実施されている。
黒井 英雄; 東稔 達三
JAERI 1240, 27 Pages, 1976/02
SP-2000はAGLIの核断面積ライブラリを利用する為に開発されたいわゆる2000シリーズプログラムの代表的なものである。本プログラムはヒストグラム表示によって補正された約2000群構造(10、5Meuー1、0eu)に於て多領域セル中の中性子スペクトルを衡実確率法によって計算すると同時に得られた中性子スペクトルを重み函数として実効少数群を求めることができる。本プログラムは高速炉解析のため開発されたDOYCシステムとして利用できおるようFACOM-230160 で作成されている。本プログラムはすでにひんぱんに利用されており高速炉に於る通常のセル解析に必要な時間は比較的短く、かつ計算結果の信頼性は実験値との比較により非常に良いことが確認されている。
黒井 英雄; 三谷 浩
Journal of Nuclear Science and Technology, 12(11), p.663 - 680, 1975/11
被引用回数:17積分量の計算値が測定値とよく一致するように最小自乗法により核断面積データを修正する方法は1964年のジュネーブ会議で初めて報告された。しかしこの方法は、以後開かれた多くの国際会議において一部の著名な研究者より強い批判にさらされ、この方法の受入れに関し意見はするどく対立した。しかしこの方法に興味をもつ多くの研究者によって修正方法の改良が行われ多くの批判に答える努力がつづけられた結果、この最小自乗法による核断面積の修正は1973年に開かれた東京シンポジウムに於いて大きな成功をおさめるに至った。本報告はこの修正法の進歩と問題点を解説したものである。
中村 康弘; 小沼 吉男; 黒井 英雄
JAERI-M 5658, 47 Pages, 1974/04
高速炉解析用の核断面積ライブラリAGLIの修正がオンラインでできるグラフィックス・システムARCADIA-IがF230-35-ROSシステムの下で開発された。このARCADIA-Iシステムでは、グラフィック・ディスプレイのCRT面、ライトペン、および文字キーボードが有効に利用される。その結果、AGLIライブラリの適切な修正が容易かつ視覚的に実行される。さらに、この修正されたライブラリはF230-60システムでの炉物理解析コードの入力として利用することができる。
黒井 英雄; 東稔 達三
JAERI 1230, 35 Pages, 1973/11
現在要求されている積分測定値の解析精度を妥当な計算時間内で求めるため、いわゆる群定数と呼ばれたいるデーターと核データーの中間的な核断面積データーAGLIライブラリが作成された。AGLIに課せられた主な特徴はスペクトル解析コードに複雑な処理えお行なわずに直接入力可能なこと及び積分測定値による修正か簡単に行なわれる事であるこの為全断面積、核分裂及び吸収断面積は等レサデ間隔の1950群構造を持ち所自己遮蔽因子はヒストグラフ表示によって表されている。非弾性散乱は各レヴェルごとに上記群数で与えられている。核分析当りの中性子数及び散乱の異方性はレサデに関しチェビシェフ展開されその係数データーとして与えられている。本AGLIは計算コードシステムDOYCおよびオンライン修正システムARCADIAと結合され、解析修正が行なわれ上記要求うぃ充分満たすものであることが示され、今後の利用が期待できる。
黒井 英雄; 三谷 浩; 弘田 実彌
Journal of Nuclear Science and Technology, 10(3), p.139 - 145, 1973/03
高速炉系に於ける反応度価値の解析には通常群分けされた摂動論が用いられ、特に軽い核種に於ける実験値との不一致の大きいことが指摘されている。摂動論の群分けの効果が反応度価値解析に与える影響がThin Sample近似を用いて理論的及び数値的に検討された。その結果、散乱断面積の大きい核種の中心反応度価値の解析には群分けの効果が非常に大きいこと及び中心からはなれるに従ってその効果が減らして行くことが判明した。又非弾性散乱による摂動効果に関しては特にブランケット炉心境界附近に於いて群分けの効果が相当大きいことが指摘された。これらの結果を総合して適当な郡分けを行った70群程度の解析が軽い核種の中心反応度価値の解析に必要であることが明らかとなった。
三谷 浩; 黒井 英雄
Journal of Nuclear Science and Technology, 9(11), p.642 - 657, 1972/11
抄録なし
三谷 浩; 黒井 英雄
Journal of Nuclear Science and Technology, 9(11), p.642 - 657, 1972/11
抄録なし
黒井 英雄; 小山 謹二; 三谷 浩
Journal of Nuclear Science and Technology, 9(11), p.685 - 688, 1972/11
抄録なし
黒井 英雄; 一守 俊寛; 弘田 実彌
Journal of Nuclear Science and Technology, 9(9), p.555 - 557, 1972/09
抄録なし
三谷 浩; 黒井 英雄
JAERI-M 4760, 39 Pages, 1972/03
群定数修正では種々の積分量の感度係数を用いねばならないが、これを計算する方法について述べる。通常は摂動論による方法が用いられている。臨界量或は実効増倍率に対しては従来から用いられている摂動論が適用出来る。しかし反応率の比、反応度価値及びその比に対してはUsachev、Gandiniによって与えられた一般化摂動法を用いねばならない。この方法では任意の物理量に対する世代別のインポータンスが主役を占めている。これはインポータンスが従う方程式を積分方程式に変換し、Neumann級数展開で求める時の級数の各項に対応していることを示す。次にUsachevの理論を非均質系に応用し、摂動の領域から領域への伝播は非常に興味ある過程を含んでいることを明らかにする。又Usachevの公式と全く同じものを摂動系と無摂動系の中性子束の差を直接直交函数で展開することにより求め両方法の得失を論じる。最後に群定数修正で用いる積分測定量の感度係数の具体的な数値例を与える。
竹腰 英子; 黒井 英雄; 五十嵐 信一
日本原子力学会誌, 14(7), p.340 - 356, 1972/00
遅発中性子放出現象の核物理的研究における重要さの位設付けは,遅発中性子先行核および遅発中性子放出核が安定領域核種からはるか離れて存在し,安定領域核種にくらべて中性子過剰核であるという点にある。すなわち,これらの核種に対する原子核構造の研究,質量式の研究は原子核の特性を総合的に理解するために極めて重要である。しかしながら,遅発中性子先行核の大部分は核分裂生成核種中に存在し,これら多種の生成核種から遅発中性子先行核を選択的に分離することぱ長年多難であった。遅発中性子先行核の半減期は短半減期のものが多く,特にその半減期が数secより短いものに関しては化学分離の限界もあり,明確な原子核特性を得ることは非常に困難であったが,最近の原子炉または加速器に設置されたオンライン同位体分離器による研究は従来の研究を一新しつつある。