検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 2 件中 1件目~2件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

報告書

コンクリートの長期変質挙動に関する調査研究(4) (成果概要)

万木 正弘*; 斉藤 裕司*; 堀江 芳博*; 藤原 靖*

PNC TJ1449 92-006, 121 Pages, 1992/02

PNC-TJ1449-92-006.pdf:3.04MB

コンクリートは放射性廃棄物の処分において、固化体、緩衝材及びシール材等としての利用が検討されている。本研究は、このような使用条件下におけるコンクリートの長期変質挙動の予測手法の調査を目的として1987年に開始した。昨年までに、コンクリートの長期変質挙動に関する文献調査と、既設構造物から採取したコンクリート試料の変質状態の調査を行ってきた。本年度は、これまでの調査に準拠して、文献調査を継続するとともに、比較的古い既設構造物から採取したコンクリート試料についてその変質状態を調査した。構造物は1956年に建設された(35年経過)東京湾近くにある火力発電所の施設である。また、塩素イオン、重炭酸イオン又は硫酸イオンに晒されるセメント混合物の変質速度や反応の最終物質を調査するための室内実験を開始した。結果をまとめると以下のとおりである。(1)変質挙動の予測手法に関連する文献について・コンクリートの炭酸化のメカニズムや硫酸塩による劣化を検討した文献が収集されたが、コンクリートの長期変質挙動の予測手法や変質の速度に関して直接的に有益な資料は少なかった。(2)実構造物から採取したコアの変質程度について・土との接触部付近のコンクリートは炭酸化による変質が認められ、CaO/SiO/SUB2モル比が内部のコンクリートに比べて減少していた。(3)コンクリートの変質に関する室内試験について・NaCl、NaHCO/SUB3及びNa/SUB2/SO/SUB4の各種溶液中に3ヶ月浸漬した粉砕試料において、すでに変質が開始していることが確認された。

報告書

コンクリートの長期変質挙動に関する調査研究(2)

藤原 靖*; 中西 正俊*; 万木 正弘*; 斎藤 裕司*

PNC TJ4449 90-003, 280 Pages, 1990/01

PNC-TJ4449-90-003.pdf:33.19MB

放射性廃棄物の処分において、廃棄物の固化体、緩衝材、グラウト材、シール材、プラグ等材等セメント混合物の適用の可能性が検討されている。放射性廃棄物の処分に関連する材料は全て長期の耐久性が重要であり、セメント混合物についても、その耐久性を考慮する上で、長期間にわたっての変質挙動を把握し予測する必要がある。本研究は昭和62年度より、コンクリートの長期変質挙動に関する調査研究として進めており、前年度まで、セメント混合物の変質挙動に関する文献調査、長期変質挙動予測に関する研究課題の検討ならびに第一回目の実構造物調査として、築造後67年経過した地下約40mで、地下水で飽和した岩盤中のトンネルより試料採取を行い、その変質状況等について分析検討を行った。本年度はこれまでの研究結果から、セメント混合物に与える影響が強いと予想される環境条件下にある構造物からコンクリート試料を採取し、変質に関する調査と分析を実施した。試料採取を行った構造物は、昭和4年に建設された神奈川県横浜市帷子川河口の護岸で61年経過している。得られた試料について、その変質に関する各種の分析を行うと同時に長期の変質挙動の予測手法に関連する文献調査を行い、以下のことが明らかとなった。(1)護岸コンクリートの変質程度について土との接触部のコンクリートは塩分の浸透や炭酸化によって変質が進んでいると判定された。これは接触土の間隙水に高濃度の塩素イオンと重炭酸イオンとが含まれているためであると考えられた。(2)変質挙動の予測手法に関連する文献についてコンクリートの長期の変質挙動に関して予測手法や実際の変質程度を検討した文献の調査を実施した。

2 件中 1件目~2件目を表示
  • 1