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植田 祥平; 水田 直紀; 深谷 裕司; 後藤 実; 橘 幸男; 本田 真樹*; 齋木 洋平*; 高橋 昌史*; 大平 幸一*; 中野 正明*; et al.
Nuclear Engineering and Design, 357, p.110419_1 - 110419_10, 2020/02
被引用回数:1 パーセンタイル:12.47(Nuclear Science & Technology)固有の安全性に優れ高効率なプルトニウムの利用が可能なプルトニウム燃焼高温ガス炉が提案されている。プルトニウム燃焼高温ガス炉に用いるセキュリティ強化型安全(3S-TRISO)燃料においては、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)を不活性母材とするPuO-YSZ燃料核へ、遊離酸素ゲッターの特性を有する炭化ジルコニウム(ZrC)を直接被覆する。本論文では、プルトニウム燃焼高温ガス炉の成立性および3S-TRISO燃料の研究開発について報告する。
後藤 実; 出町 和之*; 植田 祥平; 中野 正明*; 本田 真樹*; 橘 幸男; 稲葉 良知; 相原 純; 深谷 裕司; 辻 延昌*; et al.
Proceedings of 21st International Conference & Exhibition; Nuclear Fuel Cycle for a Low-Carbon Future (GLOBAL 2015) (USB Flash Drive), p.507 - 513, 2015/09
高い核拡散抵抗性を有するプルトニウム燃焼高温ガス炉(クリーンバーン炉)の概念が日本原子力研究開発機構から提案されている。高い核拡散抵抗性に加え、更なる安全性向上を目的とし、ZrC被覆を施したPuO-YSZ TRISO燃料を導入したクリーンバーン炉の概念検討を行う。本研究では、ZrC被覆を施したPuO-YSZ TRISO燃料の製造に関する基盤技術を確立するために製造試験を行う。また、クリーンバーン炉の成立性を確認するためにセキュリティの定量評価、燃料と炉心の設計、及び原子炉の安全評価を行う。本研究は、東京大学,日本原子力研究開発機構,富士電機、及び原子燃料工業により、2014年度から2017年度まで行われる。本発表では、全体計画、及び2014年度に得られた成果について報告する。
内村 要介*; 佐伯 由美*; 高田 衣子*; 長谷 純宏; 吉原 亮平; 鳴海 一成
JAEA-Review 2008-055, JAEA Takasaki Annual Report 2007, P. 63, 2008/11
これまで、青枯病抵抗性ナス台木品種を短期間に育成する目的で、促成栽培の台木に適するが青枯病IV群菌に罹病性のヒラナスを供試し、その小胞子に炭素イオンビームを照射して突然変異を誘発した半数体倍加系統261個体を作出した。それらから、ポット栽培での青枯病接種試験で「よしきナス台2号」,「よしきナス台3号」の2系統を選抜した。本実験では、選抜した2系統について、青枯病の5つの菌群と多発圃場での抵抗性、さらに土壌病害の半枯病と半身萎凋病に対する抵抗性及び形態の観察を行って、実用性を評価した。選抜した2系統の青枯病抵抗性は、ヒラナスよりわずかな向上が示唆されるものの、現場に普及できるほどの強度な抵抗性はないことが明らかになった。強度の青枯病抵抗性を突然変異で作出するには、有用な変異が複数の青枯病に関与する遺伝子領域で必要と考えられ、突然変異体をさらに多く育成して選抜するか、繰り返しイオンビーム照射と抵抗性系統の選抜を行って変異を集積していく必要がある。
佐伯 由美*; 内村 要介*; 長谷 純宏; 吉原 亮平; 鳴海 一成
JAEA-Review 2008-055, JAEA Takasaki Annual Report 2007, P. 64, 2008/11
ナスの萼や葉柄にあるトゲは、作業時に不快感があるので、トゲがない品種が望まれている。このため、種子及び小胞子へのイオンビーム照射を組合せ、トゲのない突然変異体の作出を図った。トゲの有無やその他の可視的な突然変異については、小胞子からの再生植物体の照射当代で、種子439個体のM2世代、1系統115個体ずつ、合計3,937個体で、第1花蕾まで調査した。小胞子からの再生植物体を調査した結果、トゲのない形質を持つ突然変異系統は得られなかった。その他の変異体として、葉脈,葉柄,茎の紫色素の欠失した変異体が0.5Gy照射区から1個体、本葉のビリディス(黄緑化)が1Gy照射区から1個体得られた。今後、トゲのない突然変異体を作出するためには、小胞子から大量に植物体を再生する技術のさらなる効率化や、カルスを経由せずに直接不定胚を形成させ、短期間に植物体を再生させる培養技術の開発が必要と考えられた。
内村 要介*; 佐伯 由美*; 高田 衣子*; 平島 敬太*; 中原 隆夫*; 長谷 純宏; 吉原 亮平; 鳴海 一成
no journal, ,
青枯病に強度の抵抗性で福岡県の促成栽培に適するナス台木品種はなく、青枯病抵抗性品種の育成が急務となっている。そこで、突然変異育種による青枯病抵抗性品種の育成を試みた。促成栽培に適するが青枯病罹病性のナス台木品種「ヒラナス」()の小胞子からの植物体再生技術を確立し、イオンビームを照射した小胞子に由来する261の再生植物体を作出した。これらの植物体及び自殖後代の青枯病IV群菌抵抗性を評価し、「ヒラナス」より青枯病罹病株率がやや低い「よしきナス台2号」「よしきナス台3号」を選抜した。しかし、完全な青枯病IV群菌抵抗性ではなく実用性は低いと考えられた。青枯病抵抗性に関する遺伝子は、遺伝解析によって多数存在することが示された。突然変異育種で強度の抵抗性個体を獲得するためには、さらに多数の変異体を作出して選抜するか、変異体の選抜とイオンビーム照射を繰り返して変異を集積していく必要があると考えられる。
矢野 公彦; 鍛治 直也; 鷲谷 忠博; 齋木 洋平*; 垣内 一雄*; 金岡 拓哉*; 牟田 浩明*; 山中 伸介*
no journal, ,
ウラニア・ジルコニア固溶体(以下、(Uy,Zr1-y)Ox)について、O/Mをパラメータとして機械的性質のうちビッカース硬さ,弾性率,破壊靱性を測定し、これらの物性に対するO/Mの影響を確認した。
池内 宏知; 矢野 公彦; 荻野 英樹; 齋木 洋平*; 本田 真樹*; 木下 英昭*; 牟田 浩明*; 山中 伸介*
no journal, ,
福島第一原子力発電所事故では、炉心内の冷却材喪失により燃料が大きく損傷し、燃料デブリとして、炉心内または底部にこれらが堆積していると推定されている。これらの燃料デブリは、今後、炉から取り出されるが、その工法については、過去の類似事例であるTMI-2における実績を参考に、せん断やコア・ボーリング等の方法が検討されている。燃料デブリは、生成部位によって、その組成、化学形態が異なり、特性が変化するものと考えられ、中でも機械的性質は、上記取出し工法における工具の選定・開発において重要な物性と言える。本研究では、燃料FP成分またはコンクリート成分であり、かつZrOの安定化剤として働くYO、CeO、CaOを模擬燃料デブリ(U,Zr)Oに添加した試料を作製し、機械物性として、弾性率, ビッカース硬度, 破壊靭性について評価した。