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古川 勝; 徳田 伸二; 若谷 誠宏*
Nuclear Fusion, 43(6), p.425 - 429, 2003/06
トロイダルシア流が存在すると、高バルーニングモードの摂動エネルギーの時間発展に減衰フェーズが現れることを数値的に発見した。その減衰が、悪い磁場曲率の領域における指数的成長を上回ると、バルーニングモードは安定化される。この機構を通じて、プラズマ断面形状のD型化,低アスペクト比化、及びトーラス内側のX点の存在は、トロイダルシア流による安定化効果をより強くする。
古川 勝; 徳田 伸二; 若谷 誠宏*
Nuclear Fusion, 43(6), p.425 - 429, 2003/06
被引用回数:10 パーセンタイル:31.52(Physics, Fluids & Plasmas)トロイダルシア流が存在すると、高バルーニングモードの摂動エネルギーの時間発展に減衰フェーズが現れることを数値的に発見した。その減衰が、悪い磁場曲率の領域における指数的成長を上回ると、バルーニングモードは安定化される。この機構を通じて、プラズマ断面形状のD型化、低アスペクト比化、及びトーラス内側のX点の存在は、トロイダルシア流による安定化効果をより強くする。
玉井 広史; 石田 真一; 栗田 源一; 坂本 宜照; 藤田 隆明; 白井 浩; 土屋 勝彦; 松川 誠; 逆井 章; 櫻井 真治; et al.
Proceedings of 29th European Physical Society Conference on Plasma Physics and Controlled Fusion, 4 Pages, 2002/00
JT-60を超伝導化する改修装置 (JT-60SC) における中心電流ホールつき定常運転の可能性について、核融合炉への適用性の観点から解析・検討を行った。電流ホールの核融合工学に与えるインパクトは、プラズマ中心部で電流を駆動する必要がなくなるため、中性粒子ビームエネルギーの大幅な低減をもたらすことであると考えられる。そこで、JT-60Uの実験結果から導かれた熱・粒子輸送係数を磁気シアの函数として与え、非定常の1.5次元プラズマ輸送解析コードを用いてJT-60SC における中心電流ホールつき非誘導電流駆動プラズマの時間発展を模擬した。その結果、プラズマ電流(Ip)1.5MA,トロイダル磁場(BT)2T,95%の磁気面における安全係数(q95)4.5で11.2MWのoff-axisビームにより、閉じ込め改善度(HHy2)が約1.6,規格化値(beta_N)が約4,自発電流割合が約75%,電流ホールが小半径の約30%の領域まで達したプラズマを約70秒と、ほぼ定常に維持できることが示された。この結果は、電流ホールつき定常プラズマを得るには、自発電流及び内部輸送障壁の形成領域と電流ホールの位置関係が重要であることを示唆している。
徳田 伸二; 渡邉 朋子*
JAERI-Research 97-034, 53 Pages, 1997/05
2枚の有理面に挟まれた外部領域におけるNewcomb方程式の大域解及び接続データの数値計算法を述べる。この接続データから各有理面のまわりの内部層方程式に対する境界条件が決定され、境界条件自身は22行列(境界行列)で表される。大域解の変更(すなわち、解のうち無限エネルギー部分の変更)にともなう接続データの変換則を導き、境界行列の不変性を示した。また、テスト計算により、この数値計算法の妥当性を検証した。
徳田 伸二; 渡邉 朋子*
JAERI-Research 96-057, 62 Pages, 1996/11
有理面が2枚ある負磁気シア配位における抵抗性磁気流体力学安定性の漸近接続理論とその数値解法を提示する。この理論では、理想MHD領域におけるNewcomb方程式と有理面のまわりの内部層方程式を解くことを有限要素法や差分解法の適用できる境界値問題・固有値問題として定式化する。したがって、安定性解析の問題を数値的に安定な解法で解くことができる。解析解が既知のモデル方程式に対して、提案した数値解法を負磁気シア配位に適用し、解析解との比較からこの理論の妥当性を検証した。
沢 和弘; 西本 武志*; 宮本 喜晟
Journal of Nuclear Science and Technology, 29(10), p.1018 - 1025, 1992/10
黒鉛減速型ガス冷却炉の1次冷却系には、通常運転時に沈着性の核分裂生成物が吸着した少量のダストが存在する。減圧事故のような事故条件下では、核分裂生成物がダストとともに放出される可能性があるため、このダストは環境被ばくへの潜在的なリスクを有している。減圧中の黒鉛ダストの離脱割合(除去される量の割合)を得るためにブローダウン試験を行った。試験では、試料表面に付着させた黒鉛粉末を、減圧事故条件を模擬した高速ガスで吹き飛ばした。せん断力比モデルによると、離脱割合は通常状態とブローダウン状態の比として定義されるせん断力比で整理できる。試験結果から、離脱割合はせん断力比とともに増加するが、せん断力比の小さいところでは、せん断力比モデルは減圧中のダスト挙動を記述するのに十分ではないことが分った。