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under pressureKnafo, W.*; Thebault, T.*; Raymond, S.*; Manuel, P.*; Khalyavin, D. D.*; Orlandi, F.*; Ressouche, E.*; Beauvois, K.*; Lapertot, G.*; 金子 耕士; et al.
Physical Review X, 15(2), p.021075_1 - 021075_16, 2025/05
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Physics, Multidisciplinary)The discovery of multiple superconducting phases in UTe
boosted research on correlated-electron physics. This heavy-fermion paramagnet was rapidly identified as a reference compound to study the interplay between magnetism and unconventional superconductivity with multiple degrees of freedom. The proximity to a ferromagnetic quantum phase transition was initially proposed as a driving force to triplet-pairing superconductivity. However, we find here that long-range incommensurate antiferromagnetic order is established under pressure. The propagation vector k
= (0.07, 0.33, 1) of the antiferromagnetic phase is close to a wavevector where antiferromagnetic fluctuations have previously been observed at ambient pressure. These elements support that UTe
is a nearly-antiferromagnet at ambient pressure. Our work appeals for theories modelling the evolution of the magnetic interactions and electronic properties, driving a correlated paramagnetic regime at ambient pressure to a long-range antiferromagnetic order under pressure. A deeper understanding of itinerant-f-electrons magnetism in UTe
will be a key for describing its unconventional superconducting phases.

清水 悠晴*; 芳賀 芳範; 柳澤 達也*; 網塚 浩*; 青木 大*; Brison, J.-P.*; Braithwaite, D.*
JPS Conference Proceedings (Internet), 3, p.015009_1 - 015009_6, 2014/06
Static DC magnetization measurements were performed in order to investigate magnetic response of the unconventional superconducting state of UBe
. An unusual anomaly was observed inside the superconducting mixed state corresponding either to a peculiarity of superconducting diamagnetism or the anomalous vortex core structures.
Si
神戸 振作; 青木 大*; Salce, B.*; Bourdarot, F.*; Braithwaite, D.*; Flouquet, J.*; Brison, J.-P.*
Physical Review B, 87(11), p.115123_1 - 115123_6, 2013/03
被引用回数:10 パーセンタイル:41.06(Materials Science, Multidisciplinary)URu
Si
の隠れた秩序転移温度T
、及び反強磁性秩序T
の一軸圧力依存性について実験を行った。高品質の単結晶2
2
4mmを用いた。隠れた秩序及び反強磁性秩序転移を検出するため、ストリングゲージを用いて熱膨張係数を測定した。一軸圧
は、Heガスを用いて低温で連続的に圧力を変化できるシステムを用いて[100]と[110]方向、0.6GPaまでの測定を行った。静水圧下では、T
は0.5GPa程度から現れるが、[100]方向一軸圧では、0.25GPa程度から現れることがわかった。また
も上昇している。これは中性子散乱の結果と整合している。一方、[110]の場合、0.6GPaまでT
は観測できなかった。T
の[100]方向と[110]方向による違いは、U-U間の結合距離で整理できることがわかった。また、

/
に対するEhrenfestの式に基づく考察により、隠れた秩序相は、小さい一軸圧力により状態が敏感に変化することが示唆された。
Si
の隠れた秩序の一軸圧依存性,2神戸 振作; 青木 大*; Salce, B.*; Bourdarot, F.*; Braithwaite, D.*; Flouquet, J.*; Brison, J. P.*
no journal, ,
URu
Si
の隠れた秩序転移温度T
、及び反強磁性秩序T
の一軸圧力依存性について実験を行った。高品質の単結晶2
2
4mmを用いた。隠れた秩序及び反強磁性秩序転移を検出するため、ストリングゲージを用いて熱膨張係数を測定した。一軸圧
は、Heガスを用いて低温で連続的に圧力を変化できるシステムを用いて[100]と[110]方向、0.6GPaまでの測定を行った。静水圧下では、T
は0.5GPa程度から現れるが、[100]方向一軸圧では、0.25GPa程度から現れることがわかった。またT
も上昇している。これは中性子散乱の結果と整合している。一方、[110]の場合、0.6GPaまでT
は観測できなかった。T
の[100]方向と[110]方向による違いは、U-U間の結合距離で整理できることがわかった。また、dT
/d
に対するEhrenfestの式に基づく考察により、隠れた秩序相は、小さい一軸圧力により状態が敏感に変化することが示唆された。
徳永 陽; 青木 大*; Braithwaite, D.*; Knebel, G.*; Brison, J.-P.*; Pourret, A.*; Lapertot, G.*; Niu, Q.*; Valiska, M.*; Flouquet, J.*; et al.
no journal, ,
最近、ウラン系強磁性超伝導体の一つであるURhGeにおいて、結晶のb軸方向に一軸的な圧力(歪み)を印加することで、超伝導転移温度(Tc)が最大で約2.5倍上昇することが発見された。さらに一軸的を印加することでIsing型の強い磁気異方性が急激に弱まることも同時に見つかっている。本研究ではこのURhGeの持つユニークな特性を利用して、超伝導の引力機構の解明を目指している。講演ではゼロ磁場下での一軸圧NMR実験の結果を中心に報告する。
Si
神戸 振作; 徳永 陽; 酒井 宏典; 青木 大*; Salce, B.*; Bourdarot, F.*; 松田 達磨*; 芳賀 芳範; Braithwaite, D.*; Flouquet, J.*; et al.
no journal, ,
URu
Si
に関する最近の2つの実験研究を総括する。最初に一軸の圧力の下の熱膨張係数の温度依存を議論する。一軸圧力を[100]と[110]の方向に掛けた場合、隠れた秩序への転移温度は上昇するが、[110]のほうが、強く上昇する。また反強磁性秩序は[100]方向の場合、0.25GPaで現れるが、[110]の場合、0.6GPaまで現れなかった。29Si-NMRを用いて、隠れた秩序状態の2回対称性について見積もったところ、磁気トルク測定に比べて、小さいことがわかった。
立岩 尚之; 芳賀 芳範; 松田 達磨; 植田 泰輝*; Thamizhavel, A.*; 中島 美帆*; 竹内 徹也*; 摂待 力生*; 大貫 惇睦; Knebel, G.*; et al.
no journal, ,
私達のグループでは強相関電子系希土類・アクチノイド化合物の高圧研究を行うため、熱電対を用いた高圧下交流比熱測定システムの構築を行ってきた。本講演では私達のシステムを紹介し、重い電子系超伝導物質CePt
Siと当研究グループで発見された超伝導物質UIrについての測定例を報告する。両方の物質ともに結晶構造に反転対称性がなく、新規な形の超伝導が実現していると推測されている。CePt
Siの反強磁性秩序状態は0.6GPa近辺で消滅するが超伝導相は1.5GPaまで幅広い圧力範囲で存在し、他のCe系圧力誘起超伝導物質と異なる特質が明らかとなった。UIrについては高圧下で複数の強磁性相が存在することが電気抵抗測定から示唆されており、現在比熱測定を通して熱力学的相図の作成を行っている。これについて報告し、磁性と超伝導の関係について議論する。
徳永 陽; 青木 大*; Braithwaite, D.*; Knebel, G.*; Brison, J.-P.*; Pourret, A.*; Lapertot, G.*; Niu, Q.*; Valiska, M.*; Flouquet, J.*; et al.
no journal, ,
ウラン系強磁性超伝導体の一つであるURhGeでは、結晶のb軸方向に一軸的な圧力(歪み)を印加することで、超伝導転移温度が最大2.5倍上昇する。さらに一軸的を印加することでIsing型の強い磁気異方性が急激に弱まることも見つかっている。本研究ではこのURhGeの持つユニークな特性を利用して、超伝導の引力機構の解明を目指している。講演ではCEA-Grenoble研究所との共同実験として実施したゼロ磁場下での一軸圧NMR実験の結果を報告する。同研究所の圧力システムは、Heガス圧の調整により希釈冷凍機温度で一軸圧の荷重を連続的に制御できるという特徴を有しており、本研究ではこのシステムをNMR用に改造し実験を行なった。実験にはURhGeの純良単結晶を用い、一軸圧の印加に伴うNMRスペクトル及び緩和時間の変化を測定することで、超伝導の舞台となる電子状態への一軸圧効果を微視的観点から探った。
松田 達磨; 青木 大*; 小手川 恒*; Hassinger, E.*; Taufour, V.*; Knebel, G.*; Braithwaite, D.*; Salce, B.*; 山本 悦嗣; 芳賀 芳範; et al.
no journal, ,
強磁性状態における特異な超伝導状態が、UGe
, URhGe, UCoGe, UIr等のウラン化合物において報告され、精力的な研究が行われている。一方、新物質探索も地道にすすめられており、その一つの候補として考えられているのがURhSiである。URhSiはURhGeやUCoGeと同じTiNiSi型(斜方晶)の結晶構造を持つ。キュリー温度
約10K、磁化容易軸のモーメントは約0.45
B/Uと磁気特性がURhGeに酷似しているため、極低温において超伝導状態が期待されてきた。しかしながら、現段階において報告例はなく、結晶の純度が悪いことが一つの可能性として考えられる。また一方で、他の超伝導化合物との本質的な違いを反映している可能性もある。このことから、本研究では、両者の詳細な物性比較によって、超伝導発現にかかわると考えられる特性を明らかにすることを目的として、URhSiの基礎物性及び極低温強磁場中における輸送特性測定を行った。
Si
の隠れた秩序の一軸圧依存性神戸 振作; 青木 大*; Salce, B.*; Braithwaite, D.*; Flouquet, J.*; Brison, J. P.*
no journal, ,
URu
Si
の隠れた秩序転移温度T0、及び反強磁性秩序TNの一軸圧力依存性について実験を行った。高品質の単結晶2(a軸)
2(c軸)
4.2(a軸)mmを用いた。隠れた秩序及び反強磁性秩序転移を検出するため、ストリングゲージを用いて熱膨張係数を測定した。一軸圧は、Heガスを用いて低温で連続的に圧力を変化できるシステムを用いて[100]方向(a軸4.2mm方向)5kbarまでの測定を行った。静水圧下では、TNは5kbar程度から現れるが、[100]方向一軸圧では、3kbar程度から現れることがわかった。またT0も上昇している。これは中性子散乱の結果と整合している。[0 01]方向と静水圧下での実験結果と併せて熱力学的考察を行う。