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イオンビームを照射した小胞子及び種子由来のナス突然変異体の評価

Evaluation of mutants from ion beam irradiated microspores and seeds of eggplant (${it Solanum melongena L.}$)

佐伯 由美*; 内村 要介*; 長谷 純宏; 吉原 亮平; 鳴海 一成

Saiki, Yumi*; Uchimura, Yosuke*; Hase, Yoshihiro; Yoshihara, Ryohei; Narumi, Issei

ナスの萼や葉柄にあるトゲは、作業時に不快感があるので、トゲがない品種が望まれている。このため、種子及び小胞子へのイオンビーム照射を組合せ、トゲのない突然変異体の作出を図った。トゲの有無やその他の可視的な突然変異については、小胞子からの再生植物体の照射当代で、種子439個体のM2世代、1系統1$$sim$$15個体ずつ、合計3,937個体で、第1花蕾まで調査した。小胞子からの再生植物体を調査した結果、トゲのない形質を持つ突然変異系統は得られなかった。その他の変異体として、葉脈,葉柄,茎の紫色素の欠失した変異体が0.5Gy照射区から1個体、本葉のビリディス(黄緑化)が1Gy照射区から1個体得られた。今後、トゲのない突然変異体を作出するためには、小胞子から大量に植物体を再生する技術のさらなる効率化や、カルスを経由せずに直接不定胚を形成させ、短期間に植物体を再生させる培養技術の開発が必要と考えられた。

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