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論文

Influence of atmospheric deposition and climate change on lake eutrophication and environment in Lake Buir (eastern Mongolia) over the last century

板山 由依*; Davaasuren, D.*; 落合 伸也*; 南 雅代*; 益木 悠馬*; 由水 千景*; 内田 真緒; 丹羽 正和; 陀安 一郎*; 長尾 誠也*; et al.

Catena, 258, p.109297_1 - 109297_11, 2025/10

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Geosciences, Multidisciplinary)

Eastern Mongolia Plateau is situated at a northern limit of the current East Asian summer monsoon facing the Westerlies and is important area for understanding of the paleo environmental changes. This study investigated geochemical and physical properties of a 49 cm length sediment core, retrieved from the deepest part in Lake Buir, eastern Mongolia, to reveal the sedimentary records of the recent past climate changes.

論文

Linking combustion-derived magnetite and black carbon; Insights from magnetic characterization of PM$$_{2.5}$$ in downwind East Asia

土屋 望*; 池盛 文数*; 川崎 一雄*; 山田 怜奈*; 畑 光彦*; 古内 正美*; 岩本 洋子*; 兼保 直樹*; 定永 靖宗*; 渡邊 隆広; et al.

Environmental Science & Technology, 59(21), p.10400 - 10410, 2025/05

 被引用回数:1 パーセンタイル:53.14(Engineering, Environmental)

本研究では、能登地方で採取したPM2.5の磁気、安定炭素同位体比、放射性炭素、バイオマスバーニングの有機マーカー等を調査した。特に、磁気と炭素性物質の情報をもとにPM2.5発生源に関する新たな環境指標を提唱した。

論文

Redox control in arsenic accumulation with organic matter derived from a varved lacustrine deposit in the Jurassic accretionary complexes

益木 悠馬*; 勝田 長貴*; 内藤 さゆり*; 村上 拓馬*; 梅村 綾子*; 藤田 奈津子; 松原 章浩*; 南 雅代*; 丹羽 正和; 吉田 英一*; et al.

Journal of Hazardous Materials, 485, p.136843_1 - 136843_10, 2025/03

 被引用回数:2 パーセンタイル:11.24(Engineering, Environmental)

滋賀県東部の姉川上流域には、伊吹山の斜面崩壊でせき止められて生じた2つの湖成層の河岸段丘が分布する。このうち、下位の湖成層は、植物遺体のC-14年代測定から完新世中期に形成されたことが明らかとなった。また、湖成層の岩相は、mmスケールの縞状構造に富む層が10cmオーダーでシルト質粘土層と互層し、化学分析からヒ素が大陸地殻の約30倍の濃度(77$$mu$$g/g)で濃集する。さらに、蛍光X線やX線吸収分光などを用いた微小領域測定から、縞状構造は1年に1枚の縞を刻む年層であること、ヒ素は春季と秋季の循環期に堆積したこと、ヒ素は硫化物として存在し非晶質有機物と共存することなどが示された。これらの結果から、年縞のヒ素濃集は、季節変動に伴う有機物の供給と、続成過程における有機物分解によるレドックス変動によって生じたことが明らかとなった。

論文

Characteristics in trace elements compositions of tephras (B-Tm and To-a) for identification tools

奈良 郁子*; 横山 立憲; 山崎 慎一*; 南 雅代*; 淺原 良浩*; 渡邊 隆広; 山田 和芳*; 土屋 範芳*; 安田 喜憲*

Geochemical Journal, 55(3), p.117 - 133, 2021/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:33.80(Geochemistry & Geophysics)

白頭山噴火年代は西暦946年であることが広く認められている。噴火で分散した白頭山-苫小牧(B-Tm)テフラは、精確な年代を示す鍵層となる。従来は、このテフラを同定するため、火山ガラス片の屈折率と主成分元素組成が使われていた。しかし、希土類元素に着目した微量元素分析やテフラ層の全堆積物に対する微量元素分析はこれまでほとんど報告例がない。本論文では、東北地方の小河原湖の堆積物コアから採取したB-Tmテフラ及び十和田カルデラ(To-a)テフラについて、火山ガラス片と全堆積物の主要元素及び微量元素分析結果を示す。主要元素及び微量元素の深度プロファイルでは、B-Tmテフラ層においてK$$_{2}$$Oと微量元素の増加が確認されたが、To-aテフラ層においては、これらの元素の増加は確認されなかった。B-Tmテフラ層で検出された高濃度の微量元素は全堆積物だけではなく、ガラス片にも確認された。B-Tmテフラ層のガラス片にみられる元素(特に希土類元素)の組成パターンは、他の日本のテフラガラスとは明らかに異なる。ガラス片と全堆積物の微量元素組成は、B-Tmテフラと他の日本のテフラを区別する上で、有用な指標となると考えられる。

論文

A Suitable procedure for preparing of water samples used in radiocarbon intercomparison

高橋 浩*; 南 雅代*; 荒巻 能史*; 半田 宙子*; 國分 陽子; 伊藤 茂*; 熊本 雄一郎*

Radiocarbon, 61(6), p.1879 - 1887, 2019/12

 被引用回数:3 パーセンタイル:12.66(Geochemistry & Geophysics)

水試料の放射性炭素の研究機関ごとの比較プログラムを実施するためには、適切な比較試料を配布することが重要である。そのために、人工的に調製した試料を用いることが必要で、その調製法や均質性についての検討を実施した。さらに、作製した試料を用いて国内の関連機関による相互比較を実施した。

論文

琵琶湖に流入する安曇川, 野洲川の川床堆積物中$$^{10}$$Be濃度の粒径依存性

藤沢 純平*; 南 雅代*; 國分 陽子; 松崎 浩之*

JAEA-Conf 2018-002, p.91 - 94, 2019/02

ベリリウム-10($$^{10}$$Be)は高層大気中で生成される宇宙線生成放射性核種であり、BeOやBe(OH)$$_{2}$$の形でエアロゾルなどに付着して滞留した後、降水とともに地表面に沈降する。地表に降下した$$^{10}$$Beは、河川などを通じて運搬され、海底や湖底に堆積していく。$$^{10}$$Beは地球表層における大気循環や水循環など、全球的・地域的な物質循環の影響を受けることから、過去の気候変動を調べる指標の一つとして近年注目されている。ベリリウムはpH$$>$$5においてほとんどが水酸化物となり、土壌や鉱物の粒子表面に吸着する形で存在する。したがって細粒の粒子を多く含む堆積物は単位質量当たりの表面積が大きくなり、$$^{10}$$Be濃度が大きくなると考えられ、粒径組成の異なる堆積物試料を分析する際には、粒径の影響を考慮する必要がある。本研究では、河川堆積物の粒径と$$^{10}$$Be濃度にどのような関係があるかを明らかにすることを目的にした。琵琶湖に流入する18河川の河口付近で河川堆積物を採取し、5区分の粒径に分け、東濃地科学センターの加速器質量分析装置にて$$^{10}$$Be濃度を測定した。

論文

琵琶湖流入河川の河床堆積物のmeteoric-$$^{10}$$Be

藤沢 純平*; 南 雅代*; 國分 陽子

第18回AMSシンポジウム報告集, P. 30, 2016/03

本研究では、琵琶湖流入河川の河床堆積物の$$^{10}$$Be/$$^{9}$$Beを測定し、比較的流域面積の狭い日本の河川においても、河床堆積物の$$^{10}$$Be/$$^{9}$$Beが集水域の浸食速度の指標となるかどうかを調べた。試料は知内川, 安曇川, 比良川, 野洲川, 姉川, 日野川, 草津川, 柳川の河口付近で採取した粒径180$$mu$$m以下の河床堆積物を用いた。河床堆積物の$$^{10}$$Be濃度は、安曇川が17.1$$times$$10$$^{7}$$ atoms/gと高い値を示した他は、1.9$$sim$$8.6$$times$$10$$^{7}$$ atoms/gの範囲内の値を示した。河床堆積物の$$^{10}$$Be/$$^{9}$$Beから求めた浸食速度は険しい山間部を流れる河川で大きく、平野部を流れる河川では小さい傾向が見られた。また、求めた浸食速度と各河川に最も近い観測所で観測された年平均降水量の間には、安曇川試料を除き、よい正の相関(R$$^{2}$$=0.985)が見られた。この結果から、琵琶湖周辺においては降水が浸食に与える影響が大きく、河床堆積物の$$^{10}$$Be/$$^{9}$$Beが周辺地域の降水量の指標として使えることが示唆された。

論文

水試料の$$^{14}$$C比較プログラム(RICE-W); 沈殿法の検討

南 雅代*; 高橋 浩*; 荒巻 能史*; 國分 陽子; 伊藤 茂*; 中村 俊夫*

名古屋大学加速器質量分析計業績報告書,26, p.132 - 137, 2015/03

研究機関による前処理法の違い等による水試料中の溶存無機炭素(DIC)の$$^{14}$$C分析値のばらつきを比較・検討するため、水試料の$$^{14}$$C比較プログラム(RICE-W: Radiocarbon Intercomparison on Chemical Experiments, Water series)を立ち上げた。まず、予備的に採取したDIC濃度・塩濃度の異なる水試料(表層海水,温泉水,地下水, NaHCO$$_{3}$$水溶液)を6機関に配布し、各機関それぞれの化学前処理法によってDIC-$$^{14}$$C分析を実施し、現在、得られた結果をもとに、RICE-Wプログラムの本格的始動に向けての基礎検証を行いつつある。本稿においては、RICE-Wプログラムの実施状況を簡単にまとめ、特に沈殿法(SrCl$$_{2}$$やBaCl$$_{2}$$を添加して炭酸塩を生成させた後、リン酸を添加してCO$$_{2}$$を発生させる方法)による結果についてまとめた。その結果、塩濃度の高い水試料に沈殿法を用いた場合、沈殿剤(SrCl$$_{2}$$, BaCl$$_{2}$$), pH調整剤(NH$$_{3}$$, NaOH)によっては、沈殿が生成しにくい場合や、沈殿が生成しても炭素回収率が低い場合、そして現代炭素による汚染を受ける可能性があることが明らかとなり、沈殿法の最適な統一基準を設定する必要性が提示された。

論文

Long-term stability of fracture systems and their behaviour as flow paths in uplifting granitic rocks from the Japanese orogenic field

吉田 英一*; Metcalfe, R.*; 石橋 正祐紀; 南 雅代*

Geofluids, 13(1), p.45 - 55, 2013/02

 被引用回数:15 パーセンタイル:50.06(Geochemistry & Geophysics)

高レベル放射性廃棄物の地層処分などの地下施設を建設するうえでは、地下水や物質の移動場の長期的な変遷を評価するために、岩盤中の割れ目ネットワーク構造を理解する必要がある。しかし、変動帯に位置する結晶質岩中における透水性割れ目の長期的な変化や定常性については、理解されていない。これらを明らかにするために、日本に分布する異なる時代に形成された岩体を対象に検討を行った。また、割れ目の形成から充填の過程を明らかにするために、瑞浪超深地層研究所の深度300mで取得したサンプルを用いて、割れ目の幾何学的特徴の整理及び地球化学的検討を行った。形成年代の異なる岩体を対象とした検討の結果、割れ目の形成・充填は、(1)岩体の温度低下に伴う引張割れ目の形成、(2)比較的早い岩体上昇中に発生する熱水循環による割れ目の充填、(3)低温の地下水の循環による割れ目の充填の過程を経ることが考えられた。また、割れ目充填鉱物としての炭酸塩鉱物の炭素同位体組成は、沈殿した地下水の水質ごとに異なり、炭酸塩鉱物沈殿時の地下環境を示している。これらに着目することで、割れ目の形成及び充填に関する詳細なモデルの構築が可能であると考えられる。

口頭

モンゴル高原東部ブイル湖の湖底堆積物を用いた過去89年間の環境変動解析

板山 由依*; 益木 悠馬*; 南 雅代*; 落合 伸也*; 由水 千景*; 陀安 一郎*; 丹羽 正和; 勝田 長貴*

no journal, , 

本研究では、モンゴル高原東部ブイル湖の湖底堆積物を用いて、生物源シリカの含有量分析や粒度分析、及び全窒素・全硫黄・全有機炭素分析などを行い、環境変動の復元を試みた。その結果、各分析データと、夏季モンスーン降水量の増減による流域からの砕屑物や栄養塩の流入量の変化や、大気降下物の影響との関係について明らかにすることができた。

口頭

環境磁気測定の応用に基づく東アジア風下地域における燃焼酸化鉄の観測

土屋 望*; 池盛 文数*; 川崎 一雄*; 山田 怜奈*; 畑 光彦*; 古内 正美*; 岩本 洋子*; 兼保 直樹*; 渡邊 隆広; 亀田 貴之*; et al.

no journal, , 

化石燃料の燃焼などに由来する酸化鉄エアロゾルが気候変動へ与える影響を評価することが重要である。しかし、酸化鉄エアロゾルの観測例は世界的にも限られており、環境中での挙動に関する知見が不十分である。したがって、本研究では能登半島先端で採取したエアロゾル試料の磁化強度、放射性および安定炭素同位体比、ブラックカーボン及び元素状炭素濃度等を測定し、燃焼由来酸化鉄の発生源(石炭、石油、バイオマス)および季節変動の解明を試みた。

口頭

能登半島におけるPM$$_{2.5}$$中炭素成分の$$^{14}$$C分析

山田 怜奈*; 池盛 文数*; 中村 俊夫*; 南 雅代*; 渡邊 隆広; 木ノ内 健人*; 松木 篤*

no journal, , 

炭素はエアロゾル粒子中の主な成分の一つであるが、その種類は多種多様であり、化学種を特定し、起源を推定することが困難とされる。しかし、$$^{14}$$Cを用いることで、それらの発生源を推測することができる。$$^{14}$$Cの半減期は5730年であり、化石燃料中には存在しない。このため$$^{14}$$C測定を行うことで化石燃料の寄与率を推定することができる。我々は能登半島の先端で、他の地域から長距離輸送された化石燃料由来物質、および自然環境やバイオマス燃料から排出された物質の寄与率を調べるため、能登半島でエアロゾル粒子を採集し、$$^{14}$$C測定を行った。能登半島におけるPM$$_{2.5}$$の放射性炭素濃度は、全ての試料で70pMC以上を示した。この結果は、中部日本遠隔地域のエアロゾルに含まれる炭素成分では、化石燃料由来の物質の寄与が小さく、相対的に現代の生物活動、もしくは人為的なバイオマス燃焼由来の物質の寄与が大きいことを示している。

口頭

Radiocarbon dating of concretions containing iron artifacts excavated from the Takashima Kozaki underwater site in Imari Bay, Nagasaki

垣内田 滉*; 南 雅代*; 門脇 誠二*; 吉田 英一*; 柳田 明進*; 脇谷 草一郎*; 天野 由記

no journal, , 

It is believed that the Mongolian fleet, dispatched to Japan for the 1281 invasion, sank due to a storm around Takashima in Imari Bay, Nagasaki. Numerous artifacts, including anchors, wooden planks, and iron concretions, have been excavated from the underwater site at Takashima, and these are thought to have originated from Mongolian ships. The iron concretions consist of corroded iron, sediments and shells, with hollow spaces where the original iron objects once existed. Studying the process of concretion formation is important to obtain information about the original iron objects. It is inferred that the iron concretions formed through a chemical reaction between the iron objects and substances in seawater and sediments after the objects were submerged. During this process, calcium carbonates derived from shells could be incorporated into the concretions. However, the exact mechanism and rate of concretion formation process are not fully understood. It is thought that the shells embedded in the iron concretions have the carbon isotopic ratio corresponding to the seawater present when the concretion formed. Clues to understanding the concretion formation process can be obtained by $$^{14}$$C dating and chemical analysis. This research aimed to investigate the concretion formation process by $$^{14}$$C dating of iron concretions and sediments from the underwater site at Takashima. The date of a wooden plank was determined to be 1053-1268 cal AD, which aligns with the period of Mongolian invasions in Japanese history. Two shells, located in the inner and outer parts of the same iron concretion, showed nearly identical dates. This suggests that the formation of iron concretions occurred rapidly. In this presentation, we will discuss the formation process based on additional results.

口頭

長崎県鷹島海底遺跡出土鉄コンクリーションの年代測定と形成過程推定

天野 由記; 垣内田 滉*; 南 雅代*; 門脇 誠二*; 吉田 英一*; 柳田 明進*; 脇谷 草一郎*

no journal, , 

元寇は1274年(文永の役)と1281年(弘安の役)の二度にわたり、蒙古軍が日本に侵略した歴史的出来事である。長崎県の鷹島海底遺跡では、錨、木板、鉄製品など多数の遺物が発見されており、いずれも蒙古軍船に由来すると考えられている。これらの海底から引き上げられた鉄製遺物の多くは腐食によって塊状の鉄コンクリーションを形成している。この鉄コンクリーションは、元の鉄製品の外形や組成が大きく変化しているものの、CT撮像により内部に腐食して空洞化した部分が「鋳型」のように残っていることが確認されている。鉄コンクリーションは、海底に埋没した鉄製品が海水や堆積物と化学反応を起こし、周囲の貝や砕屑物を取り込みながら形成されると考えられているが、その詳細な形成過程や沈没後の形成時期は明らかになっていない。そこで、本研究では、鷹島海底遺跡から出土した鉄コンクリーション試料を対象に、その形成過程と形成速度の解明を目的とした。対象とした鉄コンクリーションは、表面に貝殻と木片が付着し、内部にも貝殻が内包されていた。これらについて$$^{14}$$C年代測定を行い、さらに空洞部の形状解析から元の鉄製品の形状復元を試み、XRD分析により鉱物組成を調べた。加えて、鉄コンクリーションが形成された化学環境を把握するため、鷹島海底から堆積物コアを採取し、粒度分析やpH測定、コアに含まれる植物片、貝殻等の$$^{14}$$C年代測定を行った。その結果、鉄コンクリーション表面に付着した木片の$$^{14}$$C年代は1156-1268 calADであり、元寇の年代と整合的であった。また、鉄コンクリーション内部および表面に付着した貝殻の14C年代はそれぞれ1286-1475 calAD、1290-1479 calADであった。この結果は、沈没後、比較的短期間で鉄コンクリーションが形成されたことを示唆している。鷹島海底で実施された実験では、海底に数cm埋没した状態で炭素鋼が0.07mm yr$$^{-1}$$の速度で腐食し、Magnetiteが形成されることが報告されている。この結果を参考にすると、本研究の鉄コンクリーションは鉄製品沈没後、数年以内に形成が開始され、最短で70年程度で形成が完了したと推定される。

口頭

Start on RICE-W (Radiocarbon Intercomparison on Chemical Experiments, Water series) program

南 雅代*; 高橋 浩*; 荒巻 能史*; 國分 陽子; 伊藤 茂*; 和田 秀樹*; 中村 俊夫*

no journal, , 

水試料中の溶存無機炭素(DIC)の放射性炭素分析のための前処理手法として、沈殿法やバブリング法,ヘッドスペース抽出法がある。これらの前処理手法にはそれぞれ利点欠点がある。そこで、我々は、水中DICの二酸化炭素抽出の過程で炭素同位体分別や汚染があるかどうか確かめるため、水試料の前処理手法の違いによる放射性炭素濃度の相互比較を実施することとした。4種類(表層海水,地下水,温泉水,重炭酸ナトリウム溶液)の8つの水試料を準備し、6つの日本のAMS施設にて相互比較を実施している。本発表では、その結果について報告する。

口頭

Source apportionment of carbonaceous matter in PM$$_{2.5}$$ at NOTO peninsula using $$^{14}$$C analysis

山田 怜奈*; 池盛 文数*; 中村 俊夫*; 南 雅代*; 渡邊 隆広; 木ノ内 健人*; 松木 篤*

no journal, , 

環境変動のメカニズムを理解するためにエアロゾル粒子中の主な成分の一つである炭素の寄与率と供給源を明らかにすることが必要である。著者らの最近の研究により、能登半島における微小なエアロゾル粒子には炭素成分がおおよそ50%以上含まれていることが明らかになっている。エアロゾル粒子に含まれる炭素成分は多様であり、それらの化学形態と供給源を推定することは困難であった。そこで、本研究では放射性・安定炭素同位体比を用いて、エアロゾル粒子中の炭素成分の分析を行った。能登半島の先端にある大気観測拠点(NOTOGRO)において、2014年6月26日から7月26日まで一週間ごとにPM$$_{2.5}$$ハイボリュームエアサンプラーを用いてエアロゾル粒子を採取し、炭素同位体比測定を行った。$$^{14}$$C濃度測定は名古屋大学のタンデトロン加速器質量分析計、$$delta$$$$^{13}$$C測定には安定同位体比質量分析計を用いた。採取した4試料の放射性炭素濃度はそれぞれ約70pMC(パーセントモダンカーボン)であった。これらの結果は、化石燃料由来の物質のみではなく、現代の植物の影響や人為的なバイオマス燃焼由来物質の寄与が相対的に大きいことを示す。

口頭

琵琶湖に流入する安曇川, 野洲川の河床堆積物の${it meteoric}$ $$^{10}$$Be

藤沢 純平*; 南 雅代*; 國分 陽子

no journal, , 

本研究では、琵琶湖の主要河川である安曇川と野洲川で、河川の上流・中流・下流域の河床堆積物中の$$^{10}$$Beの存在形態、粒径の違いによる$$^{10}$$Be濃度の違いを調べた。堆積物は粒径により5分画し、交換性成分(Ex), アモルファス酸化物成分(Am-Ox), 結晶性酸化物成分(X-Ox)を抽出した。その結果、安曇川, 野洲川いずれも、Am-Ox, X-Oxの$$^{10}$$Be濃度がExに比べて非常に高かった。また、いずれの化学成分も粒径が小さいほど、$$^{10}$$Be濃度が高くなった。以上のことから、$$^{10}$$Beは堆積物中の粒子表面に吸着し、細粒の粒子を多く含む堆積物ほど単位質量当たりの表面積が大きく、吸着する$$^{10}$$Be量が多くなることがわかった。流域の違いは、安曇川, 野洲川いずれも、上流で最も高く、下流ほど低くなった。これは、上流では、河川周辺の土壌に吸着した$$^{10}$$Beの流入の寄与が大きいのに対し、下流では少なく、さらに堆積物から河川水に$$^{10}$$Beが溶脱する量が増えたためと考えられる。また、上流と下流の$$^{10}$$Be濃度減少は野洲川の方が大きく、これは河川水のpHが安曇川より野洲川で低く、堆積物から河川水へ$$^{10}$$Beが溶脱する効果が大きかったためと考えられる。

口頭

東アジアにおける燃焼酸化鉄の観測; エアロゾルの光吸収増強の可能性

土屋 望*; 山田 怜奈*; 畑 光彦*; 古内 正美*; 松木 篤*; 池盛 文数*; 川崎 一雄*; 岩本 洋子*; 兼保 直樹*; 渡邊 隆広; et al.

no journal, , 

本研究では、能登半島の観測サイト(Noto Ground-based Research Observatory, NOTOGRO)で採取したエアロゾル試料の放射性炭素濃度、安定同位体比、元素状炭素、有機・無機化学分析及び残留磁化測定等を実施した。特に、エアロゾルの成分である酸化鉄の含有量を反映する残留磁化と元素状炭素のデータを用いてPM2.5発生源に関する新たな環境指標を提唱した。

口頭

東アジアにおける燃焼酸化鉄の観測; 燃焼源および光吸収増強への影響の再評価

土屋 望*; 亀田 貴之*; 山田 怜奈*; 畑 光彦*; 古内 正美*; 松木 篤*; 池盛 文数*; 川崎 一雄*; 岩本 洋子*; 兼保 直樹*; et al.

no journal, , 

本研究ではエアロゾル試料中のマグネタイトに着目し東アジア下流域における燃焼酸化鉄の挙動解明を試みた。石川県珠洲市にてPM2.5試料を採取し、残留磁化測定、放射性炭素濃度及び無機化学成分等の化学分析を実施した。今回はこれまでに蓄積したデータについて統計解析を行った結果を報告する。

口頭

コンクリーション化プロセスの理解とその応用

吉田 英一*; 山本 鋼志*; 丸山 一平*; 淺原 良浩*; 南 雅代*; 城野 信一*; 長谷川 精*; 勝田 長貴*; 西本 昌司*; 村宮 悠介*; et al.

no journal, , 

本報告は、コンクリーション化に関する研究の現状、研究成果に基づき開発したコンクリーション化剤および応用化のための原位置試験について紹介したものである。

口頭

安定同位体比と有機元素組成に基づく姉川湖成層のヒ素の起源と堆積過程

益木 悠馬*; 板山 由依*; 南 雅代*; 丹羽 正和; 由水 千景*; 陀安 一郎*; 勝田 長貴*

no journal, , 

本研究では、滋賀県姉川上流域に分布する伊吹山の地滑りで生じたせき止め湖の湖成層を対象として、安定同位体比分析や有機元素分析、粒度分析などを行い、堆積環境の考察を行った。その結果、堆積物中の有機物含有量と、硫酸還元によるヒ素硫化物の沈殿(固定)量が密接に関係していることが明らかとなった。

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