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Kim, Y.*; Liu, Y.-R.*; 岡 眞; 鈴木 渓
Physical Review D, 104(5), p.054012_1 - 054012_18, 2021/09
被引用回数:18 パーセンタイル:72.62(Astronomy & Astrophysics)本論文では、スカラー及びベクトルダイクォークのカイラル有効理論を線形シグマ模型に基づいて構成する。有効理論の主な適用として、チャームまたはボトムクォークを1個含むシングルヘビーバリオンの基底状態と励起状態を記述する。ヘビークォーク()とダイクォーク間の2体ポテンシャルを用いて、ヘビークォーク・ダイクォーク模型を構築し、
,
,
,
バリオンの正パリティ及び負パリティ状態のスペクトルを求める。ここで、有効理論に含まれる質量や相互作用パラメータは、格子QCDから得られたダイクォーク質量やヘビーバリオンの実験値を用いて決定される。結果として、擬スカラーダイクォーク質量の逆ヒエラルキーに起因して
(フレーバー
)の負パリティ励起状態のスペクトルが、
とは異なる振る舞いを示すことを示す。一方で、
,
(フレーバー
)のスペクトルは、
と同様である。さらに、我々のヘビークォーク・ダイクォーク模型による結果と実験値やクォーク模型による結果との比較を議論する。
小松 雄哉*; 市川 裕大; 成木 恵*; 谷田 聖; 他24名*
JPS Conference Proceedings (Internet), 26, p.022029_1 - 022029_4, 2019/11
A di-quark correlation has been proposed to describe the internal structure of hadrons, especially those of exotic ones. Nevertheless it lacks a conclusive experimental evidence. The J-PARC E50 experiment performs charmed baryon spectroscopy at J-PARC high-momentum beam line to investigate the role of di-quark correlations in baryons. The energy levels of the excited sates are measured by a missing-mass technique for the first time, and the production rates and decay branching ratios are also measured.
前田 沙織*; 岡 眞; Liu, Y.-R.*
Physical Review C, 98(3), p.035203_1 - 035203_9, 2018/09
被引用回数:14 パーセンタイル:71.51(Physics, Nuclear)チャームを含むバリオンと核子
の2バリオン共鳴状態の存在を
-
間のポテンシャルによる相互作用の模型を用いて解析した。解析には複素スケーリング法を用いて、共鳴状態を散乱振幅の複素平面での極として求めた。その結果、
を持つ共鳴状態が存在することを示した。チャームクォークを含むダイバリオンの有力な候補として注目される。実験的にこの共鳴を発見することが次の課題である。
鈴木 渓
no journal, ,
チャームクォークやボトムクォークなどのヘビークォークを1個含むバリオン(シングルヘビーバリオン)や2個含むテトラクォーク(ダブルヘビーテトラクォーク)は、軽いクォークを2個含むため、十分に発達した(軽い)ダイクォーク構造が何らかの役割を担うことが期待される。さらに、軽いダイクォークの性質はカイラル対称性の自発的破れに影響されており、QCD真空の未知の性質を調べるための敏感なプローブとして役立つはずである。本講演では、ヘビークォークを含むハドロンの分光学的性質について議論する。特に、軽いダイクォークのカイラルパートナー構造(例えば、スカラー/擬スカラーダイクォークやベクトル/軸性ベクトルダイクォーク)を考慮したカイラル有効模型を構築し、この模型によるダイクォークのスペクトル、ハドロンスペクトル、ハドロン崩壊の性質などの予言について報告する。
岡 眞
no journal, ,
現象論的ポテンシャル模型に基づいておよび
ダイバリオンの質量と幅を複素スケーリング法で求めて、幅の狭いフェッシュバッハ共鳴が存在する可能性を示した。
Gubler, P.
no journal, ,
The low-lying spectrum of charmed baryons is calculated in lattice QCD on the
64,
PACS-CS gauge configurations at the almost physical pion mass of 156 MeV/
. By employing a set of interpolating operators with different Dirac structures and quark-field smearings for the variational analysis, we extract the ground and first few excited states of the spin-1/2 and spin-3/2, singly-, doubly-, and triply-charmed baryons.