Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Shirage, P. M.*; 宮沢 喜一*; 石角 元志; 木方 邦宏*; Lee, C.-H.*; 竹下 直*; 松畑 洋文*; 熊井 玲児*; 富岡 泰秀*; 伊藤 利充*; et al.
Physica C, 469(9-12), p.355 - 369, 2009/06
被引用回数:40 パーセンタイル:79.06(Physics, Applied)高圧合成を用いてLnFeAsO系超伝導体の合成を行いその評価を行い、特に酸素欠損,Lnイオン半径の変動,外圧のTcに与える影響を調べた。すべての実験データは結晶構造と超伝導の強い相関を示している。単結晶PrFeAsOの上部臨界磁場測定より異方性は5程度で銅酸化物より小さいことがわかった。また、高圧合成法は122系の物質合成・単結晶に対しても有効であることを示す。
吉田 良行*; 池田 伸一*; 松畑 洋文*; 白川 直樹*; Lee, C.-H.*; 片野 進
Physical Review B, 72(5), p.054412_1 - 054412_7, 2005/08
被引用回数:124 パーセンタイル:94.87(Materials Science, Multidisciplinary)二重層化合物CaRu
O
の結晶構造を電子線回折と中性子回折によって調べた。回折パターンの温度依存性は全ての格子定数が48Kの一次のメタル-ノンメタル転移点で、結晶空間群の変化を伴うことなく、突然変化することを明らかに示した。またNeel温度56K以下の温度で磁気反射が観測された。この結果から、磁気構造は面内で強磁性的に、面間で反強磁性的に配列しているモデルを提案した。このモデルによれば、6T付近での磁気抵抗の磁場依存性が矛盾なく説明できる。
酒井 宏典; 加藤 治一; 神戸 振作; Walstedt, R. E.; 大野 浩之*; 加藤 将樹*; 吉村 一良*; 松畑 洋文*
Physical Review B, 66(10), p.100509_1 - 100509_4, 2002/09
被引用回数:25 パーセンタイル:72.16(Materials Science, Multidisciplinary)パイロクロア型酸化物超伝導体CdRe
O
の
200Kにおける構造相転移についてX線・電子線回折,
Cd核NMR測定を用いて研究を行った。高温領域(T
)の帯磁率は大きな負のWeiss温度をもつCurie-Weiss則に従う。このことは、この系が反強磁性的相互作用をもつ局在モーメント的に振る舞うことを示しており、幾何学的なフラストレーションを導く。X線・電子線回折測定から
以下の温度領域において、ナノサイズのストライプ構造を誘起するReの4量体化が示唆された。
Cd核NMR測定のいわゆる
-
プロットから大きな軌道帯磁率が示唆され、また、スピン帯磁率と核磁気緩和率を温度で割った
が
以下で鋭く減少することから、フェルミ面における状態密度の減少,部分的なエネルギーギャップの形成が示唆された。