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浅井 雅人; 阪間 稔*; 塚田 和明; 市川 進一; 羽場 宏光*; 西中 一朗; 永目 諭一郎; 後藤 真一*; 小島 康明*; 大浦 泰嗣*; et al.
European Physical Journal A, 23(3), p.395 - 400, 2005/02
被引用回数:16 パーセンタイル:70.63(Physics, Nuclear)線核分光の手法により
AmのEC崩壊を研究した。
Amには半減期3.6分と2.9分の2つの核異性体があることがわかった。娘核
Puの励起準位を構築し、
の8重極振動バンドと2準粒子状態を同定した。2準粒子状態のうちの1つは半減期1.2
秒のKアイソマーであった。
Amから
Puの2準粒子状態へのEC遷移は
=4.8-5.3という小さい値を示し、この事実から
Amと2準粒子状態の陽子-中性子配位を決定した。
山内 俊彦; 早川 岳人; 静間 俊行
JAERI-Conf 2002-007, 54 Pages, 2002/08
「赤外FEL応用・核異性体」ワークショップは、2001年9月28日(金)原研東海研究所情報交流棟にて開催された。午前中のセッションではレーザーコンプトン線,T3レーザー等による
線を用いた光核物理,天体核物理などのトピック6件の発表が行われた。また、午後のセッションでは 自由電子レーザー(FEL)応用としてダイオキシン類の分解,同位体分離,赤外励起分光,筋肉へのレーザー照射及び単層カーボンナノチューブやナノホーン等、7件の発表が行われた。招待講演として、極端に強いレーザー電場における分子の挙動に関する発表があった。参加総数は約50名で、講演は同時に木津(関西研究所)にもTV中継された。
田畑 米穂*; 大島 明博
Macromolecular Symposia, 143, p.337 - 358, 1999/08
被引用回数:35 パーセンタイル:75.43(Polymer Science)World Polymer Congress (MACRO 98) において講演したものを論文としてまとめたものである。炭化水素系及び炭化フッ素系高分子材料に対する放射線効果の温度依存性を調べまとめた。放射線効果は、温度の影響を受け、その原因を高分子鎖の分子運動の違いによるモルフォロジーの変化によるものと結論した。また、コンフォメーション及びコンフィギュレーションの違いによっても、放射線効果は異なることを明らかにした。
篠原 伸夫; 初川 雄一; 畑 健太郎; 河野 信昭
Journal of Nuclear Science and Technology, 34(7), p.613 - 621, 1997/07
被引用回数:32 パーセンタイル:89.24(Nuclear Science & Technology)高純度Amターゲットを調製し、JMTRを用いて中性子照射を行い、放射化学的手法により
Amの中性子捕獲断面積を測定した。まずカドミウム比法により熱中性子断面積と共鳴積分を決定するために、2つのターゲットのうち一方をカドミウム容器に入れ、中性子束モニターのコバルト並びに金の金属線とともに照射した。ガンマ線スペクトロメトリーにより中性子束を、アルファ線スペクトロメトリーにより
Am及び
Amの生成量を測定して断面積を求めた。得られた値はこれまでの評価値より8-31%大きく、また核異性体比は評価値に一致した。
関根 俊明; 初川 雄一; 小林 勝利; 原田 秀郎*; 渡辺 尚*; 加藤 敏郎*
Proc. of the Nuclear Data for Science and Technology, p.57 - 58, 1992/00
放射性廃棄物核種の消滅処理研究に必要な基礎的データとして、Cs(n,
)
Cs反応の断面積を測定した。0.4MBqの
Csターゲツトを4
10
n/cm
/secの熱中性子束で10分間照射し、化学的に精製してから、相対効率90%のGe検出器で
線スペクトルを測定した。
Csと
Csの
線強度比から得られた熱中性子断面積はStupegiaの報告値の2倍であった。そこで、更に詳しいデータを得るためにJRR-4気送管に設置されたCd遮蔽筒を用いてCd比測定実験を行った。その結果、熱中性子(2200m/sec中性子)断面積0.25
0.02b、共鳴積分0.36
0.07bを得た。この結果は、Stupegiaと我々の結果のくい違いは中性子スペクトルの差によるものでないことを示した。以上の結果は
Cs異性体の生成を無視して得たものであるが、Huizengaらのモデルによって核異性体生成比を計算し、これによる誤差を評価した。
関根 俊明; 馬場 宏
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 40(12), p.1973 - 1976, 1978/00
被引用回数:1Nbをターゲット核とする二重中性子捕獲によって生成する
Nb異性体の収率を調べた。Westcottの熱外中性子パラメーター
√T/Toが0.022の条件のもとで、
Nb(n,
)
Nbと
Nb(n,
)
Nb反応の実効断面積はそれぞれ0.61
0.03barnと14.6
0.2barnであった。核異性体生成比の実験値を統計モデルによる理論値と比較することによって、複合核のスピンを決定するとともに、ガンマ・カスケード放出過程における四極子遷移の寄与を推定した。
竹腰 英子; 月橋 芳廣
Journal of the Physical Society of Japan, 42(5), p.1773 - 1774, 1977/05
被引用回数:0半減期T 1/2=8sの
Pu核分裂アイソマがD+d反応(Ed=1.8MeV)による3
5MeVパルス中性子を用いて生成された。生成核反応は(n、n
)反応である。核分裂片は中性子発生ターゲットに非常に近く固定された濃縮ウラン
Uと
Puフィッションチェンバを用いて観測された。測定されたタイム・スペクトルは
Pu試料に対しては T 1/2=(10.5
2.0)
sの崩壊カーブが得られた。 熱中性子のバックグラウンドからの影響は
U試料(
Uに対しては核分裂アイソマが同定されていない)に対するスペクトルを用いて差引された、得られたタイムスペクトルから「即発核分裂断面積」に対する「核分裂アイソマ断面積」の比が求められ、さらに、既知の「即発核分裂断面積」「(n,n
)反応に対する断面積」を用いて「核分裂アイソマ断面積」、アイソマ比が得られ、14MeV中性子により得られた結果(JINR-E15-6807(1972)A, G, Belouetol)と比較された。
浅井 雅人; 末川 慶英*; 東 聖人*; 鎌田 裕生*; 戸部 晃久*; Andreyev, A. N.; 廣瀬 健太郎; 伊藤 由太; 牧井 宏之; 西尾 勝久; et al.
no journal, ,
半減期約9分の新核異性体Npを発見した。
Npは、原子力機構タンデム加速器を用いて
Liビームを
U標的に照射して合成し、オンライン同位体分離装置(ISOL)を用いて質量分離し、特性X線を測定することで同定した。
線シングルス測定,
-
同時計数測定及び内部転換電子測定を実施した。
Npはほとんどが多重極度E4の核異性体転移によって崩壊し、その後M1遷移することから、
Npのスピン・パリティを5
と決定した。講演では実験結果の詳細を紹介し、
Npの核構造について議論する。
浅井 雅人; 末川 慶英*; 東 聖人*; 鎌田 裕生*; 戸部 晃久*; Andreyev, A. N.; 廣瀬 健太郎; 伊藤 由太; 牧井 宏之; 西尾 勝久; et al.
no journal, ,
最近我々が発見した新核異性体Npの核構造を明らかにするための実験を実施した。
Npは、原子力機構タンデム加速器を用いて
Liビームを
U標的に照射して合成し、オンライン同位体分離装置(ISOL)を用いて質量分離した。LX線の測定から半減期を精度良く決定し、LX-
同時計数測定により核異性体転移の後に放出される
線の観測に成功した。また内部転換電子測定も実施し、
遷移の多重極度を決定した。これらの実験結果を基に、
Npの励起エネルギー,スピン・パリティ,核構造を明らかにした。