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論文

Work function lowering of LaB$$_{6}$$ by monolayer hexagonal boron nitride coating for improved photo- and thermionic-cathodes

山口 尚登*; 遊佐 龍之介*; Wang, G.*; Pettes, M. T.*; Liu, F.*; 津田 泰孝; 吉越 章隆; 虻川 匡司*; Moody, N. A.*; 小川 修一*

Applied Physics Letters, 122(14), p.141901_1 - 141901_7, 2023/04

 被引用回数:3 パーセンタイル:78.44(Physics, Applied)

単層BMをコートしたLaB$$_{6}$$の仕事関数の低減に関して報告する。hBNでコートされた領域は、非被覆あるいはグラフェンコートされたLaB$$_{6}$$(100)単結晶領域に比べて仕事関数が低下していることが、光電子顕微鏡(PEEM)および熱電子顕微鏡(TEEM)実験から分かった。グラフェンコートに比べてhBNコートされたLaB$$_{6}$$(100)では、非常に大きな仕事関数の低下が起きることが、DFT計算から定性的に分かった。計算に酸化層を考慮すると、計算と実験の間の整合性が改善された。放射光XPSによって、我々のLaB$$_{6}$$表面に酸化層が実在することを確認した。

論文

Low activated materials as plasma facing components

日野 友明*; 廣畑 優子*; 山内 有二*; 仙石 盛夫

Proceedings of IAEA 18th Fusion Energy Conference (CD-ROM), 5 Pages, 2001/00

核融合原型炉以後の低放射化構造材候補であるフェライト鋼(F82H)、バナジウム合金(V-4Cr-4Ti)、炭化珪素複合材(SiC/SiC)について、それらの真空工学特性、プラズマのある環境での表面物性等を調べ、評価した。F82Hについては酸化しやすく、脱ガス量が多いことから、600度C程度の予備ベーキングが必要であることがわかった。V-4Cr-4Tiについては、JFT-2Mトカマク環境下に約9ヶ月間置き、約200nmの酸化層が生成されて水素吸蔵が抑制されることを見いだした。その結果、危惧されていた水素脆化は酸化層により制御できる可能性がある。SiC/SiCについては、水素吸蔵は炭素と同程度であるが、化学的損耗は無視し得る程度に小さいことが判明した。

論文

JFT-2Mトカマク装置の放電にさらされたバナジウム合金の水素捕捉

小田 知正*; 廣畑 優子*; 日野 友明*; 仙石 盛夫

真空, 43(3), p.325 - 328, 2000/03

将来の核融合炉構造材料の候補材であるバナジウム合金の水素捕捉について調べ、その捕捉量とTi-O酸化層との関係を明らかにした。JFT-2Mトカマク環境下に置いた試料には約200nmの酸化層が形成され水素捕捉が約2ppmと小さいが、同様の現象が人為的に酸化させた場合も観測された。この場合の酸化層の厚さは、酸化時の試料温度を100$$^{circ}C$$,300$$^{circ}C$$,450$$^{circ}C$$と変えた場合それぞれ240,460,30nmと異なり、それぞれの厚さに対して水素捕捉量を調べた結果160nm以上の酸化層が形成された場合捕捉が抑制され、実機での結果と矛盾しないことがわかった。このことは、水素脆化低減策の検討のうえで重要な情報となる。

論文

超音波顕微鏡による低密度ポリエチレンシートの放射線酸化領域の観察

宇田川 昂; 瀬口 忠男

高分子論文集, 56(1), p.41 - 44, 1999/01

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Polymer Science)

$$gamma$$線照射した低密度ポリエチレンシートの酸化層の厚さを走査型超音波顕微鏡を用いて観察し、画像化した。シート断面の超音波画像は、線量率が低下するにつれてポリエチレンの表面からの酸化層が増大することを明瞭に映し出した。その値は理論値に一致しており、10kGy/hの線量率では0.11mmであった。

論文

Durability of radiation-sterilized polymers,III;Oxidation layer determined by chemiluminescence

吉井 文男; 佐々木 隆; 幕内 恵三; 田村 直幸

J.Appl.Polym.Sci., 31, p.1343 - 1350, 1986/00

 被引用回数:30 パーセンタイル:81.14(Polymer Science)

ケミルミネッセンス分析により医療用具に使用されているポリプロピレンの照射中に形成される酸化層の測定を行った。酸化は酸素の拡散が容易なポリマーの表面付近で著しく起き、内部へいくほど減少するU字タイプの酸化度の分布を示した。ポリマー表面から酸化量が一定になるまでの深さ、酸化層は、線量率に大きく依存し、低線量率ほど深くなる。一方、ポリマー内部では、酸素の拡散が充分でないために酸化が起こりにくい。電子線照射の場合は、$$gamma$$線と同様の酸化層が形成されるが、酸化の程度は、$$gamma$$線の最も酸化されにく1$$times$$10$$^{6}$$rad/hrの線量率と比較してもそれの1/3である。したがって、電子線照射による材質の酸化は$$gamma$$線に比べて著しく小さいということが分った。

論文

放射線滅菌したポリマーの安定性,4; 照射中の劣化における酸化層の深さの影響

吉井 文男; 佐々木 隆; 幕内 恵三; 石垣 功

医科器械学, 55(8), p.396 - 400, 1985/00

$$gamma$$線と電子線照射における照射中のポリプロピレンの劣化の程度を酸化層の深さと関連づけて考案した。劣化の程度は、試料の厚みにより異なり、100$$mu$$mや200$$mu$$mのように薄い試料だと、試料の内部でも表面に近い酸化が起こるために極めて劣化しやすい。一方500$$mu$$mや1000$$mu$$mのように厚い試料だと試料内部における酸化が少ないために劣化が起こりにくい。線量率に対しては、低線量率ほど酸化層が深くなるために極度に劣化しやすくなる。したがって、医療用具の滅菌においては、高線量率で短時間で照射することが材質の劣化を防止するのに有益であることが明らかとなった。

報告書

数値実験によるBWR・LOCA時における燃料棒被覆管の最高表面温度と最大酸化層厚さについての統計学的研究

下桶 敬則; 松本 潔; 武 弘司*; 坂野 和雄

JAERI-M 7447, 58 Pages, 1977/12

JAERI-M-7447.pdf:1.55MB

軽水炉のLOCA時の安全評価計算に使用されている保守的なモデルを統計学的に評価するために、代表的なBWRのLOCA時に生ずる燃料棒被覆管の最高表面温度と最大酸化層厚さの確率分布を数値実験によって求める方法を研究した。使用した計算プログラムは、BWR・LOCA時の燃料ヒート・アップ挙動解析用のMOXY-EMコードである。この数値実験は、使用する計算コードの総合感度解析(Uncertainty Analysis)ともいえるもので、無数の入力の組合せが考えられる。しかし、すべての組合せについて計算するのは経済的にも時間的にも不可能ある。そこで、計算機の利用回数を少なくするために、直交表を用いた実験計画法を援用した。そして、わずか100回程度の数値実験から、BWR・LOCA時の燃料棒被覆管の最高温度と最大酸化層厚さの統計的分布を得ることができた。そこでは、最高表面温度は正規分布に、また、最大酸化層厚さ対数-正規分布に従うことが同定できた。

論文

Probability distributions of peak-clad temperature and cladding oxidation thickness in loss-of-coolant accidents for a typical boiling water reactor

下桶 敬則; 松本 潔

Nuclear Technology, 35(1), p.119 - 130, 1977/01

 被引用回数:0

代表的BWRの仮想的冷却材喪失事故(LOCA)時に生じると想定される燃料棒被覆管最高温度と被覆管酸化層最大厚さの確率分布を、電子計算機による模擬実験によって研究した。使用したプログラムはBWR燃料ヒート・アップ解析コードMOXY-EMである。 電子計算機のラン回数を少なくするために実験計画法の理論と手法を用いた。特に我々は、種々の入力の組合せに対応する可能なすべての実験回数からわずかの部分を選ぶのみならず、この少数回数値実験から燃料棒被覆管最高温度と被覆管酸化層最大厚さの正確な統計的分布が得られるような、直交表を用いた方法を考案した。 この研究によって、代表的BWRのLOCA時における燃料棒被覆管最高温度は統計的に正規分布をし、また被覆管酸化層最大厚さは正規対数分布に従うことがわかった。

口頭

低温酸化層脱離によるSi(110)-16$$times$$2構造の作製

鈴木 翔太; 矢野 雅大; 魚住 雄輝; 朝岡 秀人; 山口 憲司*

no journal, , 

Si(110)表面16$$times$$2再構成構造の形成に深く関与する表面ストレス(表面エネルギー)の基板たわみ測定には、表面の広範囲で清浄、かつ表面ステップ構造が制御された理想表面が必要である。本研究では、Si(110)基板の表面化学処理により作製した水素終端層、及び酸化層の低温での通電加熱脱離により清浄表面を作製し、広範囲のSi(110) -16$$times$$2構造形成に最適な手法について検討した。LEED像の回折点の輝度を比較した結果、表面化学処理、及び脱離温度プロファイルの差より、酸化層脱離表面は水素終端層脱離表面よりも広範囲で16$$times$$2構造を形成していることが確認され、広範囲での16$$times$$2構造形成には酸化層の作製と加熱脱離のプロセスが最適であることが分かった。

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