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論文

Measurements of neutron capture cross section of $$^{237}$$Np for fast neutrons

原田 秀郎; 中村 詔司; 初川 雄一; 藤 暢輔; 木村 敦; 石渡 祐樹*; 安見 厚志*; 間渕 幸雄*; 仲川 勉*; 岡村 和夫*; et al.

Journal of Nuclear Science and Technology, 46(5), p.460 - 468, 2009/05

 被引用回数:4 パーセンタイル:30.49(Nuclear Science & Technology)

弥生炉の高速中性子を用い、約0.1mgの微量サンプルを用いて高速中性子の捕獲断面積を測定する技術を開発し、その有効性を高速中性子に対する$$^{237}$$Npの中性子捕獲断面積を測定することにより実証した。測定手法としては放射化法を適用し、中性子捕獲反応で生成する$$^{238}$$Npの生成量を、これからの崩壊$$gamma$$線をGe検出器で測定することにより測定した。モンテカルロ計算で得られた照射場の中性子束強度は、同時に照射したAuモニターの放射化量により校正した。核データライブラリーに収められている$$^{237}$$Npの中性子捕獲断面積のエネルギー依存性情報より、本測定で導出される中性子捕獲断面積及び対応する中性子エネルギーの代表点を求めた。この結果、0.214$$pm$$0.009MeVにおいて0.80$$pm$$0.04bという5%の精度での測定値を得た。この結果は、ENDF/B-VII.0の評価値と一致するが、JENDL-3.3のそれより15%、JENDL/AC-2008のそれよりも13%大きくなることを示した。

論文

Characterizations of heavy ion irradiated PET membranes

高橋 周一*; 吉田 勝; 浅野 雅春; 埜富 光男*; 仲川 勤*

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 217(3), p.435 - 441, 2004/05

 被引用回数:15 パーセンタイル:68.2(Instruments & Instrumentation)

重イオン照射したフィルムの物性変化を動的粘弾性測定(DMA),DSC,FT-IR,AFM,接触角測定,引っ張り試験などを用いて検討した。サンプルとしてはポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを用いた。イオン照射はXeイオン(450MeV)を3$$times$$10$$^{3}$$から3$$times$$10$$^{9}$$ions/cm$$^{2}$$のフルエンスの条件で行った。引っ張り試験とDMAの結果から、イオン照射によりPETフィルムは架橋することがわかった。しかし、3$$times$$10$$^{9}$$ions/cm$$^{2}$$のフルエンスで照射したPETフィルムは引っ張り強度は増大したが、破断強度は低下した。このことから、高いフルエンスで照射することにより、ポリマーの主鎖切断が起こり、分解構造が形成されると結論した。また、DSCとFT-IRの結果は、イオン照射によってフィルムが非晶化することを示した。

論文

Gas-permeation control by PET membranes with nanosized pores

高橋 周一*; 吉田 勝; 浅野 雅春; 仲川 勤*

Polymer Journal, 36(1), p.50 - 53, 2004/01

 被引用回数:3 パーセンタイル:12.7(Polymer Science)

ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムは気体透過に対して、高いバリアー性を有している。そこで、高い透過性と選択性をPETフィルムに付与する目的で、イオン照射・エッチング処理技術を用いてナノサイズの孔径を持つイオン穿孔膜を作製した。PETフィルムは12$$mu$$m厚さを用いた。イオン照射はXeイオン(450MeV)を3$$times$$10$$^{9}$$ions/cm$$^{2}$$のフルエンスの条件で行った。エッチング処理は、6Nあるいは1Nの水酸化ナトリウム水溶液を用いて、60$$^{circ}$$Cで行った。6Nで120秒以上エッチング処理したイオン照射PETフィルムは、気体透過係数と気体の分子量の平方根の関係から、クヌーセン流れの膜であることがわかった。このことから、これらのフィルムの孔径は1$$sim$$5nm程度と推察した。ちなみに、ナノ孔径測定機器(乾燥したヘリウムガスを用いた透過から測定)を用いて測定したフィルム孔径は、1.5$$sim$$3.8(エッチング処理時間:120秒), 3.8$$sim$$5.0(同:135秒)であった。

論文

評価済み核データライブラリー; JENDL-2の概要

五十嵐 信一; 浅見 哲夫; 菊池 康之; 中川 庸雄; 成田 孟; 柴田 恵一

日本原子力学会誌, 26(3), p.191 - 198, 1984/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:38.16(Nuclear Science & Technology)

日本の評価ずみ核データライブラリーの第2版、JENDL-2が完成し、昭和57年末に公開した。JENDL-2は高速炉、熱中性子炉、遮蔽、核融合炉等への適用を目的とし、シグマ研究委員会及び原子核データセンターのメンバーが協力して作りあげたわが国独自の評価ずみ核データライブラリーである。この解説では、核データ評価の例と、JENDL-2を用いて行った種々のベンチマークテストについて紹介すると共に、JENDL-2利用の際に注意すべき点を記し、利用者への便を図る。

報告書

Japanese Evaluated Nuclear Data Library, Version-1; JENDL-1

五十嵐 信一; 中川 庸雄; 菊池 康之; 浅見 哲夫; 成田 孟

JAERI 1261, 206 Pages, 1979/03

JAERI-1261.pdf:8.65MB

シグマ委員会および核データセンターの最重要成果の1つとして、日本の評価ずみ核データライブラリーの第1版、JENDL-1を編集した。JENDL-1には高速炉の研究に必要な核種を主体として、72核種の評価ずみ核データが収納されている。この報告書には核分裂生成物核種のデータを除き、JENDL-1収納されている、核種のデータについての記録が述べられてある。JENDL-1にはシグマ委員会ワーキンググループの仕事や国内で行われた核データ評価の結果が採用されているが、編集に際しては更に適切な評価ずみデータがないかどうか、データの選択、評価方法、結果の一貫性などが検討され、必要な場合には再評価、再計算が行われた。JENDL-1積分を確かめたうえ、1977年秋に完全公開した。

報告書

ガラス個化体の熱的挙動解析モデルの開発研究

中川 克也*; 大島 努*; 小高 秀一*; 石井 義兼*

PNC TJ199 79-03, 209 Pages, 1979/02

PNC-TJ199-79-03.pdf:4.22MB

ガラス固化体の熱的挙動における伝熱条件をみたす試算式を検討してモデル化を行い、熱的挙動解析コードシステムを開発した。本コードでは、発熱量計算において$$gamma$$線遮蔽などを考慮し、熱伝導計算において材料のもつ非線形性を含めた解析ができる。本コードを用いて、実物大のモデルによる計算を行い、ガラス固化体の長期に亘る熱的挙動を明らかにした。また、クラック、ボイドなどによる温度分布への影響について検討を行った。さらに、冷却方法について空冷、水冷の条件の計算を行いその影響を検討した。

報告書

SPLINT; 実験データと評価ずみデータを同軸座標上に同一スケールで作図するコード

成田 孟; 金森 善彦; 中川 庸雄; 山越 寿夫*

JAERI-M 5769, 24 Pages, 1974/07

JAERI-M-5769.pdf:0.92MB

このコードは、特定の核種の特定の核データ(各種の中性子断面積および中性子散乱角度分布など)について異なる実験データおよび評価ずみデータを相互比較するために、実験データライブラリーNESTORと3種の評価ずみデータライブラリーENDF/B、UKNDLおよびKEDAKのデータを同軸座標上に同一スケールでプロットすることを目的として作成した。より一般的に言えば、上記4種のライブラリーの、いずれかのフォーマットで書かれた、任意のデータの作図に、このコードを利用することが出来る。このコードは、シグマ研究委員会、核データ専門部会の核データ検索システム・ワーキンググループの作業の一環として、作成したものである。

口頭

放射化法による高速中性子捕獲断面積の研究

中村 詔司; 藤 暢輔; 木村 敦; 初川 雄一; 原田 秀郎; 石渡 祐樹*; 斉藤 勲*; 安見 厚志*; 間渕 幸雄*; 仲川 勉*; et al.

no journal, , 

放射性廃棄物核種の高速中性子捕獲断面積を系統的に整備することを目的とし、東京大学弥生炉を用いてAl, Fe, In, Ti等の安定核種を照射して、照射位置における高速中性子スペクトルに対する反応率を調べた。また、$$^{48}$$Ti, $$^{47}$$Ti, $$^{46}$$Ti等の安定核種を例にして、その高速中性子捕獲断面積(核分裂スペクトル平均断面積)の測定を行った。本発表では、実験の詳細について報告するとともに、過去の実験値・評価値と比較し、議論する。

口頭

$$^{237}$$Npの高速中性子捕獲断面積測定

原田 秀郎; 中村 詔司; 初川 雄一; 藤 暢輔; 木村 敦; 石渡 祐樹*; 安見 厚志*; 間渕 幸雄*; 仲川 勉*; 岡 芳明*

no journal, , 

弥生炉の高速中性子場で$$^{237}$$Npを照射し、$$^{238}$$Npの生成量をGe検出器で測定することにより、$$^{237}$$Npの高速中性子に対する中性子捕獲反応率を導出した。中性子束のモニターには、Auを用いた。高速炉スペクトルを用いた測定手法の有効性、及び得られた結果と従来の測定値・評価値との比較を議論した。放射化法を適用することにより、微量なサンプル量で放射性核種の高速中性子捕獲反応率が導出可能であることを実証した。測定で得られた反応率は、高速中性子領域での中性子捕獲断面積評価値の検証に役立つことを示した。

口頭

$$^{99}$$Tcの高速中性子捕獲断面積の測定

中村 詔司; 初川 雄一; 藤 暢輔; 木村 敦; 原田 秀郎; 石渡 祐樹*; 安見 厚志*; 仲川 勉*; 間渕 幸雄*; 斉藤 勲*; et al.

no journal, , 

高速中性子スペクトルを用いた断面積測定手法を短寿命核種へ適用し、高速中性子捕獲断面積測定手法の適用範囲を拡大した。弥生炉の高速中性子場にて、気送管設備を用いて$$^{99}$$Tc試料を照射した。短半減期の生成核$$^{100}$$Tcからの$$gamma$$線を迅速に計測し、$$^{100}$$Tcの生成量を求めた。$$^{100}$$Tcの生成量と用意した$$^{99}$$Tc試料の量から反応率を求めた。Tcの反応率分布は、中性子エネルギー約100keVに高い感度を持つことがわかった。このエネルギー点における$$^{99}$$Tcの高速中性子捕獲断面積を測定することができた。

口頭

$$^{237}$$Npの高速中性子捕獲断面積の測定,2; 弥生炉Gzホールでの照射

中村 詔司; 初川 雄一; 藤 暢輔; 木村 敦; 原田 秀郎; 石渡 祐樹*; 安見 厚志*; 仲川 勉*; 間渕 幸雄*; 斉藤 勲*; et al.

no journal, , 

弥生炉の高速中性子場(Gz)で$$^{237}$$Np試料を照射し、放射化法により高速中性子捕獲断面積を求めた。生成核$$^{238}$$Npからの$$gamma$$線を計測し、その収量から$$^{238}$$Npの生成量を求めた。金箔を用いて照射位置における中性子束をモニタした。今回得られたエネルギー代表点での断面積は、JENDL-3.3のものより15%ほど大きく、ENDF-BVII.0を支持することがわかった。これにより、異なる中性子スペクトルを用いることにより、反応率分布のエネルギー代表点を変えて、そのエネルギーでの高速中性子捕獲断面積を導出することができることが示せた。

口頭

$$^{129}$$Iの高速中性子捕獲断面積の測定

中村 詔司; 藤 暢輔; 初川 雄一; 木村 敦; 原田 秀郎; 安見 厚志*; 仲川 勉*; 間渕 幸雄*; 斉藤 勲*; 石渡 祐樹*

no journal, , 

弥生炉の高速中性子場(Gyホール)で$$^{129}$$I試料を照射し、放射化法により高速中性子捕獲断面積を求めた。生成核$$^{130}$$Iからの$$gamma$$線を計測し、その収量から$$^{130}$$Iの生成量を求めた。金箔を$$^{129}$$I試料と一緒に照射し、照射位置における中性子束をモニタした。$$^{130}$$Iの生成量とAu箔による中性子束の情報から、反応率分布のエネルギー代表点における高速中性子捕獲断面積を導出した。得られた結果から、評価値JENDL-4, ENDF/B-VIIともに10数%程、過大評価されている可能性を見いだした。

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