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遠藤 暁*; 富田 順平*; 田中 健一*; 山本 政儀*; 福谷 哲*; 今中 哲二*; 坂口 綾*; 天野 光; 川村 秀久*; 河村 日佐男*; et al.
Radiation and Environmental Biophysics, 47(3), p.359 - 365, 2008/07
被引用回数:5 パーセンタイル:21.37(Biology)旧ソ連セミパラチンスク核実験場の境界から約60km離れたドロン村は、1949年8月に行われた最初の核実験で高度に汚染された。現地で採取した土壌試料中Iを測定することで、短半減期ヨウ素(おもに
I)から住民が受けた甲状腺線量を推定する研究を開始した。土壌試料中
Iは日本原子力研究開発機構むつ事務所の加速器質量分析装置(AMS)で測定した。測定された土壌中
I蓄積量の平均値は8.0
10
atoms/m
であり、土壌中
I蓄積量と
Cs蓄積量との関係からドロン村の
Iバックグラウンドレベルと
I/
Cs比を求めた結果、
I/
Cs比は
Puの高速中性子による核分裂収率と一致することがわかった。
島 茂樹*; 賀佐 信一*; 天野 光; 長尾 誠也*; 山本 政儀*; 百島 則幸*; 古川 雅英*; 木村 秀樹*; 河村 日佐男*
JAEA-Conf 2008-003, p.28 - 31, 2008/04
我が国初の商業再処理施設の本格稼動に向け、その施設が建設されている六ヶ所村周辺海域あるいはその海域に影響を与える海水中I濃度について、文献調査を実施し、その現状などについて検討した。さらに、ヨーロッパを発生源とする人為起源
Iの飛来の可能性について、大気の前方流跡線解析を行った。また、雨水中の
I濃度及び海水中での無機態ヨウ素の化学形について、予備的な測定も行った。これらの予備的な結果から六ヶ所村沖の海水中の
Iは、英仏の再処理施設の影響を受けていること、雨水中の
I濃度は、海水より1桁高いこと、表層海水中の
IはほぼI
として存在していることが明らかとなった。今後、このような測定事例を増やすとともに、有機態ヨウ素を含めた人為起源の
Iの挙動を明らかにする必要がある。
賀佐 信一*; 澤藤 奈都子*; 甲 昭二; 木下 尚喜; 天野 光; 河村 日佐男*
Radioisotopes, 56(4), p.155 - 162, 2007/04
溶媒抽出による前処理法を用いた加速器質量分析(AMS)によって、海水中のIを定量するための実用的な方法を開発した。この方法は、1Lの海水から海水中のヨウ素酸イオンをアスコルビン酸によってヨウ化物イオンに還元した後、全無機ヨウ素をn-ヘキサンを用いて溶媒抽出するものである。溶媒抽出の回収率は、イオンクロマトグラフを用いて全ヨウ化物イオンを定量することによって求めた。分析精度及びその正確さは、希釈したNIST SRM 3230 Level I標準溶液を添加した海水と濃度既知の海水で確認し、AMS測定の繰り返し精度は、海水試料及び硝酸銀とヨウ化カリウムから調製したヨウ化銀によって確認した。これらの分析の結果、分析精度及びその正確さは十分満足できるものであった。また、前処理を含む分析の繰り返し精度は約10%であった。本法は十分な分析精度及び正確さを有しており、
I濃度レベルの低い海水の定量に利用できる。
篠原 邦彦; 岡島 俊之*; 河村 日佐男*; 重松 道造*; Kozlen, M. T.*
Health Physics, 67(2), p.187 - 191, 1994/00
被引用回数:33 パーセンタイル:98.04(Environmental Sciences)チェルノブイル事故に伴う降下物の影響を受けた、ウクライナ共和国コロステン地区における環境放射能を調査した結果がまとめられている。(134・137Cs, 129I, 90Sr, 238・239・240Pu)この結果によると、137Cs:9601210Bg/Kg、乾土6110Bg/Kg、キノコ129I/127I:4.3
E(-6),1
E(-7)で、汚染は少ないものの、チェルブイル事故の影響が見られた。(許可申請者、127I,129Iの評価に協力した。)