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照沼 章弘; 三村 竜二; 長島 久雄; 青柳 義孝; 廣川 勝規*; 打它 正人; 石森 有; 桑原 潤; 岡本 久人; 木村 泰久; et al.
JAEA-Review 2016-008, 98 Pages, 2016/07
原子力機構は、平成22年4月から平成27年3月までの期間における中期目標を達成するための計画(以下「第2期中期計画」という。)を作成した。また、上記期間中の各年度の業務運営に関する計画(以下「年度計画」という。)を定めている。バックエンド研究開発部門は、この第2期中期計画及び年度計画に基づいて、廃止措置技術開発と原子力施設の廃止措置を進めてきた。本報告は、バックエンド研究開発部門が第2期中期に実施した廃止措置技術開発と原子力施設の廃止措置の結果についてまとめたものである。
並木 孝洋*; 青木 勇二*; 佐藤 英行*; 関根 ちひろ*; 城谷 一民*; 松田 達磨; 芳賀 芳範; 八木 健彦*
Journal of the Physical Society of Japan, 76(9), p.093704_1 - 093704_4, 2007/09
被引用回数:31 パーセンタイル:77.29(Physics, Multidisciplinary)We report on a systematic study of the superconducting characteristics and Pr crystalline-electric-field (CEF) levels of the filled skutterudite PrRuAs (T = 2.33 K). The electronic specific heat coefficient 95 mJ/(Kmol), which is 1.5 times larger than that of LaRuAs, indicates 4-originating quasiparticle mass enhancement. The magnetic susceptibility (T) indicates that the CEF ground state is a 1 singlet and a 4(1) triplet first excited state lies at CEF30 K above. A systematic comparison among PrOsSb, PrRuSb, PrRuAs, and La-based reference compounds suggests that the inelastic exchange scattering and aspherical charge scattering of conduction electrons from CEF-split 4 levels play an essential role in the quasiparticle mass enhancement and in determining the value of Tc in the Pr-based filled skutterudites.
荒 克之; 八木 秀之; 池田 英男*; 杉山 良浩*; 大村 俊次*; 森安 雅治*; 平本 誠剛*
IEEE Transactions on Magnetics, 25(5), p.3830 - 3832, 1989/09
被引用回数:2 パーセンタイル:38.67(Engineering, Electrical & Electronic)電子ビーム及びレーザービームを用いて、炭素鋼S35Cおよびオーステナイト系ステンレス鋼SUS304に磁気格子を形成することを試みた。ビームエネルギーは12W~1100Wまで変化させ、入射エネルギーと形成格子の磁気特性の関係を5.4kOeの磁界中で着磁した時の残留磁化の大きさによって評価した。また、機械硬度変化、金相変化も調べた。
荒 克之; 八木 秀之; 池田 英男*; 杉山 良浩*; 大村 俊次*; 平本 誠剛*; 森安 雅治*
MAG-89-92, p.1 - 10, 1989/04
耐熱性の磁気スケールを実現するため、SUS304などのオーステナイト系ステンレス鋼にレーザービームを照射することによって、磁気格子を形成した。振動試料型磁力計(VSM)を用いて、照射部の磁気特性を明らかにした。磁気格子の性質を制御する目的で、鋼材の表面にクロムメッキを施し、レーザービームを照射して基材へのクロムの溶融ミキシングを行い、その磁気特性を調べた。また、キューリ温度を測定し、耐熱性についても認めた。
八木 秀之; 荒 克之; 池田 英男*; 大村 俊次*; 森安 雅治*; 平本 誠剛*
MAG-88-159, p.29 - 38, 1988/10
強磁性鋼板上に電子ビーム照射によって形成した磁気格子の磁気特性を調べるために、照射部から試験片を切り出し振動試料法によって磁化特性を測定し、保磁力の変化、飽和磁化の変化を調べた。その結果は、機械硬度変化及び着磁パターンの測定結果から予想されていたものと定性的に良く一致した。炭素鋼(SPCCとS350)とマルテンサイト系ステンレス鋼(SU410)は共に照射部の磁気特性は硬化(保磁力の増大)し、着磁によって磁気が残り易くなる性質が明らかとなった。一方、フェライト系ステンレス鋼(SUS430)とInvarは逆に磁気特性が軟化(保磁力が減少)し、着磁による磁化が残りにくくなる性質を示すことが明らかになった。
荒 克之; 八木 秀之; 大村 俊次*; 池田 英男*; 平本 誠剛*; 森安 雅治*
MAG-88-79, p.25 - 33, 1988/00
電子ビーム照射によって強磁性試料上に形成された磁気格子に、ソレノイド及び電磁石によって一様着磁を行い、着磁後の試料表面より流出入する磁束の垂直成分及び水平成分を測定して、着磁パターンを調べた。
荒 克之; 八木 秀之; 大村 俊次*; 池田 英男*; 大峯 恩*; 森安 雅治*
研究会資料, p.57 - 65, 1987/06
高温環境下で利用可能な磁気スケール用材料として、炭素鋼、インバー、強磁性ステンレス鋼について、レーザビームおよび電子ビームを照射し、金相変化、硬度変化、着磁特性変化を調べた。その結果、ビーム照射した局部において、磁気特性の変化が生じ、磁気格子を容易に形成できることがわかった。また、ビーム照射条件と着磁量の関係を調べ、磁気スケールの着磁パターン設計のための基礎データを取得した。
荒 克之; 八木 秀之; 杉山 良浩*; 大村 俊次*; 大峯 恩*; 森安 雅治*; 池田 英男*
MAG-87-19, p.47 - 55, 1987/00
高温環境下で利用可能な磁気スケール用材料として,非磁性の耐熱ステンレス鋼に着目し,電子ビームおよびレーザビーム照射を行い,非磁性母相(オーステナイト)に強磁性母相(フェライト)を溶融凝固折出させることを試み,これによって磁気格子を形成させた。ビーム照射局部の性質を金相観察、ビッカース硬度測定、磁気特性測定により調べるとともに、着磁を行って、残留磁化量の測定を室温~200Cの間で行った。また、磁気スケールの設計の基礎データを得るために、着磁パターンによる磁束分布を計算機による有限要素・磁界解析で求めた。
川妻 伸二; 船橋 英之; 八木 直人; 工藤 健治; 辻村 誠一; 福島 正
no journal, ,
原子力施設から発生する廃棄物のクリアランスに関しては、これまで多くの場で議論・討論が重ねられてきており、昨年原子炉等規制法令が改正され、原子力学会でも学会標準を策定するなどの環境整備が進められてきた。一方、再処理工場,ウラン加工工場やMOX燃料工場、さらに核燃料物質を用いた研究施設等の核燃料施設については、未だクリアランスレベルの検討がされていない状況である。特に、核燃料物質を用いた研究施設に関しては、使用開始以来数十年を経過し、その使命を終了して解体を待っている施設も少なからずある。このような状況を踏まえ、核燃料施設から発生するウラン廃棄物,TRU廃棄物に関してクリアランスの運用を考慮した場合、当該廃棄物の特徴を踏まえてどのような課題が生じ、それに対して解決策がどのようになるのかを本セッションで紹介し、広く専門家の意見を求め、将来における国の検討に資する。