Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
浅森 浩一; 梅田 浩司; 石丸 恒存; 小松 亮*
JNC TN7450 2002-003, 39 Pages, 2003/03
火山・地熱活動による地下水の水質等に及ぼす影響を定量的に把握するための基盤情報として、全国各地の温泉水の化学分析値を取りまとめた「温泉地化学データベース」を作成した。本データベースは、温泉水の湧出量、化学分析値、pH、利用目的等について、学術論文や各自治体の衛生研究所発行の報告書等の記載値約20,800件を取りまとめたものである。また、空間解析に必要とされる採取地点の緯度・経度については、今回、データベースに収録されているデータの約半数を特定した。
石丸 恒存; 郡谷 順英; 松村 修治*
JNC TN7420 2002-002, 158 Pages, 2002/10
本業務は、地震動の影響に関する研究の一環として、(株)熊谷組が宮城県・福島県太平洋沿岸地域に設置している強震アレー観測システムのうち、宮城県柴田町に位置するセンターアレーで観測された地震記録を用い、地下深部地表における加速度振幅の増幅特性について検討することを目的に実施したものである。観測地震から得られた加速度波形を用い、最深観測点を基準とした場合の最大加速度振幅の増幅率及び実効値の増幅率を算定し、釜石鉱山での解析データと比較することにより地震動の増幅特性を検討した。その結果は以下のとおりである。・最大加速度振幅および加速度波形の実効値から算定した増幅率は、いずれも軟岩層ではほぼ一定であるが、地表面付近の洪積・沖積層では軟岩層中の増幅率に比べ34倍程度の値を示す。また、実効値の増幅率は、最大加速度振幅から求めた増幅率よりもばらつきは小さい。・今回の解析結果と核燃料サイクル開発機構殿が実施した釜石鉱山の解析結果と比較すると、観測地点の岩種及び地質構造等が違うが、両地点とも岩盤中での増幅率は比較的小さく、地表面に近づくにしたがい、その値は大きくなる傾向を確認することができた。
石丸 恒存; 角田 地文; 棚瀬 充史*
JNC TN7420 2002-001, 43 Pages, 2002/07
単成火山群の時空分布や活動特性に関する特徴を検討するため,わが国における15Ma以降の単成火山群の分布,年代,活動史に関する文献収集を行い、その概要について整理した。また,わが国及び海外の島胡弧に分布する単成火山群の成因,深部モデル,マグマプロセス等についても文献収集を行い,その概要について取りまとめた。
藤原 治; 石丸 恒存; 岩月 輝希; 清水 和彦
JNC TN7410 2001-014, 21 Pages, 2001/04
None
武田 精悦; 長谷川 健; 杉原 弘造; 中司 昇; 中野 勝志; 松井 裕哉; 石丸 恒存
JNC TN7410 2000-003, 65 Pages, 2000/11
None
佐藤 稔紀; 石丸 恒存; 杉原 弘造; 清水 和彦
PNC TN7410 92-018, 46 Pages, 1992/06
我が国の地質環境特性を把握するために、土木建設、地質、鉱山、水資源、地熱開発等の学会誌や一般刊行物等の文献を調査し、岩石の物理的特性に関するデータを収集した。収集対象データは、熱伝導率、有効間隙率、一軸圧縮強度などで、文献数は179、収集データは3671件におよんだ。収集したデータを解析した結果、密度、弾性波速度(縦波)、一軸圧縮強度等の一部の物理的特性については、岩種別にその範囲を大まかに捉えることが出来た。しかし、その他の物理的特性については、岩種別の傾向を論ずるに十分なデータ数を得ることが出来なかった。また、地下数100m以深についての情報はほとんど得られなかった。今後は地下深部におけるデータの取得・収集が課題である。
石丸 恒存; 清水 和彦
PNC TN7410 91-031, 31 Pages, 1991/10
地質環境の長期的隔離性能を評価する上で、我が国においてとくに考慮すべき天然事象のひとつである火山活動を対象に、(1)火山の分布特性とその時間的変化、(2)火山活動の規模や規則性、(3)将来における火山発生の可能性、を把握することを目的として、文献調査による情報の整理と考察を行った。その結果、上記(1)(2)に関しては、既存情報の整理によって以下の知見が得られた。・日本列島は5つの島弧(弧状列島)からなっており、火山は各島弧において火山フロントと呼ばれる一線よりも大陸側にだけ分布している。・日本列島における火山活動は、一部の例外を除き、新第三紀(約2500万年前約200万年前)以降ほぼ同じ場所で起こっている。・火山活動には、活動期と休眠期からなる周期性があり、一般に大規模な噴火ほど周期(休眠期)が長い。また、上記(3)については、既存情報を用いた検討によって以下の結果が得られた。・日本列島における第四紀(約200万年前以降)の火山の発生頻度は、おおむね数千年に1個程度と考えることができる。・今後の数千年や数万年の間に、現在の火山の周辺地域以外の地域で新たな火山活動が起こるとは考えられない。
石丸 恒存
30th IGC Proceedings, ,
岩手県釜石鉱山において,地震に伴う地下水変化を把握するために,地震観測および3つの試錐孔での水圧観測を実施している.1991年11月から1995年12月までに地震時に水圧変化が観測された現象は21例であった.地震に伴う水圧変化幅は,ほとんどが0.1kgf/cm2以下であり最大で0.35kgf/cm2,であった.これらの変化は,地震直後に急激に変化した後,その後一週間程度で基の状態に回復した.水圧観測用の試錐孔では,主に降雨量の季節変化によると考えられる年間の水圧変動幅は約1.0kgf/cm2であるので,地震に伴う水圧変化は,この年間変動幅に収まっている.また,釜石鉱山地震に伴う水圧変化の大きさは,地震の震央距離とマグニチュードから理論的にもとめた岩盤歪み量と正相関があることが認められた.