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論文

Quantum critical spin-liquid-like behavior in the $$S$$ = $$frac{1}{2}$$ quasikagome-lattice compound CeRh$$_{1-x}$$Pd$$_x$$Sn investigated using muon spin relaxation and neutron scattering

Tripathi, R.*; Adroja, D. T.*; Ritter, C.*; Sharma, S.*; Yang, C.*; Hillier, A. D.*; Koza, M. M.*; Demmel, F.*; Sundaresan, A.*; Langridge, S.*; et al.

Physical Review B, 106(6), p.064436_1 - 064436_17, 2022/08

 被引用回数:7 パーセンタイル:64.62(Materials Science, Multidisciplinary)

We present the results of muon spin relaxation ($$mu$$SR) and neutron scattering measurements on the Ce-based quasikagome lattice CeRh$$_{1-x}$$Pd$$_x$$Sn ($$x$$ = 0.1 to 0.75). Our $$mu$$SR results reveal the absence of both static long-range magnetic order and spin freezing down to 0.05 K in the $$x$$ = 0.1 sample, which is consistent with neutron scattering results. The weak temperature-dependent plateaus of the dynamic spin fluctuations below 0.2 K in zero field together with its longitudinal-field (LF) dependence indicate the presence of dynamic spin fluctuations persisting even at 0.05 K without static magnetic order. We argue that such a behavior for $$x$$ = 0.1 can be attributed to a metallic spin-liquid-like ground state near the quantum critical point in the frustrated Kondo lattice. The LF-$$mu$$SR study suggests that the out of kagome plane spin fluctuations are responsible for the spin-liquid behavior.

論文

Retreat from stress; Rattling in a planar coordination

末國 晃一郎*; Lee, C. H.*; 田中 博己*; 西堀 英治*; 中村 篤*; 笠井 秀隆*; 森 仁志*; 臼井 秀知*; 越智 正之*; 長谷川 巧*; et al.

Advanced Materials, 30(13), p.1706230_1 - 1706230_6, 2018/03

 被引用回数:58 パーセンタイル:89.82(Chemistry, Multidisciplinary)

高性能デバイスとしての熱電材料には、高い電気伝導度と低い熱伝導度という相反する要求を同時に満たす必要がある。本研究では、テトラへドライト(Cu,Zn)$$_{12}$$(Sb,As)$$_{4}$$S$$_{13}$$の結晶構造とフォノンダイナミクスを調べ、平面内に配位している銅原子のラットリング運動がフォノンを効率良く散乱することを見出した。これらの知見は、平面配位構造を有する高性能熱電材料の新たな開発指針を与えるものである。

論文

Multipole and superconducting state in PrIr$$_2$$Zn$$_{20}$$ probed by muon spin relaxation

髭本 亘; 伊藤 孝; 二宮 和彦; 鬼丸 孝博*; 松本 圭介*; 高畠 敏郎*

Physical Review B, 85(23), p.235152_1 - 235152_4, 2012/06

 被引用回数:4 パーセンタイル:18.91(Materials Science, Multidisciplinary)

ミュオンスピン回転緩和法を用いてカゴ状構造を持つ重い電子系物質PrIr$$_2$$Zn$$_{20}$$の磁性と超伝導特性の研究を行った。1K以下で温度に依存しない$$mu$$SR信号が観測され、0.11Kで観測されていた相転移は純粋な四極子転移である可能性が最も高いものと考える。0.05K以下の超伝導相では、時間反転対称性の破れた状態など非通常型を示す結果は得られなかった。また零磁場の$$mu$$SR実験では15K以下の常磁性状態において自発的なミュオンスピンの回転が観測され、$$^{141}$$Prとミュオンの間に特異な結合状態が形成されていることを提案する。

論文

Electronic states of magnetic refrigerator materials Mn$$_{0.9}$$Fe$$_{1.1}$$P$$_{0.55}$$As$$_{0.45}$$ using soft X-ray magnetic circular dichroism

竹田 幸治; 岡根 哲夫; 大河内 拓雄*; 藤森 伸一; 斎藤 祐児; 山上 浩志; 薮田 久人*; 高畠 敏郎*

Journal of Physics; Conference Series, 200, p.012199_1 - 012199_4, 2010/02

 被引用回数:2 パーセンタイル:63.83(Materials Science, Multidisciplinary)

MnFePAs及びMnFePGeは強磁性転移温度のわずかに上の常磁性状態において、外部磁場により大きなエントロピー変化を伴う一次の常磁性・強磁性転移が起こる。この現象は磁気冷凍材料として注目されている。本研究では軟X線磁気円二色性を用いて、この常磁性・強磁性転移において、磁性を担っているMn元素とFe元素の磁気的振舞をそれぞれ分離して調べた。その結果、両物質ともに、Mn元素とFe元素の磁気モーメントはお互い同じ方向を向いていることがわかった。また、磁気モーメントの大きさは両試料においてもMnの方が大きいこともわかった。常磁性・強磁性転移に伴い、磁気円二色性のシグナルの大きさには顕著な変化を示すが、スペクトルの形状変化は観測されず、磁気転移において価数の変化などは起こっていないことがわかった。

論文

High-resolution photoemission study of the hybridization gap in the Kondo semiconductor CeRhAs

島田 賢也*; 東口 光晴*; 有田 将司*; 生天目 博文*; 谷口 雅樹*; 藤森 伸一; 斎藤 祐児; 藤森 淳; 高田 恭孝*; Shin, S.*; et al.

Journal of Magnetism and Magnetic Materials, 310(2, Part1), p.e57 - e58, 2007/03

近藤半導体CeRhAs及び半金属CeRhSbの電子状態を、40-5948eVの放射光を利用した光電子分光により調べた。光励起断面積のエネルギー依存性に基づき、これらの物質のp-d-f状態を明らかにした。

論文

High-resolution photoemission study of Ce$$_{1-x}$$La$$_{x}$$RhAs; A Collapse of the energy gap in the Kondo semiconductor

島田 賢也*; 東口 光晴*; 藤森 伸一; 斎藤 祐児; 藤森 淳; 生天目 博文*; 谷口 雅樹*; 笹川 哲也*; 高畠 敏郎*

Physica B; Condensed Matter, 383(1), p.140 - 141, 2006/08

 被引用回数:1 パーセンタイル:6.23(Physics, Condensed Matter)

近藤半導体CeRhAsのLa置換によるエネルギーギャップの崩壊を解明するため、Ce$$_{1-x}$$La$$_{x}$$RhAs(0$$leq$$x$$leq$$0.05)単結晶の高分解能角度分解光電子分光を行った。xの増加とともにフェルミエネルギー近傍のCe4f$$^{1}$$状態が減少し、高結合エネルギーに4f由来の構造が現れた。一方、Rh 4dに由来する状態は、置換によってあまり変化しない。新たに現れたCe 4f状態はインコヒーレントな性質であり、x$$>$$$$sim$$0.02における半導体状態の崩壊の原因である。

論文

High-resolution photoemission study of CeRhX (X=Sn, In)

島田 賢也*; 生天目 博文*; 谷口 雅樹*; 東口 光晴*; 藤森 伸一; 斎藤 祐児; 藤森 淳; Kim, M. S.*; 平田 大輔*; 高畠 敏郎*

Physica B; Condensed Matter, 378-380, p.791 - 792, 2006/05

 被引用回数:4 パーセンタイル:22.09(Physics, Condensed Matter)

CeRhX(X=Sn, In)のCe 4f由来の電子状態をCe 3d-4f高分解能共鳴光電子分光法により直接的に調べた。低い近藤温度を有する近藤金属CePtSnと比較すると、CeRhXはフェルミエネルギー近傍のCe 4f$$^{1}$$状態が強く、4f$$^{0}$$状態が弱い。このことはCeRhXは強い価数揺動系であることを示している。Ce 4f$$^{1}$$のスペクトル形状から、c-f混成強度は、CeRhInよりもCeRhSnの方が弱いことがわかった。

論文

Application of miniature pulsed magnets to synchrotron X-ray spectroscopy and neutron diffraction

松田 康弘*; 村田 悠人*; 稲見 俊哉; 大和田 謙二; 野尻 浩之*; 大山 研司*; 加藤 直樹*; 村上 洋一*; 伊賀 文俊*; 高畠 敏郎*; et al.

Journal of Physics; Conference Series, 51, p.490 - 493, 2006/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:92.11(Physics, Condensed Matter)

Synchrotron X-ray and neutron experiments in high magnetic fields have been performed using miniature pulsed magnets. In EuNi$$_2$$(Si$$_{0.18}$$Ge$$_{0.82}$$)$$_2$$, the drastic change of the $$L$$$$_{3}$$-edge absorption spectrum is found at the valence state transition. While, no changes of the spectra are found at the insulator-metal transitions in Kondo insulators YbB$$_{12}$$ and Ce$$_3$$Bi$$_4$$Pt$$_3$$. As a test experiment the high field neutron diffraction experiment of MnF$$_2$$ has been carried out at JRR-3M reactor.

論文

$$^{171}$$Yb NMR in the Kondo semiconductor YbB$$_{12}$$

生嶋 健司; 加藤 益丈*; 滝川 仁*; 伊賀 文俊*; 日浦 さやか*; 高畠 敏郎*

Physica B; Condensed Matter, 281-282, p.274 - 275, 2000/06

 被引用回数:23 パーセンタイル:72.05(Physics, Condensed Matter)

近藤半導体YbB$$_{12}$$の単結晶において、66%の大きなナイトシフトをもつ$$^{171}$$Yb NMR信号観測に成功した。115T/$$mu_{B}$$のその超微細結合定数はYb$$^{3+}$$イオンのJ=7/2状態の計算値と一致しており、低温極限の帯磁率はJ=7/2多重項内のVan VlecK項であることがわかった。また、Ybサイトの核スピン-格子緩和率は87Kの活性化エネルギーをもって温度変化しているが、Bサイトでは異なる温度依存性が観測された。

論文

Double magnetic transitions in UPt$$_{2}$$In

前田 康臣*; 高畠 敏郎*; 板東 能生*; 藤井 博信*; 小田 究*; 杉山 清寛*; 金道 浩一*; 伊沢 公一*; 鈴木 孝至*; 藤田 敏三*; et al.

Physica B; Condensed Matter, 223-224(1-4), p.228 - 230, 1996/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:9.15(Physics, Condensed Matter)

UPt$$_{2}$$Inについての磁性、輸送現象、比熱、中性子回折実験結果を報告する。UPt$$_{2}$$Inは35Kで反強磁性相へ転移し、15Kでさらに磁気転移を起こすことが判明した。15K以下でも、d=6.57$AA$に観測される反強磁性ピークは、続いて増大することが中性子回折により確認された。4.2Kにおける磁化は0.2$$mu$$$$_{B}$$/f.u.であり、メタ磁性転移が26Teslaで起こることが磁化測定から明らかとなった。比熱は1.4Kで100mJ/K$$^{2}$$moleと比較的大きな値を持つ。

口頭

磁気冷凍材料の軟X線磁気円二色性

竹田 幸治; 岡根 哲夫; 大河内 拓雄; 斎藤 祐児; 山上 浩志; 薮田 久人*; 高畠 敏郎*

no journal, , 

磁気冷凍材料とは磁場誘起により常磁性・強磁性の一次転移の際の磁気エントロピーの変化を利用して冷却を行うことのできる物質のことである。今回われわれはMnFePAsに注目した。この物質はTC=290Kの強磁性体であり、TCより上の温度(室温付近)で磁場誘起の常磁性・強磁性転移を起こす物質であり、磁気冷凍材料の候補である。研究の目的は、この物質の強磁性転移(TCでの転移(温度特性)と磁場誘起による転移(磁場特性)の二つ)を明らかにするために、軟X線磁気円二色性(XMCD)実験を行った。その結果、温度、磁場の二つの転移条件下において、Mn, FeともにXMCDの強度増大を捕らえることができた。強磁性相におけるMnスピンとFeスピンは同じ方向を向いていることがわかった。そして、温度による強磁性転移においてはXMCDスペクトル形状は変化せず、スピンモーメントと軌道モーメントの比は変化しないのに対し、磁場誘起による強磁性転移では、モーメントの大きさだけでなく、MnとFeともにスピンモーメントと軌道モーメントの比が変化していることがわかった。これは温度による磁気転移と磁場による磁気転移のメカニズムが違うことを示している。

口頭

ミュオンでみた籠状物質におけるゲスト原子の微視的運動

髭本 亘; 伊藤 孝; 高畠 敏郎*; 末國 晃一郎*

no journal, , 

カゴ状構造を有する化合物におけるカゴ内部のゲスト原子の運動は、熱電変換物質の変換効率を上げる機構という観点からも重要であり、近年大きく理解が進んだ。本研究では、微視的な実験手法であるミュオンスピン緩和法を用いて、I型クラスレート化合物Ba$$_8$$Ga$$_{16}$$Si$$_{30}$$の局所運動の研究を行ったのでその結果について報告する。

口頭

Ce化合物近藤半導体の軟・硬X線光電子分光

竹田 幸治; 藤森 伸一; 岡根 哲夫; 斎藤 祐児; 山上 浩志; 小林 啓介*; 稲見 俊哉; 大和田 謙二; 有田 将司*; 島田 賢也*; et al.

no journal, , 

立方晶Ce$$_{3}$$Bi$$_{4}$$Pt$$_{3}$$は、低温において約10meVの等方的エネルギーギャップが形成されるCe化合物近藤半導体の代表的物質である。一方、斜方晶CeNiSnは、斜方晶で低温において擬ギャップを生じる近藤半金属である。この両物質の電子構造(特にCe 4f電子状態)を比較することは、近藤半導体におけるエネルギーギャップ形成の理解に重要である。今回、われわれは、SPring-8 BL23SUにおいて高分解能Ce 3d-4f共鳴光電子分光スペクトルとCe 3d内殻スペクトルの温度依存性を調べた。またBL22XUにおいて3.5keVの励起光を用いた硬X線光電子分光測定も行った。試料表面は真空中で破断することにより得た。Ce3d-4f共鳴光電子分光スペクトルについて、結合エネルギー$$sim$$2eVの構造は4f0終状態に対応し、フェルミ準位(EF)直下のピークは4f1終状態に対応する。12Kでは、Ce$$_{3}$$Bi$$_{4}$$Pt$$_{3}$$のEF直下のピーク幅が狭まりスピン軌道相互作用による$$sim$$300meVの肩構造が相対的に減少した。一方、CeNiSnでは低温にすると4f1ピークのウェイトは全体的に増すが、スピン軌道相互作用による肩構造はほとんど変化していない。また、Ce 3d内殻スペクトルの顕著な温度依存性も観測され、価数の温度変化することもわかった。

口頭

PrRh$$_2$$Zn$$_{20}$$$$mu$$SR

髭本 亘; 伊藤 孝; 長澤 直裕*; 鬼丸 孝博*; 高畠 敏郎*

no journal, , 

カゴ状物質PrRh$$_2$$Zn$$_{20}$$は0.06K付近で超伝導が生じると同時に別の相転移を示す。この相転移は四極子転移であるものと考えられているが、これまでのところ微視的な研究は行われてなく詳細は不明である。我々はミュオンスピン緩和法により、PrRh$$_2$$Zn$$_{20}$$における四極子秩序と超伝導についての研究をJ-PARCミュオン科学実験施設において行った。その結果、相転移温度前後で信号に変化が見られず、磁性を伴う相転移はないことが明らかになった。この結果は四極子転移を支持するものである。また超伝導に関しても、特異な超伝導を示唆する結果は得られていない。講演ではその詳細について報告する。

口頭

Tm$$_{1-x}$$Yb$$_x$$B$$_6$$の磁気秩序状態

髭本 亘; 伊藤 孝; 二宮 和彦; 伊賀 文俊*; 福田 賢二*; 高畠 敏郎*

no journal, , 

RB$$_6$$(Rは希土類元素)は多彩な物性を示すことが知られている。例えば、CeB$$_6$$は近藤格子の典型物質と考えられており、多極子秩序など多くの視点からの研究がなされている。TmB$$_6$$に関してはTmの価数揺動が考えられ、どのような物性が見られるか興味が持たれている一方、これまで試料作製についての報告はなされていない。またYbB$$_6$$に関しては磁気的には非磁性の基底状態を持つことが知られている。今回、Tm$$_{0.55}$$Yb$$_{0.45}$$B$$_6$$の多結晶試料において、ミュオンスピン緩和測定($$mu$$SR)実験を行い、磁気的基底状態についての研究を行った。その結果、ゼロ磁場下で約2K付近から低温で明確な静磁場の発生が確認され、系全体が磁気秩序状態にあることが確認された。

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