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Sun, M. D.*; Liu, Z.*; Huang, T. H.*; Zhang, W. Q.*; Andreyev, A. N.; Ding, B.*; Wang, J. G.*; Liu, X. Y.*; Lu, H. Y.*; Hou, D. S.*; et al.
Physics Letters B, 800, p.135096_1 - 135096_5, 2020/01
被引用回数:1 パーセンタイル:30.54(Astronomy & Astrophysics)Fine structure in the decay of
U was observed in the fusion-evaporation reaction
Re(
Ar,p3n) by using fast digital pulse processing technique. Two
-decay branches of
U feeding the ground state and 244 keV excited state of
Th were identified by establishing the decay chain
U
Th
Ra
Rn. The
-particle energy for the ground-state to ground-state transition of
U was determined to be 8993(17) keV, 213 keV higher than the previous value, the half-life was updated to be 62
s. Evolution of nuclear structure for
=131 even-
isotones from Po to U was discussed in the frameworks of nuclear mass and reduced
-decay width, a weakening octupole deformation in the ground state of
U relative to its lighter isotones
Ra and
Th was suggested.
知見 康弘; 笠原 茂樹; 瀬戸 仁史*; 橘内 裕寿*; 越石 正人*; 西山 裕孝
Proceedings of the 18th International Conference on Environmental Degradation of Materials in Nuclear Power Systems - Water Reactors, Vol.2, p.1039 - 1054, 2018/00
被引用回数:0 パーセンタイル:100照射誘起応力腐食割れ(IASCC)による亀裂進展挙動を理解するため、中性子照射したオーステナイト系ステンレス鋼の亀裂進展試験を実施して亀裂進展速度を評価し、亀裂先端における変形組織と酸化皮膜に着目したミクロ組織観察を実施した。供試材は1214dpaまで中性子照射した316Lステンレス鋼で、BWR模擬水質環境(約288
C)下で亀裂進展試験を行った。また亀裂進展試験後、FEG-STEMを用いて亀裂先端のミクロ組織を観察した。試験の結果、腐食電位(ECP)の低減による亀裂進展抑制効果は、文献で示されている約2dpa以下の損傷量の低い材料と比較して顕著ではなかった。また1000時間以上高温水中に浸漬し、高ECPと低ECPの双方の環境に置かれた試験片の亀裂内には酸化物形成が認められたが、低ECP条件下のみを経験した亀裂先端近傍には酸化皮膜の形成がほとんど認められなかった。さらに、亀裂先端近傍には変形に伴う双晶組織が高密度に形成していた。これらの結果より、高損傷量のステンレス鋼の亀裂進展挙動において、局所変形と酸化が支配的な因子であることが示唆された。
福田 祐仁; 岸本 泰明; 正木 知宏*; 山川 考一
Physical Review A, 73(3), p.031201_1 - 031201_4, 2006/03
被引用回数:31 パーセンタイル:20.46(Optics)プラズマの緩和過程、及び、イオン化過程を考慮した粒子コードを用いて、高強度レーザーとクラスターとの相互作用並びに構造形成プロセスの詳細を調べた。これまでに指摘されていたレーザー誘起電場の発生に加え、印加レーザー強度を超える2極性電場の生成、及び、外部/内部シースの形成が、クラスターの爆発崩壊過程に深く関与していることを明らかにした。すなわち、電子エネルギー分布には、衝突緩和,シース電場の影響によるディップ構造が観測され、イオンエネルギー分布と密度分布には2極性電場の影響による二重構造が観測された。
稲村 泰弘*; 片山 芳則; 内海 渉; 舟越 賢一*
Physical Review Letters, 93(1), p.015501_1 - 015501_4, 2004/07
被引用回数:99 パーセンタイル:6.73(Physics, Multidisciplinary)SiOガラスのX線構造因子の温度依存性を19.2GPaまでの複数の圧力で測定した。First Sharp Diffraction Peakの位置は、ある特定の圧力温度領域で、温度の上昇とともに高い運動量移動へと動いた。これは中距離構造がより密なものへと熱的に緩和されたことを示す。約7GPaで、温度により誘起されるシフトは飽和し、結晶化温度が劇的に高くなった。これらの結果は、SiO
ガラスに比較的安定な高圧構造が存在することを支持する。急激な変化は観測されなかった。
岸本 泰明
プラズマ・核融合学会誌, 80(5), p.390 - 395, 2004/05
近年の高性能の磁場閉じ込め核融合プラズマは、プラズマ中にさまざまな構造を形成することによって達成しており、そこでは時空間スケールの異なった物理過程が複合的に寄与している。そのような複雑かつ複合的な性質を持つプラズマの理解にあたっては大規模シミュレーションに基づく研究が本質的である。本論文では、このようなプラズマの構造形成を支配する物理的な素過程を論じるとともに、幅広いダイナミックレンジを包含する将来の数値シミュレーションの展望を提案する。
木村 英雄; 酒井 智*
JAERI-Data/Code 2004-008, 41 Pages, 2004/02
アミノ酸配列からのタンパク質立体構造予測は非常に難しい問題であり、多くの研究者がこの難題について研究している。その難しさの原因は大きく分けて2つある。1つは、可能性のある立体構造を探索することの難しさであり、もう1つは、タンパク質の天然状態を安定に保っている相互作用エネルギーを精度よく計算することの難しさである。この問題を解くことを目的としたタンパク質立体構造予測システムを、神戸大学,奈良先端科学技術大学院大学,日本原子力研究所の3機関で開発している。これは、モンテカルロ法を用いたタンパク質立体構造予測解析をGrid環境上で実行することで、精度の高い立体構造を求めるシステムである。また、本システムは、Web画面よりジョブの投入,ジョブの実行状況確認,解析結果の確認を行うことができ、ユーザの利便性についても考慮したシステムとなっている。このシステムで行うタンパク質立体構造予測解析は、神戸大学で行っている解析を対象とする。そして、奈良先端科学技術大学院大学がGrid環境の構築を行い、日本原子力研究所が解析結果の管理、及び表示を行うシステムを構築する。本報告書は、日本原子力研究所で構築している解析結果の管理、及び表示を行うシステムについて報告する。
岸本 泰明; 井戸村 泰宏; Li, J.
プラズマ・核融合学会誌, 79(5), p.478 - 488, 2003/05
本稿では、時空間スケールを限定した単一の物理階層のみならず、階層間の相互作用が本質的役割を果たす現象の一つである「プラズマ中に発生する乱流と層流」に話題を限定し、多階層・複合概念が核融合プラズマの高性能に果たす役割の一端を紹介する。また、今後の構造形成に準拠した高性能の核融合研究を推進する上で、幅広い時空間スケールを包含する多階層シミュレーション研究の重要性について考察する。
岸本 泰明
プラズマ・核融合学会誌, 78(9), p.857 - 860, 2002/09
核融合プラズマや天体プラズマを中心に、プラズマが本質的役割を果たすさまざまな現象の中で、「非局所性」とそれに伴う「構造形成」をキーワードとして、それらの現象の背後にある普遍的物理を見いだすことを目的に、(1)レーザー爆縮プラズマ,(2)宇宙プラズマ,(3)磁場プラズマの分野における研究の現状を小特集として紹介している。
浅井 雅人*; 関根 俊明; 長 明彦; 小泉 光生; 小島 康明*; 柴田 理尋*; 山本 洋*; 河出 清*
Physical Review C, 56(6), p.3045 - 3053, 1997/12
被引用回数:19 パーセンタイル:27.91(Physics, Nuclear)Laの
崩壊で見られるBa核の低スピン状態をTIARAのオンライン同位体分離器に設置した
-
角度相関測定装置で調べた。不確かであった第1励起O
準位(O
)のスピンを確立するとともに、O
等より高い励起O
準位を新たに見いだした。報告されていた
BaのO
準位が誤りであることが確認された結果、中性子数の減少とともにO
準位は急激にエネルギーを下げ、中性子数72で最小になり、中性子数66に向けてゆっくり上昇することがわかった。一方、O
準位は中性子数の減少とともに単調に減することがわかり、O
とO
準位はより変形した核でエネルギー関係が逆転する可能性が示唆された。このような振舞いは、3軸非対称変形しやすい核にあるO
準位が軸対称変形核において2フォノン
振動状態に、O
準位が
振動状態に変化していく過程と解釈される。
山本 信夫; 泉 文男*
JAERI-Data/Code 95-018, 634 Pages, 1995/12
日本原子力研究所では、原子力安全性研究などで必要となる国内の原子力発電プラントの設計情報を、迅速かつ的確に提供する目的で、「原子力発電プラント・データベース(PPD)」を構築している。PPDは、国内の軽水炉原子力発電プラントの原子炉設計許可申請書を情報源として、各プラントの設計方針、機器の台数や容量、材料、構造、型式などをデータベース化したものである。本報告書は、PPDを利用者がより有効に活用できるように、データベース構造、データ格納ファイルのファイル様式などを中心に、これまでにデータベース化した設計情報の項目をまとめたものである。
柳原 敏
Journal of Nuclear Science and Technology, 30(9), p.890 - 899, 1993/09
被引用回数:7 パーセンタイル:38.22(Nuclear Science & Technology)原子力施設の廃止措置における、効率的な作業計画や作業管理に使用することを目的に、COSMARD(The Code System for Management of Reactor Decommissioning)を開発した。本開発で特に考慮した点は:(1)廃止措置作業の構成(WBS)を反映した木構造上でのデータ処理アルゴリズム、(2)WBSや作業条件を入力データとして記述するためのコマンド、(3)種々のプロジェクト管理情報を簡易式と係数により計算するためのモデルの開発、である。また、計算モデルの開発では、JPDR解体作業を分析し、基本的な作業要素を抽出するとともに、人工数計算のための適当な数式を作成した。続いて、サンプル計算として、JPDR機器解体に要する人工数の計算を行った。本論文は、COSMARDの概要、方法論、計算モデルについて述べたものである。
永澤 耿*; 喜田 和枝*; 森井 幸生; 渕崎 員弘; 片野 進; 舩橋 達; H.R.Child*
Mater. Trans. JIM, 32(11), p.1011 - 1016, 1991/00
被引用回数:3 パーセンタイル:56.42(Materials Science, Multidisciplinary)Heusler型結晶構造をもつ相AuCuZn
合金について(H
2/3,K
2/3,L
4/3)と(H
2/3,K
2/3,L
4/3)の逆格子点にあわられる
ピーク状の回折ピークをX線と中性子を用いて調べた。このピークは不完全規則B
相において、670KでHensler型規則構造へと変態する際の規則化を担う空孔が、ある種の規則配列をしたために起こることが判明した。この空孔は急冷処理によってHeusler型構造の中に凍結されると、
ピーク状回折異常をもたらし、その後の昇温により空孔がなくなると、回折異常も消滅する。[111]LA、[112]TAフォノン分散関係の特徴も以上の結論を支持している。
田次 邑吉
Journal of the Physical Society of Japan, 48(4), p.1237 - 1244, 1980/00
被引用回数:7 パーセンタイル:43.81(Physics, Multidisciplinary)放射線照射によって材料中に生じた空孔が安定に存在し得る理由を明らかにする事は、損傷の計算機シミュレーションの基本の一つであるが、また充分解明されていない。ここでは、ダイヤモンド晶系のSiやGeにおける空孔の形成が古典的な多体問題としてシミュレーションにより研究される。原子間相互作用として、原子間距離のみに依存する中心力ばかりでなく、ボンドの曲りにも依存する非中心力も扱う。完全結晶の中央部より1原子を除去し、その周囲の原子を緩和させる時、中心力相互作用のみでは結晶の表面を固定しても安定した空孔は得られない。非中心力相互作用の場合は、結晶表面を自由にしておいても、安定した空孔が形成され、形成エネルギーも相互作用に固有になる。これは、空孔の周辺に「硬い殻」がつくられるためである。SiとGeに対して、1空孔の形成,移動エネルギー,2空孔の形成エネルギーが示される。