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梅原 隆; 田山 徹; 秋山 勇; 長田 康史*; 小野寺 聡*
JAERI-Review 2004-019, 109 Pages, 2004/08
本報告書は、那珂研究所の放射線管理担当者が放射線管理を行ううえで必要となるJT-60関連施設の概要,JT-60にかかわる給排気設備等の概要,放射線管理設備の概要及び放射線管理方式の基本的な事項についてまとめたものである。また、放射線管理を行ううえで必要となる、JT-60施設等の放射線関係適用法令と所内規定,JT-60の仕様,JT-60の主要パラメータと性能,JT-60プラズマ実験放電により生ずる放射線,放射性同位元素及び核燃料物質の使用許可量,各放射線装置の性能,排気設備等の仕様及び放射線管理設備の仕様を表にまとめるとともに、管理区域の図面,給排気設備等の系統図及び放射線管理モニタの系統図等を添付した。
秋山 勇
放影協ニュース, (29), p.8 - 9, 2001/10
那珂研究所の臨界プラズマ試験装置(JT-60)は、我が国最大のトカマク型核融合装置で、1991年7月から重水素を用いたプラズマ放電実験の運転が開始された。JT-60装置の放射線管理は、実験運転に伴って発生する放射線の線量当量率の測定,管理区域外への漏洩線量の測定及び定期点検期間中における真空容器内作業時の放射化核種による外部被ばく管理が主なものである。外部被ばくを伴う真空容器内作業では、作業の計画段階と作業中について、被ばく低減を考慮した外部被ばくの管理を行っている。特に計画段階では、中性子発生量の多いモードの実験運転を年度当初に行うことを計画して作業開始時の線量当量率の低減を図っている。また、作業中は、真空容器内の中間ステージ上に鉛遮へいを敷設している。上記対策を実施したことによって、作業者の外部被ばくを低減することができた。
藤井 克年; 高橋 照彦; 三枝 純; 宍戸 宣仁; 望月 薫*; 野嶋 峻; 秋山 勇; 清水 勇
no journal, ,
NSRRは反応度事故を模擬したパルス状の出力を発生させる運転を行っている。放射線管理上、このパルス運転時の漏えい線量は中性子サーベイメータ(レムカウンタ)を用いて測定しているが、パルス運転時のように狭い時間範囲に大量の中性子がレムカウンタで検出される場合、測定値は数え落としの補正が必要となる。今回、放射線管理の観点から実用的な補正係数の算出を目的とし、数え落としについて実験的に検証した。検証の方法として、マヒ型モデルを想定したシミュレーション計算値と実験による測定値の比較を行った。シミュレーションに用いた不感時間は、2線源法及び線源-パルサー法により評価した。シミュレーション計算は、実験による測定結果をよく再現しており、本実験のような高計数率の領域においても数え落としをよく評価できた。この結果から、原子炉出力に応じた補正係数の算出が可能となった。
増山 康一; 荒川 侑人; 大塚 義和; 横須賀 美幸; 小林 誠; 秋山 勇; 清水 勇
no journal, ,
日本原子力研究開発機構の燃料サイクル安全工学研究施設(NUCEF)に設置してある過渡臨界実験装置(以下「TRACY」という)では、臨界超過(臨界事故)におけるウラン溶液燃料の挙動研究が行われている。運転に伴って生成された核分裂生成ガス(以下「FPガス」という)は2日以上ベント系内で隔離し、短半減期核種を減衰させた後、気体廃棄物処理設備を経由して排気筒から放出される。この放出されたFPガスは、排気筒ガスモニタで濃度の測定が行われてきた。本件では、排気筒ガスモニタの濃度測定から求めた放出量(以下「排気筒ガスモニタ実測値」という)の妥当性を確認するために、FP核種崩壊データファイルをもとに算出した理論値と実測値とを比較し、得られた知見について発表する。
小沼 勇; 金森 賢司; 関島 光昭; 小林 誠; 秋山 勇; 清水 勇
no journal, ,
原子力科学研究所の再処理試験室では、燃料再処理及び放射性廃棄物処理に関する研究開発が行われ、現在所期の目的を達成したため、廃止措置作業が進められている。本施設は、過去の使用状況から建家内の汚染状況の把握と汚染除去方法の検討が必要であり、廃止措置計画の立案から汚染除去作業まで計画的に作業が進められている。作業を行うにあたっては、建家内の汚染状況の調査結果から、作業者の内部被ばく防止を中心とした放射線管理の計画を立案し、呼吸保護具等の選定と身体汚染防止対策,表面密度の管理等必要な助言と提案を行った。また、汚染除去作業において発生する粉塵の粒度分布を測定した。本件では、再処理試験室の廃止措置作業に伴い、実施した放射線管理等について発表を行う。
米沢 仲四郎*; 柿田 和俊*; 高橋 孝紀*; 青野 辰雄*; 前田 智史; 阿部 敬朗*; 荒川 史博*; 木方 展治*; 秋山 正和*; 松村 勇*; et al.
no journal, ,
日本分析化学会(JSAC)が主催した玄米認証標準物質及び魚類認証標準物質の国際共同比較試験(IICE)の結果、我が国の試験所の共同分析結果から決められたCsの認証値は、効率曲線法におけるサム効果の補正不足によってIICEの平均値より2%
4%低いことが分かった。現在、我が国の多くの試験所では
Cs等からのカスケード
線のサム効果補正には、Gamma StudioとGamma Explorerの2種類の
線スペクトル解析プログラムが使われている。JSACの放射能標準物質作製委員会は、これらのプログラムによるサム効果補正を検証するため、
Csの標準線源を利用した共同実験を実施した。