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權田 真幸; 国井 克彦; 中嶋 英充; 池田 貴儀; 板橋 慶造; 小池 明美*; 五十嵐 歩*
Proceedings of 12th International Conference on Grey Literature (GL-12), p.113 - 117, 2011/00
今日、学術情報の流通性が国際的に向上し、学術コミュニケーションは"国際語"である英語が中心となっている。一方、英語以外で書かれた文献については、言語の壁があり、物理的な流通性は英語文献と同様に向上しているにもかかわらず、依然"灰色文献"のままとなっていると推察される。こうした中、IAEAを中心に作成されているINISデータベースでは、書かれた言語にかかわらず、収録された文献情報は標題,抄録など、すべて英語で作成されており、原子力分野の学術情報の国際的な流通に寄与している。しかしながら、非英語雑誌の雑誌タイトルは字訳されたローマ字で表記されており、その言語を理解できない利用者にとっては、雑誌の主題や性格がわからないという欠点があった。この表記では、日本語を理解できない利用者はどのような雑誌かわからず、せっかく必要な記事が掲載されていたとしても、入手を躊躇してしまう恐れがある。日本語をはじめとする非英語雑誌の流通性を向上させるためにはこの言語の壁は早急に取り払われるべきである。そこで、非英語雑誌に掲載された文献の流通を向上させる試みとして、日本語雑誌を例にINISデータベースに収録されている雑誌タイトルの翻訳リストを作成した。このリストをINISデータベースに公開するほか、将来的にはデータベースに実装することにより非英語雑誌の流通性向上の一助とする。
下茂 道人*; 山本 肇*; 城 まゆみ*; 山上 順民*; 文村 賢一*; 熊本 創*; 五十嵐 孝文*
JNC TJ7440 2005-083, 991 Pages, 2003/01
東濃地科学センターにおける超深地層研究所計画では,これまで,深度約1,000mの試錐孔を用いた各種試験が実施され,それらの調査結果をもとに深部地下の水理・地質構造の評価ならびにモデル化が進められている。しかし,試錐調査結果は平面的には点のデータであることから,構築された水理地質構造モデルの妥当性を検証するためには,周辺地盤の三次元的な場における水理的連続性の情報が不可欠である。 本年度は,広い領域での水理的連続性および透水性に関する情報を取得することを目的とし,超深地層研究所計画用地内(以下,試験サイト)に削孔された深度約1000mのMIU-2号孔において,長期(10日間2週間程度)の揚水試験を行った。 本試験結果により,試験サイト内の各試錐孔で検出されている透水性割れ目の孔間での連続性が確認されたとともに,すでに構築された水理地質構造モデルの妥当性の検証ならびに改良のための貴重なデータを取得することができた。
上田 貴宏*; 洞 秀幸*; 五十嵐 敏文*; 城 まゆみ*; 佐高 裕之
no journal, ,
北海道の幌延深地層研究センターの排水処理施設では、立坑湧水や掘削土(ズリ)から浸出する高濃度のアンモニア態窒素を処理している。しかしアンモニア態窒素が硝化反応により硝酸態窒素となるため、新たな窒素処理が必要となる可能性もある。そのためさまざまな条件(塩素イオン濃度,雰囲気温度,飽和状況を変更)を設けたカラム試験を実施することで、掘削土における硝化反応などの窒素溶出挙動の影響因子を評価し、さらに対策案を検討した。この試験により、幌延深層における高塩分を含む地下水が高濃度のアンモニア態窒素の溶出に影響を及ぼすことや、温度や水分による飽和状況が硝化反応に影響を及ぼすということがわかった。試料を浸漬させ、飽和状況としたカラム試験において硝化反応が顕著に抑制されたため、原位置での対策として「湛水法」を講じることで硝化反応を抑制できる可能性があることが示された。
五十嵐 敏文*; 上田 貴宏*; 洞 秀幸*; 城 まゆみ*; 工藤 元
no journal, ,
北海道の幌延深地層研究センターの排水処理施設では、立坑や掘削土から高濃度で浸出するアンモニア態窒素を処理している。しかしアンモニア態窒素が硝化反応により硝酸態窒素になると、効率的な窒素処理ができなくなる。そのためさまざまな条件を設けたカラム試験を実施することで、掘削土における硝化反応などの窒素溶出挙動の影響因子を評価し、対策案を検討した。この試験の結果、温度や水分飽和状態が硝化反応を抑制できることが明らかになった。このことから、原位置での対策として「湛水法」を講じることで硝化反応を抑制できる可能性があると判断される。