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郷 慎太郎*; 井手口 栄治*; 横山 輪*; 青井 考*; Azaiez, F.*; 古高 和禎; 初川 雄一; 木村 敦; 木佐森 慶一*; 小林 幹*; et al.
Physical Review C, 103(3), p.034327_1 - 034327_8, 2021/03
被引用回数:4 パーセンタイル:57.13(Physics, Nuclear)Excited states in S were investigated by in-beam -ray spectroscopy using the Mg(O, 21) fusion-evaporation reaction. The de-exciting -rays were measured with germanium detector arrays along with the measurement of evaporated charged particles in a segmented Si detector array. The level scheme was extended up to 12470 keV. The obtained level structure is compared with the large-scale shell-model calculations. The possibility of isoscalar-pair excited states is discussed for states with comparison between the experimental and theoretical results.
菅原 昌彦*; 藤 暢輔; 小泉 光生; 大島 真澄*; 木村 敦; 金 政浩*; 初川 雄一*; 草刈 英榮*
Physical Review C, 96(2), p.024314_1 - 024314_7, 2017/08
被引用回数:1 パーセンタイル:10.45(Physics, Nuclear)This study investigated intermediate spin states of Zr via the inverse reaction Be(Kr,3n)Zr. Seven transitions were newly observed and a lifetime was extracted for the state by analysis of Doppler-broadened line shapes of decay -rays. A large value was obtained for the transition from to and the magnitude was comparable to that for the deformed excited configurations in Zr that have recently been established. A possible origin for such collectivity is discussed qualitatively based on a phenomenological deformed rotor model. Moreover, a multiplet-like structure that fits into the systematics for even-A isotones is revealed for the negative-parity yrast states.
郷 慎太郎*; 井手口 栄治*; 横山 輪*; 小林 幹*; 木佐森 慶一*; 高木 基伸*; 宮 裕之*; 大田 晋輔*; 道正 新一郎*; 下浦 享*; et al.
JPS Conference Proceedings (Internet), 6, p.030005_1 - 030005_4, 2015/06
The high-spin states in S were investigated at Tandem-ALTO facility in Institut de Physique Nuclaire d'Orsay The Mg(O, 21n)S fusion evaporation reaction was used to populate high-spin states in S. The germanium -ray detector array ORGAM was employed to measure rays from high-spin states and charged particles evaporated from the compound nuclei were detected by a segmented silicon detector, Si-Ball. A level scheme for S was deduced based on the gamma-gamma-coincidence analysis and -ray angular correlation analysis. The half-life of the transition in the superdeformed band was estimated by measuring the residual Doppler shift. The deduced half-life shows the large collectivity of the band.
Li, G. S.*; Liu, M. L.*; Zhou, X. H.*; Zhang, Y. H.*; Liu, Y. X.*; Zhang, N. T.*; Hua, W.*; Zheng, Y. D.*; Fang, Y. D.*; Guo, S.*; et al.
Physical Review C, 89(5), p.054303_1 - 054303_9, 2014/05
被引用回数:5 パーセンタイル:38.03(Physics, Nuclear)タンデム加速器で88MeVにまで加速されたOビームを用いてYb(O, 4)反応を起こし、Ptの高スピン準位を調べた。その結果、 1(ここではもしくは)配位による正パリティバンドを大幅に拡張するとともに新しく負パリティバンドを同定し、 配位を持つことを明らかにした。また、イラスト準位においてスピンの増加に伴い振動から回転へと構造変化を起こしている可能性について議論した。さらにバンド特性を明らかにするためにTotal Routhian surface計算を行った。
井手口 栄治*; 大田 晋輔*; 森川 恒安*; 大島 真澄; 小泉 光生; 藤 暢輔; 木村 敦; 原田 秀郎; 古高 和禎; 中村 詔司; et al.
Progress of Theoretical Physics Supplement, (196), p.427 - 432, 2012/10
A rotational band with five cascade -ray transitions was newly found in Ar. The deduced transition quadrupole moment of eb has demonstrated this band as having a superdeformed shape of 0.5. The structure of the band was discussed in the framework of cranked Hartree-Fock-Bogoliubov calculations and the assignment of multiparticle-multihole configuration has been made.
菅原 昌彦*; 早川 岳人; 大島 真澄*; 藤 暢輔; 長 明彦; 松田 誠; 静間 俊行; 初川 雄一; 草刈 英榮*; 森川 恒安*; et al.
Physical Review C, 86(3), p.034326_1 - 034326_11, 2012/09
被引用回数:17 パーセンタイル:66.88(Physics, Nuclear)Pdの高スピン状態を、Zn(Cl, 13)反応を用いて生成しインビーム線分光で研究した。中性子の軌道で特徴づけられるバンドは、より高スピン状態まで拡張された。また、中性子バンドの実験データも更新された。この2つのバンドに崩壊する多数の線が観測され、その結果、複数のサイドバンドも確認された。バンドからバンドへの電気的双極遷移もまた観測された。バンドは、中性子の整列を取り入れた準古典的な粒子・回転子モデルに基づく、「反磁気的回転」の観点から議論される。
Li, G. S.*; Zhou, X. H.*; Zhang, Y. H.*; Zheng, Y.*; Liu, M. L.*; Hua, W.*; Zhou, H. B.*; Ding, B.*; Wang, H. X.*; Lei, X. G.*; et al.
Journal of Physics G; Nuclear and Particle Physics, 38(9), p.095105_1 - 095105_9, 2011/09
被引用回数:1 パーセンタイル:11.77(Physics, Nuclear)Ptの高スピン状態をタンデム加速器と多重線検出装置GEMINI-IIを用いて調べた。低スピン指標逆転現象が7/2[503]バンドで観測された。この現象は、中性子が7/2[503]軌道から7/2[514]軌道に移ることによって起こるという解釈は、DonauとFrauendorfの反古典的近似による計算結果によって支持された。
菅原 昌彦*; 草刈 英榮*; 吉沢 康和*; 井上 光*; 森川 恒安*; 静間 俊行; Srebrny, J.*
Physical Review C, 83(6), p.064308_1 - 064308_13, 2011/06
被引用回数:6 パーセンタイル:42.07(Physics, Nuclear)118MeVまで加速したSビームと225MeVまで加速したNiビームを用いて、Gdの多重クーロン励起実験を行った。その結果、基底状態回転バンド, ベータ振動バンド, 振動バンド, オクタポール振動バンドが、それぞれ、18, 14, 12, 15準位まで観測された。gosiaコードを用いて、実験データの分析を行い、E2遷移強度のスピン依存性を再現するように、強度関係式に含まれる行列要素を決定した。高スピン領域におけるE2行列要素の変化は、, 振動バンドの性質の変化によるものであることがわかった。
Wrzosek-Lipska, K.*; Zieliska, M.*; Hadyska-Klk, K.*; 初川 雄一; Iwanicki, J.*; 片倉 純一; Kisieliski, M.*; 小泉 光生; Kowalczyk, M.*; 草刈 英榮*; et al.
International Journal of Modern Physics E, 20(2), p.443 - 450, 2011/02
被引用回数:6 パーセンタイル:42.07(Physics, Nuclear)安定なMo同位体のうちMoについてクーロン励起実験を行った。GOSIAのコードを用い解析を行った結果、低励起状態間の電磁遷移に関する換算行列要素を決定した。さらに、四重極和則を用い、低励起0準位の四重極変形パラメータを導出した。得られた結果より、Moが、基底状態(0状態)で3軸非対称変形し、励起状態(0状態)でプロレート変形している、変形共存核であることがわかった。Moについて、ボーアハミルトニアンモデルを用いた計算を行った結果、このモデルが実験値をよく再現することがわかった。
井手口 栄治*; 大田 晋輔*; 森川 恒安*; 大島 真澄; 小泉 光生; 藤 暢輔; 木村 敦; 原田 秀郎; 古高 和禎; 中村 詔司; et al.
Physics Letters B, 686(1), p.18 - 22, 2010/03
被引用回数:36 パーセンタイル:86.72(Astronomy & Astrophysics)タンデム加速器からの70MeV OビームをMgターゲットに照射し、Arの高励起状態を生成した。多重線検出装置GEMINI-IIを用いて多重線測定を行い、Arにおいて2から12までの5本の線遷移からなる回転バンドを発見した。得られた遷移四重極モーメント1.450.15ebはこのバンドが超変形(長軸と短軸の比が2:1に近いラグビーボール型変形)を有することを示唆した。cranked Hartee Fock Bogoliubov計算により、このバンドの性質を調べ、多粒子,多空孔配位であることを確かめた。
藤 暢輔; 大島 真澄; 小泉 光生; 長 明彦; 木村 敦; 菅原 昌彦*; 後藤 淳*
AIP Conference Proceedings 1090, p.189 - 193, 2009/02
多くの球形核では低励起準位に3が存在する。陽子数=40と中性子数=50, 56のサブシェルによりZrからZrまでのZr同位体はほぼ球形であると期待されるが、陽子21と中性子21により大きな八重極集団性を持つ可能性がある。原子力機構タンデム加速器によりZrを380MeVに加速し、セルフサポートのPbターゲットによるクーロン場により励起し、放出される線を多重線検出装置GEMINI-IIにより検出し、反跳粒子を位置感応型粒子検出装置LUNA-IIにより検出した。得られた実験データをGOSIAを用いて解析し、E2及びE3マトリクスエレメントを得た。マトリクスエレメントより得られるB(E3)はZrが大きな八重極集団性を持つことを示唆していた。
Zhang, Y. H.*; Guo, S.*; Zhou, X. H.*; Ma, L.*; Guo, W. T.*; 大島 真澄; 藤 暢輔; 小泉 光生; 長 明彦; 木村 敦; et al.
Chinese Physics Letters, 24(5), p.1203 - 1206, 2007/05
タンデム加速器からの重イオン(Al)ビームを用い、多重線検出装置GEMINI-IIにより、重イオン核反応後の即発線を測定し、Reの高励起状態の準位構造を調べた。同時計数データを解析した。既知の回転バンドとの結合関係から、新しい回転バンドが同定された。近傍核の系統性から、このバンドは配位の上に立つ基底状態回転バンドであることを提唱した。新しいバンドは低スピン指標逆転現象を示し、新たな理論解析の必要性を示唆する結果となった。
Zhou, X. H.*; Xing, Y. B.*; Liu, M. L.*; Zhang, Y. H.*; Guo, Y. X.*; Ma, L.*; Lei, X. G.*; Guo, W. T.*; 大島 真澄; 藤 暢輔; et al.
Physical Review C, 75(3), p.034314_1 - 034314_17, 2007/03
被引用回数:18 パーセンタイル:73.87(Physics, Nuclear)タンデム加速器からのOビームを用い、多重線検出装置GEMINI-IIにより、重イオン核反応後の即発線を測定し、Ptの高励起状態を調べた。及び配位の上に立つ既知のバンドは高励起状態まで拡張され、及び Nilsson軌道に起因する新たな回転バンドが観測された。Total Routhian surface計算は変形の遷移核であるPtが及びに対して非常に柔らかいことを示唆した。観測されたバンドの性質を近傍核と比較し、cranked shell模型により解釈を行った。
Zhang, Y. H.*; Zhou, X. H.*; He, J. J.*; Liu, Z.*; Fang, Y. D.*; Guo, W. T.*; Lei, X. G.*; Guo, Y. X.*; Ndontchueng, M. M.*; Ma, L.*; et al.
International Journal of Modern Physics E, 15(7), p.1437 - 1445, 2006/10
被引用回数:3 パーセンタイル:28.19(Physics, Nuclear)タンデム加速器施設において多重線検出装置GEMINI-IIを用いたインビーム線核分光実験により、高スピン核構造が未知である陽子数,中性子数ともに奇数である奇奇核Auの回転バンドにおける低スピン指標逆転現象を探索した。これら3つの核のバンドを同定し、高スピン状態まで拡張することに成功した。特に、Auにおいてバンドと基底状態回転バンドの間のバンド間転移が確立され、バンドのスピン・パリティを決めることができた。この結果、これら3つの核の回転バンドで低スピン指標逆転現象が見つかった。
Zhou, X. H.*; Ma, L.*; Xing, Y. B.*; Zhang, Y. H.*; Guo, Y. X.*; Lei, X. G.*; Xie, C. Y.*; 大島 真澄; 藤 暢輔; 小泉 光生; et al.
European Physical Journal A, 28(3), p.271 - 275, 2006/06
被引用回数:2 パーセンタイル:21.09(Physics, Nuclear)タンデム加速器施設の多重線検出装置GEMINI-IIを用いて、Tl原子核の励起状態の核構造をインビーム線核分光法で調べた。オブレート変形(蜜柑形)を有する配位の上に立つ回転バンドがTl核で同定された。重いTlの奇奇核同位体のバンドの系統性から、Tlにおける新回転バンドのスピンパリティを提案した。この新しいバンドは低スピンにおいて指標逆転を示すことがわかった。この現象はスピン依存の陽子-中性子残留相互作用を考慮したtwo-quasiparticle plus rotor模型により定性的に解釈できることを示した。
小泉 光生; 長 明彦; 藤 暢輔; 木村 敦; 水本 元治; 大島 真澄; 井頭 政之*; 大崎 敏郎*; 原田 秀郎*; 古高 和禎*; et al.
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 562(2), p.767 - 770, 2006/06
被引用回数:6 パーセンタイル:43.85(Instruments & Instrumentation)原子核科学研究グループにおいては、文部科学省公募型特会事業において、マイナーアクチニドの中性子捕獲断面積を測ることを目的として、4Geスペクトロメータを使った実験装置の準備を行っている。実験は、京大炉の電子LINAC施設で行う予定で、TOF中性子ビームラインの整備はほぼ完了している。4Geスペクトロメータの建設は進行中である。並行して、デジタル処理テクニックに基づく新しいデータ収集システムの開発を行った。以上この事業の現状について紹介する。
小泉 光生; 藤 暢輔; 長 明彦; 木村 敦; 宇都野 穣; 大島 真澄; 早川 岳人; 初川 雄一; 片倉 純一; 松田 誠; et al.
Proceedings of the International Workshop on Quark Nuclear Physics 2006, p.245 - 252, 2006/00
原子力機構では、多重クーロン励起実験法を用い基底状態に近い偶偶核の構造を系統的に研究している。これまで、Ge, Zn, Moなどの安定な原子核について、B(E2), Qモーメントなどの電磁気的物理量を測定してきた。われわれの実験の結果、Ge, Mo核で、変形共存していることが明らかになった。Ge原子核においては、質量が76-74-72と下がるに従い、球形侵入バンドの0バンドヘッドのエネルギーが下がり、Geで基底状態のプロレイト変形0準位と入れ替わることがわかった。Moでは、プロレイトと3軸非対称変形の共存現象が見つかった。Znでは、3軸非対称変形していることが明らかになった。
後藤 淳; 菅原 昌彦*; 大島 真澄; 藤 暢輔; 木村 敦; 長 明彦; 小泉 光生; 水本 元治; 大崎 敏郎*; 井頭 政之*; et al.
AIP Conference Proceedings 769, p.788 - 791, 2005/05
マイナーアクチニド(MA)の中性子捕獲断面積は、ADSなどの革新的原子炉の研究開発で高精度な値が必要となる。しかし、現状では誤差が大きいものが多く、またデータ間で矛盾が生じているものもあり、より高精度な測定が望まれている。そこで、われわれは高精度なMA中性子捕獲断面積測定を目指し、全立体角Geスペクトロメータを開発している。全立体角Geスペクトロメータは、30個のGe結晶で測定試料を覆うことで、高効率,高エネルギー分解能で線を検出する装置である。本研究では、シミュレーションプログラムGEANT4を用いてスペクトロメータのシミュレーションを行った。スペクトロメータに線を入射させ、線と物質との相互作用をシミュレーションすることで検出器の応答を調べた。その結果より、本スペクトロメータが1520%の絶対効率(1MeV線に対して)であることがわかった。
Zieliska, M.*; Czosnyka, T.*; Wrzosek-Lipska, K.*; Choiski, J.*; 初川 雄一; Iwanicki, J.*; 小泉 光生; 草刈 英榮*; 松田 誠; 森川 恒安*; et al.
Acta Physica Polonica B, 36(4), p.1289 - 1292, 2005/04
さまざまなビームとターゲットの組合せを用いてMoとMo核をクーロン励起し、これらの核の電磁気的性質を調べた。この情報は以前Moで発見された変形共存現象を理論的に解釈するうえで、重要な実験データを提供した。
静間 俊行; Gan, Z. G.*; 小川 建吾*; 中田 仁*; 大島 真澄; 藤 暢輔; 早川 岳人; 初川 雄一; 菅原 昌彦*; 宇都野 穣; et al.
European Physical Journal A, 20(2), p.207 - 210, 2004/04
被引用回数:13 パーセンタイル:71.74(Physics, Nuclear)深部非弾性散乱反応によりBaの核異性体の同定に成功した。線の同時計測データーの解析から、核異性体の励起エネルギーを3357keV、スピン及びパリティを10と決定した。また、線の時間相関の分析から、核異性体の半減期として、9410nsを得た。さらに、殻模型計算から、核異性体に対して、2つの中性子が軌道をとる配位であることを明らかにした。