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江見 直哉*; 濱端 良輔*; 中山 大将*; 三木 俊宙*; 小山 岳秀*; 上田 光一*; 水戸 毅*; 小堀 洋*; 松本 裕司*; 芳賀 芳範; et al.
Journal of the Physical Society of Japan, 84(6), p.063702_1 - 063702_4, 2015/06
被引用回数:10 パーセンタイル:58.29(Physics, Multidisciplinary)NMR/NQR measurements have been carried out on ThRuSi and LaRuSi which are the nonmagnetic references of the heavy fermion URuSi. Ru-NQR measurements suggest the relatively close electronic configuration between ThRuSi and URuSi at high temperature. However, significant delocalization was observed in URuSi at low temperatures. Si-NMR experiments on URuSi revealed Ising-like spin fluctuations in the hidden-order state.
村上 洋; 太田 哲郎; 一ノ瀬 暢之*; 中山 敏弘*
no journal, ,
本研究では、励起状態において断熱的に分子間でプロトン移動を起こす分子の探索と、そのような分子を用いたタンパク疎水ポケット中のプロトン供与性の超高速時間分解蛍光法による評価を行った。時間分解蛍光スペクトルは、フェムト秒蛍光アップコンバージョン法を用いて測定した。その構造から励起状態において分子の両末端にある4-ジメチルアミノフェニル基からカルボニル基への分子内電荷移動状態(CT状態)を与えることが期待される共役エノンである1,5-ビス(4-ジメチルアミノフェニル)ペンタ-1,4-ジエン-3-オン(DAPO)のエタノール溶液で、プロトン化されたDAPOの電子励起状態と帰属される620nm付近の蛍光強度が時間とともに増大することがわかった。このような変化は、ベンゼンやアセトニトリル中では見られなかったことからも誘電緩和-プロトン化がこの溶液では起こっていると結論できる。また、この変化は、タンパク(牛血清由来アルブミン)中において、非常にゆっくり起こった。タンパク中では誘電緩和は溶液中より遅いが、プロトン化の反応速度は、プロトンの濃度を考慮すると非常に速いと考えられる。
斎須 要文*; 内山 恵三*; 石井 利明*; 安藤 維彦*; 上野 敏弘*; 中山 和美*; 佐藤 里奈; 吉村 和也; 眞田 幸尚
no journal, ,
2020年から2021年において、避難指示区域等における東京電力社員の屋外作業時の個人線量をのべ649日人分計測し、統計的な解析を行った。帰還困難区域に設けられた特定復興再生拠点区域では、2021年に計測した個人線量は2020年と比較して、中央値で30%の低減が確認でき、最大でも1時間当たりの被ばく線量は2.63Svであった。これらのデータについて、既存の空間線量率データと比較し考察を行った。