検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 11 件中 1件目~11件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

生薬中の微生物分布と放射線殺菌効果

伊藤 均*; 鎌倉 浩之*; 関田 節子*

食品照射, 34(1-2), p.16 - 22, 1999/00

近年、生薬等の衛生基準がきびしくなってきており、なんらかの殺菌処理が必要になってきている。しかし、生薬を酸化エチレン等の薬剤処理すれば毒性物質の残留が問題になり、蒸気殺菌の場合には薬用成分の低減が問題になる。生薬31試料中の好気性細菌数は1g当たり2$$times$$10$$^{2}$$~1$$times$$10$$^{8}$$個あり、大腸菌群は7$$times$$10$$^{2}$$~4$$times$$10$$^{4}$$個検出された。また、生薬中の大腸菌群には腸内由来と思われる菌も検出され、好気性細菌群はBacillus以外に土壌由来の大腸菌の仲間も多く含まれていた。一般糸状菌の汚染菌数は1g当たり6$$times$$10$$^{1}$$~2$$times$$10$$^{5}$$個ありAspergillus niger群やA.Flavus群も多く検出された。微生物汚染の著しい生薬・ショウマでは14kGy照射しても好気性細菌は7$$times$$10$$^{3}$$個生残しており、大腸菌群のKlebsiellaが2$$times$$10$$^{2}$$個生残していた。しかし、多くの生薬は8~10kGyで検出限界以下に殺菌された。なお、14kGy以上の主要生残菌はAcinetobacterである。

論文

下水汚泥処理への放射線利用

橋本 昭司; Mosharraf*

下水道研究会報告書,No.15, 0, p.24 - 26, 1993/00

放射線照射により衛生化した下水汚泥を、直接、緑農地に施用する方法も、地域によっては可能と考えられ、処理コストも安い。そこで、土壌中における放射線殺菌汚泥の分解挙動について検討を行った。発生する炭酸ガス濃度の変化から、汚泥中の易分解成分は約100時間で微生物分解され、土壌・汚泥混合物中の総菌数も増加した。

論文

放射線照射による水の消毒

宮田 定次郎

用水と廃水, 32(4), p.340 - 346, 1990/04

水の消毒、その動向に関する特集の1部として、放射線照射による水の消毒について、その歴史、線源の特徴、殺菌機構などを概説するとともに、著者らが現在進めている下水2次処理水の電子線殺菌の概要を紹介する。

論文

香辛料中の微生物分布と放射線殺菌効果

S.Bagiawati*; 渡辺 宏; 田村 直幸

食品照射, 20(1), p.23 - 26, 1985/00

日本における輸入香辛料の微生物汚染状況を調査し、その放射線殺菌効果を検討した。26種の香辛料の微生物分布を調べた結果、1g当りの総菌数は7$$times$$10$$^{2}$$~4$$times$$10$$^{7}$$、有胞子細菌は1$$times$$10$$^{2}$$~3$$times$$10$$^{7}$$、大腸菌群は2$$times$$10$$^{2}$$~4$$times$$10$$^{4}$$、一般糸状菌は1$$times$$10$$^{2}$$~4$$times$$10$$^{4}$$、好浸透圧性糸状菌は1$$times$$10$$^{2}$$~2$$times$$10$$^{5}$$であった。大腸菌群は8種の香辛料から検出されたが、サルモネラ菌は検出されなかった。最も汚染の著しかったものは黒コショウとターメリックである。殺菌効果を調べた結果、大腸菌群は4kGy、糸状菌は6kGy、有胞子細菌は10kGyで殺菌できる。有胞子細菌を食品衛生法の規定である1g当り1000個以下に減少させる線量は、汚染度によって異なるが4~7kGyであり、黒コショウでも7kGyの照射で充分である。大腸菌群は糸状菌は有胞子細菌より菌数が少なく、放射線感受性も高いため、7kGy照射すればこれらの細菌や糸状菌も同時に除去ですることができる。

論文

Change in microflora of sewage sludge by gamma-ray irradiation

伊藤 均; 渡辺 宏; 飯塚 廣*; 武久 正昭

Agricultural and Biological Chemistry, 47(12), p.2707 - 2711, 1983/00

活性汚泥脱水ケーキ1gの総菌数は2$$times$$10$$^{9}$$個検出され、その多くはPseudomonas psendomalleiで占められていた。また大腸菌群は8$$times$$10$$^{7}$$個検出され50%以上がE.coliで占められていた。汚泥にガンマー線を照射すると一般細菌は0.5Mradまでは急激に減少したが、それ以上の線量では菌数減少はゆるやかとなり10Mradまで照射しても1g当り10$$^{3}$$個生残していた。一方、大腸菌群は0.5Mrad以下で殺菌された。高線量照射後の汚泥に主に生残している金はpoly-$$beta$$-hydroxybutylate蓄積能を有するPseudomonas類であり、非照射から2Mradまでの線量では0.5から0.7MradでBacillusが主要残存菌となることを除いてはP.preudomalleiが主要フローラを構成していた。また2から5MradではP.cepaciaP.saccharaphiliaが主要残存菌であり、5Mrad以上ではP.flavaが主に生残していた。しかし、これらのPsendomonasは燐酸緩衝液中では放射線抵抗性は著しく弱くD$$_{1}$$$$_{0}$$値も0.005から0.021Mradにすぎなかった。

論文

飼料用漁粉の微生物分布と放射線殺菌効果

伊藤 均; A.Begum*; 久米 民和; 武久 正昭

日本農芸化学会誌, 57(1), p.9 - 16, 1983/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Agronomy)

近海産魚粉や混合ミールの微生物汚染は遠洋トロール品にくらべ著しく、1g中の総菌数は2$$times$$10$$^{4}$$~1$$times$$10$$^{6}$$個、大腸菌群は6$$times$$10$$^{1}$$~1$$times$$10$$^{5}$$個検出された。総菌数の多くはMicrococcusおよびBacillusで構成されており、大腸菌群分離株の30%以上がE.coliなど屎尿性大腸菌群で占められていた。サルモネラ菌は10検体中5検体から250g当り1~20個検出された。魚粉にガンマー線を照射すると大腸菌群は0.5~0.6Mradで検出できなくなり、サルモネラ菌も1g当り10$$^{-}$$$$^{6}$$個にまで殺菌された。東南アジア産魚粉にはAspergillus Flavusなどの糸状菌が多かったが、0.4Mradで検出できなくなった。一方、1Mrad以上でも生残する細菌はMoraxellaやPseudomanas malleiなどであった。

論文

下水汚泥中で起こる細菌の放射線抵抗性の性質

渡辺 宏; 伊藤 均; 飯塚 廣*; 武久 正昭

発酵工学, 59(5), p.455 - 460, 1981/00

余剰汚泥中の大腸菌群が放射線抵抗性になったり、また総菌数が著しく放射線抵抗性であるという原因を調べるため、汚泥中での細菌の放射線感受性について検討した。大腸菌群が抵抗性になる現象は脱水ケーキを水で希釈した後照射した時にも観察される。この現象は地域や汚泥の種類や季節には関係なく起り、O$$_{2}$$効果も見られない。汚泥から分離した大腸菌が特に放射線抵抗性であるということはなく、また汚泥抽出液が大腸菌の感受性を著しく保護することから、汚泥中に保護物質が存在すると考えられる。一方2~5Mrad照射した汚泥から分離される細菌はほとんどのものが感受性の高いPseudomonasであった。この1株を希釈ケーキや余剰汚泥中で照射した時にも著しい保護効果が認められた。これらの結果は細菌を放射線障害から保護する原因が汚泥中に含まれていることを示している。

論文

下水汚泥中の細菌数と放射線殺菌効果の季節変動

渡辺 宏; 伊藤 均; 飯塚 廣*; 武久 正昭

発酵工学, 59(5), p.449 - 454, 1981/00

下水汚泥を衛生化する目的で種々の汚泥について細菌数の変化と放射線による殺菌効果を検討した。活性汚泥および消化汚泥ともその遠心脱水ケーキ中の総菌数は3$$times$$10$$^{9}$$/g以下であり、大腸菌群数は3.5$$times$$10$$^{8}$$/g以下であった。またフィルタープレスで脱水したケーキ中の総菌数は3$$times$$10$$^{5}$$/gであり、大腸菌群はほとんど検出されなかった。脱水前の汚泥中では大腸菌群の放射線感受性が年間を通じて著しく変動し、1.0Mrad以上照射しても殺菌できない場合があった。これに対して遠心脱水ケーキ中では、総菌数の殺菌には13Mrad以上の線量が必要であるが、大腸菌群は汚泥の種類や処理場の違いに関係なく、年間を通じて0.5Mradで殺菌できる。従って、汚泥中の大腸菌群の殺菌は脱水ケーキを0.5Mrad照射処理する方法が望ましい。

論文

配合飼料中の微生物分布と放射線殺菌効果

伊藤 均; 久米 民和; 武久 正昭; 飯塚 廣*

日本農芸化学会誌, 55(11), p.1081 - 1087, 1981/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:64.08(Agronomy)

各種配合飼料は微生物汚染が著しく、総菌数は1g中1.3$$times$$10$$^{5}$$~22$$times$$10$$^{6}$$個、大腸菌群は2.5$$times$$10$$^{2}$$~7.5$$times$$10$$^{5}$$個検出された。しかし大腸菌群の多くはEnterobactenで占められており、典型的な大腸菌は1%程度であった。糸状菌は貯蔵中の変敗に無関係の一般糸状菌が1g中2.4$$times$$10$$^{3}$$~4.5$$times$$10$$^{5}$$個、変敗は糸状菌は1.5$$times$$10$$^{3}$$~3.5$$times$$10$$^{5}$$個検出された。魚粉については調整魚粉のみが微生物汚染が著しかった。飼料の微生物汚染で問題となるのは大腸菌群と変敗に関する好浸透圧性糸状菌であろう。ガンマー線による殺菌効果をしらべた結果、飼料を完全殺菌するためには2.5~3Mrad以上の線量が必要であるが大腸菌群は0.6~0.8Mradで殺菌できた。好浸透圧性糸状菌は0.2Mradで検出限界以下に殺菌できた。

論文

Distribution of microorganisms in animal feeds and their disinfection by radiation

伊藤 均; 久米 民和; 武久 正昭; 飯塚 廣*

Radiation Physics and Chemistry, 18(3-4), p.569 - 574, 1981/00

各種配合飼料中の総菌数は1g中1$$times$$10$$^{5}$$~2$$times$$10$$^{6}$$個、大腸菌群は3$$times$$10$$^{2}$$~8$$times$$10$$^{5}$$個検出された。大腸菌群の多くはEnterobacterで占められており、E.coliは1%程度しか含まれていなかった。一般糸状菌は2$$times$$10$$^{3}$$~5$$times$$10$$^{5}$$個検出され、貯蔵中の変敗に関係する好浸透圧性糸状菌は2$$times$$10$$^{3}$$~4$$times$$10$$^{5}$$個検出された。ガンマー線による殺菌効果をしらべた結果、飼料を完全殺菌するためには2.5~3Mrad以上の線量が必要であるが大腸菌群は0.6~0.8Mradで殺菌できた。飼料の貯蔵試験の結果では0.5Mrad照射しないと好浸透圧性糸状菌の発生は抑制できなかった。しかし0.5Mrad照射すれば夏期の最もきびしい条件である30$$^{circ}$$C・85%R.H.でも3ヶ月以上糸状菌による変敗を防ぐことができた。

論文

配合飼料中の微生物分布と放射線殺菌

伊藤 均; 久米 民和; 武久 正昭; 飯塚 広*

食品照射, 15(1), p.11 - 14, 1980/00

飼料および飼料原料の中には微生物や害虫によって汚染されているものがあり、これが飼料変質の原因となっているとされている。今回は各種配合飼料中の微生物分布と放射線殺菌効果について報告する。 各種配合飼料中の菌数分布を調べた結果、総菌数は1g当り1.3$$times$$10$$^{5}$$~2.2$$times$$10$$^{6}$$個検出され微生物汚染が著しかった。大腸菌群は2.5$$times$$10$$^{2}$$~7.5$$times$$10$$^{5}$$個検出されたが、典型的な大腸菌は1%を占める程度である。一般糸状菌は主に不完全菌によって占められており、1g中2.4$$times$$10$$^{3}$$~4.5$$times$$10$$^{5}$$個検出された。好浸透圧性糸状菌は主にAspergillusで占められており、1.5$$times$$10$$^{3}$$~3.5$$times$$10$$^{5}$$個検出された。魚粉については調整魚粉のみが微生物汚染が著しかった。飼料の微生物汚染で問題となるのは大腸菌と貯蔵中の変敗菌となる可能性のある好浸透圧性糸状菌であろう。これらの菌は0.5~0.7Mrad照射しないと完全に殺菌できなかった。

11 件中 1件目~11件目を表示
  • 1