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論文

Application of $$^{67}$$Cu produced by $$^{68}$$Zn($$n,n'p+d$$)$$^{67}$$Cu to biodistribution study in tumor-bearing mice

須郷 由美*; 橋本 和幸*; 川端 方子*; 佐伯 秀也*; 佐藤 俊一*; 塚田 和明; 永井 泰樹*

Journal of the Physical Society of Japan, 86(2), p.023201_1 - 023201_3, 2017/02

 被引用回数:14 パーセンタイル:68.14(Physics, Multidisciplinary)

$$^{68}$$Zn($$n,n'p+d$$)$$^{67}$$Cu反応により合成した$$^{67}$$Cuを利用し、結腸直腸の腫瘍を有するマウスにおける$$^{67}$$CuCl$$_{2}$$の生体内分布を初めて観測した。その結果、$$^{67}$$Cuの高い取り込みが、腫瘍ならびに銅代謝のための主要な器官である肝臓と腎臓で観察された。これは腫瘍に対する$$^{67}$$Cuの蓄積を示す結果であり、$$^{67}$$CuCl$$_{2}$$が癌放射線治療のための潜在的な放射性核種薬剤であることを示唆している。また、現状で入手可能な強い中性子を用いた$$^{68}$$Zn($$n,n'p+d$$)$$^{67}$$Cu反応を利用することでもたらされた$$^{67}$$Cuの生成量の増加は、小動物を用いた治療効果について更なる研究の進展もまた約束するものである。

論文

Studies on the extraction of soft acid metal species using MIDOA and analogous compounds

佐々木 祐二; 佐伯 盛久; 須郷 由美; 池田 泰久*; 川崎 武志*; 鈴木 智也*; 大橋 朗*

Solvent Extraction Research and Development, Japan, 22(1), p.37 - 45, 2015/05

 被引用回数:14 パーセンタイル:42.85(Chemistry, Multidisciplinary)

新抽出剤のMIDOA(メチルイミノジオクチルアセトアミド)を用いて、Pd(II), Nb(V), Ta(V), Cr(VI), Mo(VI), W(VI), Tc(VII), Re(VII)等の溶媒抽出を行い、関連化合物のIDOA(イミノジオクチルアセトアミド)やMIDEHA(メチルイミノジエチルヘキシルアセトアミド)、TODGA(テトラオクチルジグリコールアミド)、TDGA(チアジグリコールアミド)等の結果を比較した。これらの結果より、MIDOAによる分配比はIDOAやMIDEHAよりやや高いこと、Pd, Re分配比はTODGA, TDGAより高いことを明らかにした。

論文

ナス小胞子へのイオンビーム照射による突然変異体の作出

佐伯 由美*; 内村 要介*; 長谷 純宏

福岡県農業総合試験場研究報告, (33), p.39 - 42, 2014/03

ナスの突然変異体の作出を目的として、ナス小胞子に対するイオンビームの最適な照射条件を炭素イオン$$^{12}$$C$$_{6}$$+(320MeV)を用いて検討した。その結果、照射線量の増加とともに小胞子由来のカルスの生存率は直線的に低下した。突然変異体は、0.5Gy照射では78個体のうち色素が欠失した変異体が1個体、1Gy照射では95個体のうち葉が黄緑化した変異体が1個体出現した。この2つの線量で照射した小胞子由来のカルスの生存率は80%以上であった。カルス生存率と変異体作出数からみて、ナスの小胞子に$$^{12}$$C$$_{6}$$+(320MeV)イオンビームを0.5$$sim$$1Gyの線量で照射すると、照射当代で突然変異体を誘発できることが示唆された。

論文

Technetium(VII) and rhenium(VII) extraction by a new diamide reagent, 2,2'-(Imino)bis(${it N,N}$-dialkylacetamide) (IDAA)

佐々木 祐二; 須郷 由美; 佐伯 盛久; 森田 泰治; 大橋 朗*

Solvent Extraction Research and Development, Japan, 18, p.69 - 74, 2011/00

Tcの抽出剤、イミノビスジアルキルアミド(IDAA)を開発した。IDAAは中心骨格に酸素,窒素配位子を含み、ハイブリッド型の3座配位子である。メチルイミノビスジオクチルアセトアミド(MIDOA)やイミノビスジオクチルアセトアミド(IDOA)などの誘導体を合成し、これらは非常によくドデカンに溶解することがわかった。また、IDAAにより、Tc以外にRe, Cr, Mo, W, Pd, Puが抽出されることがわかった。Reを用いて抽出容量の測定を行ったが、0.1M MIDOAにより37mMものReが抽出されることが確認された。

論文

イオンビームを照射したナス台木小胞子由来の再生植物体における青枯病抵抗性と形態特性について

内村 要介*; 佐伯 由美*; 高田 衣子*; 長谷 純宏; 吉原 亮平; 鳴海 一成

JAEA-Review 2008-055, JAEA Takasaki Annual Report 2007, P. 63, 2008/11

これまで、青枯病抵抗性ナス台木品種を短期間に育成する目的で、促成栽培の台木に適するが青枯病IV群菌に罹病性のヒラナスを供試し、その小胞子に炭素イオンビームを照射して突然変異を誘発した半数体倍加系統261個体を作出した。それらから、ポット栽培での青枯病接種試験で「よしきナス台2号」,「よしきナス台3号」の2系統を選抜した。本実験では、選抜した2系統について、青枯病の5つの菌群と多発圃場での抵抗性、さらに土壌病害の半枯病と半身萎凋病に対する抵抗性及び形態の観察を行って、実用性を評価した。選抜した2系統の青枯病抵抗性は、ヒラナスよりわずかな向上が示唆されるものの、現場に普及できるほどの強度な抵抗性はないことが明らかになった。強度の青枯病抵抗性を突然変異で作出するには、有用な変異が複数の青枯病に関与する遺伝子領域で必要と考えられ、突然変異体をさらに多く育成して選抜するか、繰り返しイオンビーム照射と抵抗性系統の選抜を行って変異を集積していく必要がある。

論文

イオンビームを照射した小胞子及び種子由来のナス突然変異体の評価

佐伯 由美*; 内村 要介*; 長谷 純宏; 吉原 亮平; 鳴海 一成

JAEA-Review 2008-055, JAEA Takasaki Annual Report 2007, P. 64, 2008/11

ナスの萼や葉柄にあるトゲは、作業時に不快感があるので、トゲがない品種が望まれている。このため、種子及び小胞子へのイオンビーム照射を組合せ、トゲのない突然変異体の作出を図った。トゲの有無やその他の可視的な突然変異については、小胞子からの再生植物体の照射当代で、種子439個体のM2世代、1系統1$$sim$$15個体ずつ、合計3,937個体で、第1花蕾まで調査した。小胞子からの再生植物体を調査した結果、トゲのない形質を持つ突然変異系統は得られなかった。その他の変異体として、葉脈,葉柄,茎の紫色素の欠失した変異体が0.5Gy照射区から1個体、本葉のビリディス(黄緑化)が1Gy照射区から1個体得られた。今後、トゲのない突然変異体を作出するためには、小胞子から大量に植物体を再生する技術のさらなる効率化や、カルスを経由せずに直接不定胚を形成させ、短期間に植物体を再生させる培養技術の開発が必要と考えられた。

論文

Effect of ion beam irradiation for microspores of eggplant (${it Solanum melongena}$ L.)

佐伯 由美*; 高田 衣子*; 内村 要介*; 平島 敬太*; 中原 隆夫*; 長谷 純宏; 横田 裕一郎; 田中 淳

JAEA-Review 2007-060, JAEA Takasaki Annual Report 2006, P. 70, 2008/03

ナスの萼や葉柄にあるトゲは、作業時の怪我や果実を損傷する問題があることから、トゲがない品種が望まれている。このため、小胞子培養とイオンビーム突然変異育種を組合せ、トゲのない変異体の早期作出を図った。今回は、ナス系統「AE-P11」(${it Solanum melongena}$ L.)の変異体を効率的に作出するため、その小胞子へのイオンビーム照射線量がカルス形成率に及ぼす影響を調査した。無照射でのカルス形成数に対する各照射線量のカルス形成率は、線量0.5Gyでは91%、1Gyで80%、2Gyで48%、5Gyで12%、10Gyで5%、20Gyで3%と、照射線量が増加するに従ってカルス形成率が低下した。現在、320MeV炭素イオンビームを0.5から20Gy照射した小胞子からカルスが約400個形成し、カルスから倍加半数体を再生中である。今後、これらの再生植物体について、トゲのない変異体を選抜する予定である。

論文

Selection of rootstock eggplant resistant to bacterial wilt from regenerants derived from ion beam-irradiated microspores

内村 要介*; 高田 衣子*; 佐伯 由美*; 平島 敬太*; 中原 隆夫*; 長谷 純宏; 横田 裕一郎; 田中 淳

JAEA-Review 2006-042, JAEA Takasaki Annual Report 2005, P. 80, 2007/02

青枯病は、${it Ralstonia solanacearum}$によって発生するナス科植物の土壌伝染性の病気であり、病害を防ぐために、台木品種への接ぎ木による栽培が通常行われている。青枯病菌は、ナスに対する病原性の違いにより5つのグループに大別されているが、グループIVの青枯病菌に高度に耐性を持つ台木品種は存在しない。本研究では、イオンビームで照射した小胞子から植物体を再生する方法を確立し、グループIVの青枯病菌に耐性を持つ再生植物体の2段階選抜を試みた。その結果、炭素イオン1と2Gy照射区から、グループIVの青枯病菌に感染しない再生植物体が計3系統得られた。今後、グループIV以外の青枯病菌に対する耐性と品種の特性評価を継続して行う予定である。

口頭

イオンビームを照射したヒラナス小胞子由来の再生植物からナス青枯病抵抗性個体を選抜する

内村 要介*; 高田 衣子*; 佐伯 由美*; 平島 敬太*; 中原 隆夫*; 長谷 純宏; 横田 裕一郎; 田中 淳

no journal, , 

青枯病は、${it Ralstonia solanacearum}$によって発生するナス科植物の土壌伝染性の病気であり、病害を防ぐために、台木品種への接ぎ木による栽培が通常行われている。これまでに、青枯病抵抗性ナス台木品種を短期間に育成する目的で、ナス台木品種「ヒラナス」の半数性の組織である小胞子から遺伝的に固定した純系(倍加半数体)を得る技術を確立し、さらに、イオンビームを照射した「ヒラナス」小胞子を培養して、突然変異を誘発した再生植物体を得ることに成功した。本研究では、得られた再生植物体にナス青枯病菌を接種して、抵抗性系統の選抜を行ったので報告する。

口頭

イオンビームを照射したナス・ナス台木小胞子に由来する突然変異体について

内村 要介*; 佐伯 由美*; 高田 衣子*; 平島 敬太*; 中原 隆夫*; 長谷 純宏; 吉原 亮平; 鳴海 一成

no journal, , 

青枯病に強度の抵抗性で福岡県の促成栽培に適するナス台木品種はなく、青枯病抵抗性品種の育成が急務となっている。そこで、突然変異育種による青枯病抵抗性品種の育成を試みた。促成栽培に適するが青枯病罹病性のナス台木品種「ヒラナス」(${it Solanum integrifolium}$)の小胞子からの植物体再生技術を確立し、イオンビームを照射した小胞子に由来する261の再生植物体を作出した。これらの植物体及び自殖後代の青枯病IV群菌抵抗性を評価し、「ヒラナス」より青枯病罹病株率がやや低い「よしきナス台2号」「よしきナス台3号」を選抜した。しかし、完全な青枯病IV群菌抵抗性ではなく実用性は低いと考えられた。青枯病抵抗性に関する遺伝子は、遺伝解析によって多数存在することが示された。突然変異育種で強度の抵抗性個体を獲得するためには、さらに多数の変異体を作出して選抜するか、変異体の選抜とイオンビーム照射を繰り返して変異を集積していく必要があると考えられる。

口頭

Extraction of technetium(VII) and rhenium(VII) by the new reagent, 2-(Imino)bis(N,N-dialkylacetamide) (IDAA)

佐々木 祐二; 須郷 由美; 佐伯 盛久; 森田 泰治; 大橋 朗*

no journal, , 

Tcの抽出剤、イミノビスジアルキルアミドが開発された。IDAAは中心骨格に酸素,窒素配位子を含み、ハイブリッド型の3座配位子である。メチルイミノビスジオクチルアミド(MIDOA)やイミノビスジドデシルアミド(IDDA)などの誘導体が合成されたが、これらは非常によくドデカンに溶解した。IDAAにより、Tc以外にRe, Cr, Mo, W, Pd, Puがよく抽出されることがわかった。Reを用いて抽出容量の測定を行ったが、0.1M MIDOAによる37mMものReが抽出されることがわかった。

口頭

2-(Imino)bis(N,N-dialkylacetamide) (IDAA), a novel complexing agent for Palladiumu(II), technetium(VII) and rhenium(VII)

佐々木 祐二; 佐伯 盛久; 須郷 由美; 森田 泰治; 大橋 朗*; 折山 剛*; 池田 泰久*; Ali, M.*

no journal, , 

イミノビスジアルキルアセトアミド(IDAA)がTc(VII)やRe(VII)の錯形成剤として開発された。この中で、長いアルキル基を持つMIDOA(メチルイミノビスジオクチルアセトアミド)はドデカンに可溶であり、抽出剤として利用された。薄い硝酸溶液からPd, Tc, Re分配比は100を超えたが、酸濃度増加とともに分配比は減少した。MIDOAのメチル基のない化合物である、IDOA(イミノビスジオクチルアセトアミド)も同様に高いTc, Pd分配比があることを確認した。水溶性のIDAAである、MIDEA(メチルイミノビスジエチルアセトアミド)も開発され、Pdのマスキング剤として有効であることを確認した。

口頭

Dependence of actinide extractions on the central frames in amidic and diamidic extractants

佐々木 祐二; 北辻 章浩; 伴 康俊; 森田 圭介; 須郷 由美*; 佐伯 盛久*

no journal, , 

燃焼処分可能なアミド、ジアミド抽出剤はアクチノイド元素に高い選択性をもっている。それゆえに、それらは原子力分野でよく用いられている。一つの特徴として合成が比較的容易であり、様々な構造の抽出剤の開発が容易である。優れた抽出剤の開発にあたり、抽出性能比較を行うことは重要である。特に異なる骨格を持つ化合物による比較に注目した。ここではアクチノイド以外にもアルカリ金属、アルカリ土類金属、3, 4, 5グループの金属にも注目しデータ評価を行った。

口頭

Medical use radioisotope production with accelerator neutrons by deuterons

塚田 和明; 渡辺 智*; 石岡 典子*; 初川 雄一*; 橋本 和幸*; 須郷 由美*; 佐藤 望*; 金 政浩*; 川端 方子*; 佐伯 秀也*; et al.

no journal, , 

核医学用放射性同位体(RI)は、主に癌などに対する高感度の診断及び治療が可能であるため世界中で重用されている。我々は、診断用RIとしてMo-99を、治療用RIとしてY-90を、そして診断・治療の両方に対応できるRIとしての期待が高いCu-64及びCu-67を対象に、安定稼働に定評がある加速器で得られる高速中性子を用いて合成する事を目指した実験的研究を行ってきた。実験は、量子科学技術研究開発機構高崎AVFサイクロトロン及び原子力機構タンデム加速器にて行い、12$$sim$$50MeVの重陽子ビームを炭素あるいはBe標的に照射することで発生する高速中性子を、合成用ターゲット(濃縮Mo-100, Zr-90, Zn-64及びZn-68の酸化物)に照射し合成した。その結果、目的とするRIの生成量評価並びに副生成物に関する情報を得たので報告する。

口頭

50MeV重陽子照射で発生する高速中性子による医療用放射性核種の合成研究

塚田 和明; 橋本 和幸*; 初川 雄一*; 川端 方子*; 佐伯 秀也*; 湊 太志; 岩本 信之; 永井 泰樹*; 須郷 由美*; 渡辺 智*; et al.

no journal, , 

核医学用放射性同位体(RI)は、主に癌などに対する高感度の診断及び治療が可能であるため世界中で重用されている。我々は、診断用RIとしてMo-99を、治療用RIとしてY-90を、そして診断・治療の両方に対応できるRIとしての期待が高いCu-64及びCu-67を、安定稼働に定評がある加速器で得られる高速中性子を用いて合成する事を目指して研究を進め、本合成手法が有効であることを実証してきた。最近、生成量の更なる増加を目指し、重陽子エネルギーを50MeVに上げると共に、ターゲット物質をBe金属にすることで中性子発生量を増加させるなど更なる改良を行ってきた。その結果、例えばCu-67ではマウスを利用する体内分布観測に道を開く、医療利用研究に必要な量のRI合成に成功している。本発表では、本手法による対象RI合成の現状と副生成物の影響などについて報告する。

口頭

重陽子照射で発生する加速器中性子によって製造するがん治療用$$^{67}$$Cuの比放射能評価

橋本 和幸*; 川端 方子*; 佐伯 秀也*; 佐藤 俊一*; 塚田 和明; 須郷 由美*; 永井 泰樹*; 初川 雄一*; 石岡 典子*

no journal, , 

$$^{67}$$Cu(半減期62時間)は、がん治療に適したベータ線(平均エネルギー141keV)と画像化に適した$$gamma$$線(185keV)を同時に放出するため、がん治療用核種として有望視されているが、大量に高品質の$$^{67}$$Cuを製造する方法が限られているため、研究開発が限定的である。そこで我々は、高崎量子応用研究所AVFサイクロトロンにて重陽子ビームをベリリウム標的に照射することで発生する高速中性子を$$^{68}$$ZnOに照射することにより$$^{67}$$Cuを製造する手法の開発を行っており、これまでに、動物実験が可能な高品質$$^{67}$$Cuの分離精製法を確立した。講演では、製造した$$^{67}$$Cuの比放射能を、DOTA標識法により評価したので報告する。

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