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論文

炉定数調整法と拡張バイアス因子法の理論統合

横山 賢治

炉物理の研究(インターネット), (70), 12 Pages, 2018/04

2017年度の日本原子力学会論文賞の受賞記念寄稿として、受賞対象となった論文の内容を紹介する。研究の背景となった炉定数調整法と拡張バイアス因子法の関係から、新たに拡張炉定数調整法が開発された。拡張炉定数調整法が開発されたことによって、炉定数調整法と拡張バイアス因子法の関係は明らかになったが、拡張バイアス因子法と拡張炉定数調整法の導出では用いられている正規分布に関する仮定が異なるという課題が残った。この課題を解決したのが受賞対象となった論文の研究内容であり、この研究により、拡張炉定数調整法と拡張バイアス因子法の間には矛盾はなく、両者の理論統合に成功した。また、その後の研究成果として、炉定数調整法における正規分布の仮定の役割に関する議論から新たに開発された次元削減調整法の概要についても紹介する。

論文

Cross-section adjustment methods based on minimum variance unbiased estimation

横山 賢治; 山本 章夫*

Journal of Nuclear Science and Technology, 53(10), p.1622 - 1638, 2016/10

AA2015-0624.pdf:0.29MB

 被引用回数:10 パーセンタイル:67.82(Nuclear Science & Technology)

最小分散法に基づいて正規分布を仮定せずに、3種類の炉定数調整法の統一式を導出した。3つの調整法は、それぞれ、設計対象炉心核特性、調整後断面積セット、積分実験核特性の分散を最小にするものである。第1、第2の調整法は、それぞれ、ベイズの定理に基づき正規分布を仮定して導出された既存の拡張炉定数調整法、従来の炉定数調整法であることを導くとともに、異なる結果を与える場合も生じることが分かった。ただし、特定の条件や結果においては等価になる。第3の手法は新しい手法であり、他の手法との比較や統一式の対称性の観点から必要になる。本論文に示された導出手順は正規分布の仮定を必要としないことから、より高度な炉定数調整法の開発に応用できる可能性がある。

口頭

パルス中性子源法を用いた未臨界度のオンライン測定

岩元 大樹; 西原 健司; 八木 貴宏*; Pyeon, C. H.*

no journal, , 

加速器駆動システム(ADS)における未臨界度のオンライン測定手法の開発を目的に、「リアルタイム未臨界度測定システム」を開発した。これは複数のマルチチャンネルスケーラー(MCS)とMCSからの信号を制御・解析するプログラムから構成され、特定の短い時間間隔で未臨界度をリアルタイムに出力することができる。このシステムの検証を行うために、京都大学臨界集合体実験装置(KUCA) A架台においてパルス中性子源法(PNS法)による未臨界度測定実験を行なった。中性子源にはFFAG加速器からの100MeV陽子と固体鉛ビスマスターゲットによる核破砕中性子を用いた。実験の結果、本システムが未臨界度をリアルタイムに出力できることを確認した。さらに実験後のオフライン解析の結果、本システムのアルゴリズムに、ポアソン分布に基づく最尤推定法を組み込むことによって、未臨界度の深い体系で観測された検出器間のばらつきや時間的な揺らぎを小さく抑えられることがわかった。これらの結果により、幅広い未臨界体系(0.93$$<k_{rm eff}<$$1.00)における精度の高いオンライン測定に向けた見通しを得た。

口頭

最小分散不偏推定に基づく炉定数調整法

横山 賢治; 山本 章夫*

no journal, , 

最小分散不偏推定法に基づいて正規分布を仮定せずに、炉定数調整法の理論式を新たに導出した。分散の最小化対象として、設計対象炉心核特性、炉定数セット、積分実験核特性を設定し、3種類の理論式を導出した。それぞれ、最小分散不偏推定に基づく拡張炉定数調整法(EA)、従来炉定数調整法(CA)、回帰炉定数調整法(RA)と呼ぶ。この導出方法は正規分布を仮定する必要がないので、誤差の分布に関して別の仮定を導入した新しい炉定数調整法の開発等への応用が期待できる。

口頭

次元削減炉定数調整法

横山 賢治; 山本 章夫*; 北田 孝典*

no journal, , 

次元削減の概念を導入して炉定数調整法を新たに定式化した。この新しい炉定数調整法は、次元削減に用いる部分空間の選択に任意性がある。ここでは、3種類の部分空間を考えて検討を行った。数式を使った検討により、一つはベイズの定理に基づく従来の炉定数調整法と等価に、もう一つは最小分散不偏推定に基づく炉定数調整法と等価になることが分かった。また、数値計算により同様の確認を行った。以上のことから、既存の炉定数調整法を包括する、より一般的な定式化を得ることができたと言える。

口頭

Development of a function for estimating intakes of radionuclides using the models and data based on ICRP 2007 Recommendations

真辺 健太郎; 佐藤 薫; 高橋 史明

no journal, , 

放射線施設を有する事業所でのルーチンモニタリングや、放射線事故時における特殊モニタリングでは、体外計測やバイオアッセイ等の測定結果から放射性核種の摂取量を推定し、被ばく線量を評価することが重要となる。今後、国際放射線防護委員会(ICRP)の2007年勧告が国内法令に取り入れられた場合、2007年勧告に基づく線量評価モデルやデータを用いて摂取量推定を行う必要がある。本研究では、2007年勧告に基づく内部被ばく線量評価コードの開発の一環として、1回の急性摂取、複数回の急性摂取及び慢性摂取に対し、最尤推定法により、体内放射能及び排泄率モデル予測値をモニタリング結果にフィッティングすることで摂取量を推定する機能の開発を進めている。本発表では、IDEASガイドラインやIMBAマニュアルの例題を用いた本機能の検証結果を中心として、当該機能の開発状況を報告する。

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