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坂本 幸夫; 山口 恭弘
JAERI-Tech 2001-042, 29 Pages, 2001/06
国際放射線防護委員会(ICRP)1990年勧告(ICRP Publication 60)の放射線障害防止法等の国内制度への取り入れにより、遮へい壁等の設計の際に評価すべき量が、従来の1センチメートル線量当量から実効線量に変更された。加速器施設の遮へい計算に用いる線量換算係数として、20MeV以下の中性子に対してICRP Publication 74に基づく前方(AP)照射条件の値が放射線障害防止法等の告示別表に示されているが、20MeV以上の中性子に対する値は示されていない。そこで、20MeV以上の中性子に対する線量換算係数の現状を調査するとともに、陽子加速器施設の遮へい体後方の典型的な中性子スペクトルを用いて線量率を試算し、幾つかの線量換算係数を用いた場合の実効線量率等を調べた。この検討結果を基に、陽子加速器施設の遮へい設計計算用の線量換算係数として、20MeV以上の中性子に対してはHEREMESコードシステムによるAP照射条件での実効線量への換算係数を推奨し、熱エネルギーから2GeVまでの中性子77群構造の線量換算係数を作成した。
山口 恭弘
Journal of Nuclear Science and Technology, 31(11), p.1233 - 1235, 1994/11
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Nuclear Science & Technology)国際放射線防護委員会(ICRP)は、1993年9月の主委員会会議において、実効線量計算における結腸及び残りの組織の内訳を変更した。そこで、この変更が実効線量の値に及ぼす影響を5つの典型的な照射ジオメトリーで入射する光子及び中性子に関して調べた。その結果、この変更による影響は右側方入射に対して最も大きく、光子に対して最大7%、中性子に対して最大8%の実効線量の増加をもたらすことが分かった。その他の照射ジオメトリーに対する影響は、前方及び後方入射で2%以内、回転及び等方入射で1%以内であり、実効線量値自体の統計精度(1~3%)を考慮すると大きなものでないことが分かった。
五藤 博
JAERI-M 7154, 15 Pages, 1977/07
厚い重水素メタルターゲットをdイオンで照射して得られる中性子について、その放出対称軸に対して直交するように置かれた核分裂計数管がどのようなエネルギー分布の中性子を受けるかを求める計算方法が導かれている。計算方式はモンテカルロ法による。フォートラン・プログラムが含まれている。