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社本 真一; Lee, M. K.*; 藤村 由希; 近藤 啓悦; 伊藤 孝; 池内 和彦*; 保田 諭; Chang, L.-J.*
Materials Research Express (Internet), 8(7), p.076303_1 - 076303_6, 2021/07
被引用回数:0 パーセンタイル:0(Materials Science, Multidisciplinary)Pb, Ga、およびGaをドープした鉛フリーのSn-Ag-Cuはんだを使用して、銀被覆DI-BISCCOタイプHテープを使用した低接合抵抗率に対するガリウム効果を研究した。その結果について報告する。
Zegers, R. G. T.*; 住浜 水季*; Ahn, D. S.*; Ahn, J. K.*; 秋宗 秀俊*; 浅野 芳裕; Chang, W. C.*; Dat, S.*; 江尻 宏泰*; 藤村 寿子*; et al.
Physical Review Letters, 91(9), p.092001_1 - 092001_4, 2003/08
被引用回数:128 パーセンタイル:94.99(Physics, Multidisciplinary)=1.5-2.4GeVで
(
,
)
,
(
,
)
反応に対するビーム偏極非対称が初めて測定された。この結果は未決定のハドロン共鳴や反応機構解明に用いられる。
中野 貴志*; Ahn, D. S.*; Ahn, J. K.*; 秋宗 秀俊*; 浅野 芳裕; Chang, W. C.*; 伊達 伸*; 江尻 宏泰*; 藤村 寿子*; 藤原 守; et al.
Physical Review Letters, 91(1), p.012002_1 - 012002_4, 2003/07
被引用回数:1003 パーセンタイル:99.87(Physics, Multidisciplinary)と
の両粒子を前方で測定することにより、
Cを標的にした
n
n光反応を研究した。1.54GeV/C
に25MeV/C
以下の幅の鋭いバリオン共鳴ピークを観測した。この共鳴ピークのストレンジネス(
)は+1であった。この状態は5つのクォーク(
)が
と中性子に崩壊した状態であると解釈される。
Keutgen, N.; 松橋 信平; 水庭 千鶴子; 伊藤 岳人*; 藤村 卓; 石岡 典子; 渡辺 智; 関根 俊明; 内田 博*; 橋本 昭司
Applied Radiation and Isotopes, 57(2), p.225 - 233, 2002/09
被引用回数:10 パーセンタイル:55.15(Chemistry, Inorganic & Nuclear)植物内での物質移行の定量解析の試みとして、植物用ポジトロンイメージング装置(PETIS)での計測結果の伝達関数法による解析を行った。植物としてニラあるいはダイズを用い、葉あるいは茎の切り口からN-硝酸及び
F-水溶液を投与し、得られた分布変化の画像を伝達関数法により解析し、ポジトロン放出核種の見かけの移行速度を求めた。その結果、ニラ葉中の
F-水溶液の移行速度は1.2cm/min、ダイズ3小葉の中葉での
F-水溶液の移行速度は10.7cm/min、
N-硝酸は11.9cm/minとなり、ダイズの小葉では硝酸と水の移行速度とほぼ同じであることが明らかとなった。これらの結果は、伝達関数法によるPETIS計測データの解析が、植物中での物質移行の定量化に有効な手法であることを示しており、環境ストレス要因が植物に与える影響の評価に役立つと考えられる。
藤村 幸治*; 三田 敏男*; 小川 隆*
JNC TJ9400 2001-015, 85 Pages, 2001/03
環境負荷低減の観点から原子炉の使用済み燃料中に含まれる放射性廃棄物、特に長寿命のTRU核種を高速炉で照射・核変換し、安定化、短寿命化をはかる研究開発が行われている。高速炉へのTRU装荷方法としては、全ての発電用高速炉燃料にTRUを薄く添加する方法と、TRU変換に特化した少数の専焼炉のみにTRUを多量に装荷する方法が考えられている。本研究では、実用化高速炉の炉心候補概念の明確化に資するため、TRU専焼炉に関する既存情報の調査、TRU専焼炉の核変換性能及び炉心核特性について標準的な発電用高速炉を用いた核変換方法との比較検討を行い、その得失について整理した。本研究の主要結果を以下に示す。1.TRU専焼炉に関する既存情報の整理公開文献に基づき、TRU専焼炉炉心概念及び高速炉を中心とした発電用原子炉を用いる核変換処理システムを調査し、核変換性能、炉心核特性、及び研究開発課題を整理した。・発電用高速炉の炉心燃料に5wt%程度のマイナーアクチニド(MA)を均質装荷する場合、炉心の核特性に大幅な影響を及ぼさず同出力規模の高速炉5基分程度から発生するMAを核変換できる見通しが得られている。・日本原子力研究所(原研)から提案されているMA専焼高速炉概念(He冷却)は、MA富化度を60wt%以上とした被覆粒子型窒化物燃料を用いてほぼMAのみで臨界を達成するもので100万kWe級軽水炉10数基分から発生するMAを核変換できる。・MAの可燃性吸収材燃料親核種としての核的な特長を活用して30年程度以上燃料無交換運転を達成する超長寿命炉心の概念が提案されている。・課題として、MA装荷に起因する反応度係数の正側への移行及びMA装荷燃料の中性子発生数・発熱量増大への設計、設備対策が挙げられる。2.TRU専焼炉の設定実用化戦略調査研究で検討されている発電用高速炉(ナトリウム冷却窒化物燃料大型炉心、3800MWt)の仕様に基づき、MA窒化物燃料を用いるナトリウム冷却TRU専焼炉大型炉心の仕様を設定し、核変換特性及び炉心核特性を評価した。MA組成は軽水炉使用済み燃料に含まれるものを想定した。MAの核変換量を最大化する観点よりMA富化度は原研の設計例で示されている60wt%とした。MAの大量装荷に起因する反応度係数の正側への移行を改善し、発電用高速炉にMAを5wt%富化した炉心と同程度のドップラー係数を確保
Jia, M.*; Nobert, K.*; 松橋 信平; 水庭 千鶴子*; 伊藤 岳人*; 藤村 卓; 橋本 昭司
Journal of Agricultural and Food Chemistry, 49(1), p.276 - 280, 2001/01
被引用回数:18 パーセンタイル:50.16(Agriculture, Multidisciplinary)植物試料から抽出したNH,K
,Na
,アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン、アラニンのイオンクロマトグラフィーによる検出法の確立を試みた。ダイズにおいてはアスパラギンとNH
が窒素の転流と貯蔵に関して鍵となる物質で、通常はアスパラギン濃度は葉で高く、茎や根で低いが、アミノ酸合成を阻害するスルフォニルウレアをppbレベルで経根吸収させると、各部位でのアスパラギン濃度は3~6倍上昇した。これは、本来アミノ酸合成に利用されるアスパラギンがアミノ酸合成阻害により蓄積したことを示している。このような結果が得られたことから、イオンクロマトグラフィーを用いた本検出法は、土壌中に残留する低レベルのスルフォニルウレアの検出とダイズにおける除草剤のストレスを見いだすための手法として、農業分野での応用が可能であると考えられた。
石岡 典子; 松岡 弘充; 渡辺 智; 長 明彦; 小泉 光生; 松橋 信平; 久米 民和; 関根 俊明; 内田 博*; 辻 淳憲*; et al.
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 239(2), p.417 - 421, 1999/00
被引用回数:27 パーセンタイル:86.26(Chemistry, Analytical)これまで原研高崎のAVFサイクロトロンを利用して生物医学分野で有用となるラジオアイソトープの製造技術の開発を行ってきた。最近では、ポジトロン放出核種の製造技術の開発と二次元ポジトロンイメージング装置の開発により、植物での生理機能を解明する実験が可能となった。われわれが現在進めている植物における物質移動の動的な計測方法とそれらの実験に必要なポジトロン放出核種の製造技術及びその標識化合物の合成研究について発表する。
内田 博*; 大村 知秀*; 鈴木 寿博*; 辻 淳憲*; 山下 貴司*; 藤村 卓; 松橋 信平; 久米 民和
放射線と産業, (80), p.6 - 10, 1998/00
医学分野で用いられているポジトロン放出核種による非破壊計測法を、植物計測分野で応用するための簡易型ポジトロンイメージング装置を開発した。本装置の性能は、(視野):1対の検出器で5048mmであるが、検出器材の増設により拡大できる、(空間分解能):検出器間隔20cmで2.6mm(FWHM)を得た、(高計数率特性):
NO
を含む水を用いて2kcpsまで数え落しなく計測可能である、(感度):高計数率特性のデータより24.5cps/kBq/mlと算出された、(最短計測時間):5秒であるが良好な画像を得るためには、ある程度の計数が必要である。なお、
N(1.2MeV)や
O(1.73MeV)などのポジトロンのエネルギーが高いRIを用いる場合には、ボジトロン自信が葉などの扁平な植物体内で消滅せずに抜け出してしまう割合が多くなり、バックグラウンドが上昇しS/N比が劣化するという問題点も明らかとなった。
久米 民和; 藤村 卓; 石岡 典子; 内田 博*; 辻 淳憲*
Nature, 389(6649), 1 Pages, 1997/09
浜松ホトニクス(株)が有しているNatureの広告ページに、ポジトロン放出核種を用いた植物体内における水、光合成産物、窒素化合物などの物質の動的イメージ計測法を紹介する。植物用のPositron Emitting Tracer Imaging Systemを開発し、植物の生体機能研究への応用を検討している。核医学分野で既に実用的に用いられているPETに比べ、本装置は空間分解能が2.5mm以下と高く、低濃度のトレーサーでのS/N比の良いイメージを得ることが可能などの特徴を有している。本手法を用いて、根から吸収された水や硝酸、葉で合成された光合成産物等の植物体内での挙動についての検討を行っている。切りバラにF-水を投与して、節部における移行を調べた結果、投与直後に葉への移行が観察され、その後ゆっくりと茎上部へ移行することが観察された。このように、本計測システムを用いることにより、植物の節部での溶質分配などの計測が可能である。
久米 民和; 松橋 信平; 島津 昌光*; 伊藤 均; 藤村 卓; 安達 勝彦*; 内田 博*; 石岡 典子; 松岡 弘充; 長 明彦; et al.
Applied Radiation and Isotopes, 48(8), p.1035 - 1043, 1997/00
被引用回数:51 パーセンタイル:94.77(Chemistry, Inorganic & Nuclear)ポジトロン・イメージング装置を用いて、植物における水の吸収と移行について検討した。TIARAのAVFサイクロトロンで製造したF-水を用いて、葉の画像解析を行った。植物体としてはダイズを用い、切断した茎から2分間
F-水を吸収させ、葉における
F活性を50分間計測した。非照射のダイズでは5分後に最大値に達したが、100Gy照射試料では最大値に達するまで15分を要し、また吸収量も低かった。従って、100Gy照射試料では外見上の変化はほとんど認められないが、吸水能力は著しく低下していることがわかった。また、葉柄に近い部分の葉脈を切断した場合、吸収された
Fの減少が認められるが、葉の先端でも活性が検出され、葉肉から水のまわりこみが認められた。以上のように本装置は植物体内での物質の移行をみるのに有効な手段であり、植物機能解明の研究に役立つと考えられた。
L.Z.Xin*; M.Carenza*; 嘉悦 勲*; 熊倉 稔*; 吉田 勝; 藤村 卓
Radiation Physics and Chemistry, 40(6), p.579 - 584, 1992/00
低温放射線重合による機能材料の開発を目的として、多孔性の高分子ハイドロゲルを合成し、含水率測定、電子顕微鏡観察などを行い、さらにこのゲルを用いて固定化した酵母のエタノール生産性と、物理的性質との関係を調べた。高分子ハイドロゲルを滅菌後、酵母培養液中に投入し震とう培養した。酵母は担体表面に付着し、ハイドロゲル担体の孔を通って担体内部に、増殖しながら浸入し固定化された。酵母細胞が固定化される程度やエタノール生産性は、担体の親水性や多孔性が大となる程、高くなることがわかった。
江草 茂則; 藤村 卓
インテリジェント・マテリアル, p.195 - 206, 1991/00
次世代の材料として期待されているインテリジェント材料(環境条件に知的に応答し、機能を発現する能力を有する新物質・材料)の応用分野の一つとして原子力や航空宇宙等の極限環境分野を取り上げ、将来この分野で使用されるインテリジェント材料を開発するための基盤技術の現状と発展の方向性について概説した。先端高分子複合材料等の母材中に圧電材料、形状記憶合金、光ファイバ、電気粘性流体等の機能性材料を埋め込み一体化することにより、センサ機能とアクチュエータ機能とを有するスマート材料を創製しようとする研究の幾つかを紹介する。現時点におけるこれらのスマート材料は、厳密な意味ではインテリジェント材料ではないが、将来インテリジェント材料に発展しうる有力候補の一つである。
藤村 卓
放射線科学, 1989(48), p.23 - 27, 1989/00
サイクロトロンを用いて、植物や動物の生理・代謝等の生体機能を解明するための研究計画を進めている。この研究では、サイクロトロンからのイオンビーム照射によって生成される短寿命のポジトロン放出核種等を用いた生体計測技術を中心として、光・磁気等を用いた各種生体計測技術を複合的に用いることにより、植物・動物・微生物・細胞等の生きたままの生体機能を多角的に解析する。また、イオンビームを生体に照射し、照射中の生きたままの生体機能の変化をin situで計測、解析する。
藤村 卓; M.Carenza*; 嘉悦 勲
Radiation Physics and Chemistry, 31(4-6), p.653 - 655, 1988/00
低温放射線重合性を用いて高分子担体を作成し、この担体に酵母を物理的吸着法と酵母自身の増殖能力とを併用した方法で固定化した。
藤村 卓; 嘉悦 勲
Biotechnol.Bioeng., 29, p.171 - 175, 1987/00
放射線重合法を用いて固定化された酵母において、固定化に用いられた高分子担体の含水率が高い程、単位体積当りに固定化された酵母の数が多くなり、高い活性が得られた。これらの高分子担体は0C以下の低温における放射線重合によって作製された。この高い活性の原因として考えられる二つの可能性について議論した。本研究では、高分子担体の含水率とこの担体を用いて固定化した酵母の活性を論じた。この含水率と活性の関係の研究は、一般的な微生物の固定化において、固定化用担体の化学的・物理的構造を設計するのに、きわめて有用である。
藤村 卓; 嘉悦 勲
Zeitschrift fr Naturforschung, C, 40, p.576 - 579, 1985/00
放射線重合法で固定化された酵母において、固定化に用いられた高分子担体の分子運動性が高い程、単位体積当りに固定化された酵母の数が多くなり、高い活性が得られた。これらの高分子担体は0C以下の低温における放射線重合によって作製された。膨潤状態における高分子担体の分子運動性をNMRスペクトルの線巾によって評価した。高い活性の原因について議論した。本研究では高分子担体の分子運動性と、この担体を用いて固定化した酵母の活性を論じた。この研究は一般の微生物の固定化において、固定化担体の化学的、物理的構造を検討するのに、きわめて有用である。
藤村 卓; 嘉悦 勲
Appl.Biochem.Biotechnol., 8, p.145 - 151, 1983/00
被引用回数:14 パーセンタイル:48.79(Biochemistry & Molecular Biology)液体燃料としてのエタノールを連続的かつ高速で、糖から生産することを目的として、放射線重合法を用いて酵母を固定化した。特に、放射線重合性のモノマー組成、水との混合比を変えて、担体の化学的組成・物理的構造を連続的に変化させ、発酵活性との関係を調べることを意図した。得られた固定化酵母のうち、最も活性の高いものを用いて発酵反応を行わせると、150合で100%の糖が、エタノールに変換されるという極めて高い活性の固定化物であることが判明した。この高い活性は500時間以上、保たれた。
熊倉 稔; 藤村 卓; 嘉悦 勲
Eur.Polym.J., 19(7), p.621 - 626, 1983/00
被引用回数:10 パーセンタイル:57.1(Polymer Science)ヒドロキシエチルメタクリレートモノマーを用いた酵素及び菌体の放射線重合を利用しての固定化との関連において、ヒドロキチエツルメタクリレートと水との混合系の低温放射線重合反応の初期過程を調べた。重合反応速度は水の添加によって加速され、その加速効果はTgより少し高い温度において、温度の上昇と共に増大することが明らかになった。重合反応速度の極大点は-50C付近にあることが分った。重合反応の開始および成長ラジカルはESRを用いて調べた。低温でモノマーを照射して生成されるラジカルは7本線スペクトラムで等価なプロトンをも開始ラジカルと同定された。このラジカルは-120~100
Cで9本線のスペクトラムに変化して成長ラジカルになることが明らかなった。混合系のESRのスペクトラムの温度依存性についても水の重合加速効果の観点から調べた。
藤村 卓; 嘉悦 勲
Int.J.Appl.Radiat.Isot., 34(6), p.929 - 931, 1983/00
被引用回数:13 パーセンタイル:91.35(Nuclear Science & Technology)農産廃棄物中のセルロースの酵素法で糖化し、生成した糖を酵母によってエタノールに変換するプロセスに対する放射線の利用技術の一つとして、酵母の放射線重合法による固定化を検討した。特に固定化することによって発酵反応を高速化・連続化することを目的とした。まず、ガラス化性モノマーの低温放射線重合により、種々の組成の多孔性の高分子担体を作製した。この高分子担体に酵母と低濃度のモノマーを浸み込ませ、放射線重合により酵母を固定化した。固定化した酵母のエタノール生産能力の最大値は、固定化物と同様に好気的に培養した固定化しない酵母のエタノール生産能力の最大値の約10倍に達した。固定化酵母の高い活性は480時間以上にわたって持続した。これらのことから、固定化酵母を好気的に培養することによって固定化物の内部で酵母が増殖し、高い活性を持つようになると共に、長期間活性が維持されることが明らかとなった。
藤村 卓; 嘉悦 勲
膜, 8(3), p.142 - 149, 1983/00
微生物、細胞内の小器官であるオルガネラ、組織細胞など、複合酸素系を持つ生体触媒の固定化を、放射線法によるものを含めてレビューした。これまでの各固定化法の比較研究により低温放射線重合法による多孔質な担体が、基質・生成物の拡散にとって重要であることが明らかになりつつある。また、放射線重合法では、モノマー組成などをかえることにより、担体の性質を連続的に変化させて、固定化物の活性との関係を調べることができる。このような点は固定化の研究における放射線重合法の大きな利点である。