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論文

放射線照射によるウインナーソーセージの貯蔵とミクロフローラ

伊藤 均

防菌防黴, 6(2), p.69 - 75, 1978/02

わが国においてウインナーソーセージ(以下VSと略す)は肉加工品の中で生産量の多い食品である。しかし、保存性が劣るため長期保存のための研究が検討されてきている。ここでは著者らが行なってきた放射線照射による貯蔵効果等について解説することにする。VSのネト発生は10$$^{circ}$$Cでは製造後2~4日で発生する。市販品は保存料が添加してあるためネト原因菌は主に乳酸菌と酵母菌である。ところが、保存料無添加VSにはそのほかMicyococusやBacillus,MA菌、Flarobacteuium,Enterobacteaia類も増殖してくる。放射線を300~500krad照射するとMA菌と酵母菌が主に発生してくるがネト発生を1週間近く遅らせることができる。さらに酸素透過度の少ない包装フィルムで窒素ガス置換包装すればさらにネト発生を抑制できる。食味変化は500krad以下では無視できる程度である。

報告書

電子線照射によるウインナーソーセージの表面殺菌とネト抑制効果

渡辺 宏; 須永 博美; 久米 民和; 伊藤 均; 青木 章平; 佐藤 友太郎*

JAERI-M 5610, 18 Pages, 1974/03

JAERI-M-5610.pdf:0.92MB

ウインナーソーセージに発生するネトの構成々分は微生物体そのものと微生物による分解生産物との集合体である。そこで、電子線による表面殺菌によりネ卜の発生を抑制する目的で本研究を行なった。0.5MeVという低いエネルギーでも表面を0.8~1.0Mrad照射すれば1週間は微生物の生育を抑えることができた。エネルギーが高いほどまた線量が大きいほど殺菌効果は大きくなるが、2.0MeVで0.7Mrad以上照射するとウインナーソーセージの官能的品質の低下がみられた。したがって風味を変えないで照射できるエネルギーと線量は、1.0MeV以下では1.0Mradまで、また2.0MeVでは0.5Mradまでであった。1.0MeVで1.0Mrad照射すると$$gamma$$線で0.5Mrad照射した場合よりも殺菌効果は大きくなるものと考えられ、$$gamma$$線では0.5Mradでも照射臭の発生が認められることもあることから考えると、風味に変化を与ないで殺菌する方法として電子線による表面殺菌の方法は非常に有効であると思われる。

報告書

$$gamma$$線照射によるウインナーソーセージの品質変化; ウインナーソーセージの放射線保蔵に関する研究,5

渡辺 宏; 青木 章平; 佐藤 友太郎*

JAERI-M 5609, 11 Pages, 1974/03

JAERI-M-5609.pdf:0.71MB

実用的な照射方法としてPackage Irradiationを考えるときPackage内には必然的に線量の分布が生じるため、品質に変化を与えない最大線量を決める必要が生じた。そこで、ウインナソ-セ-ジの品質に影響を与えないで照射するための包装材、雰囲気、照射温度、線量などの諸条件について検討した。包装材としては現在市販品ソーセージの包装に使用されているポリセロでも照射の影響はみられなかった。包装内の酸素濃度が大きいほど品質変化は大きく、照射の影響を少なくするためには窒素充填による包装が適していた。また照射時の品温については5$$^{circ}$$C前後では色調の低下があらわれ、26$$^{circ}$$Cでは色の変化はないが、Off-flavorが発生しやすくなる傾向を示した。以上の最適条件を選んで照射した場合でも0.6Mrad照射すると検査方法によっては品質変化が認められ、0.5Mradでは変化がなかったから官能的な品質変化を起さない最大線量は0.5Mradであると考えられる。

論文

ウインナーソーセージの放射線保蔵に関する研究,2; $$gamma$$線照射によるミクロフローラの変動

伊藤 均; 久米 民和; 佐藤 友太郎*

食品照射, 7(1), p.50 - 56, 1972/00

ウインナーソーセージは普通10$$^{circ}C$$以下の貯蔵温度下で市販されているが,製造してから3$$sim$$5日でネトが発生し,そのため商品価値が著しく低下してしまったり,流通地域がかぎられてしまうということが大きな問題となっている。ウインナーソーセージの$$gamma$$線照射によるネト発生防止に関する研究はすでに高坂ら,およびWatanabeらによって行なわれており,500Krad の総量で1週間以上充分ネトの発生かおさえられると報告されている。しかし実用化の観点からはさらにくわしく照射によるミクロフローラの変動と貯蔵効果について検討する必要があると思われるので,微生物学的立場から検討を行なった。

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