Cs and 
,
Pu in the oligotrophic and mesotrophic lake sedimentsNagao, Seiya; Matsunaga, Takeshi; Muraoka, Susumu
湖底堆積物における人工放射性核種の挙動を明らかにするため、環境の異なる2つの湖(青森県十和田湖(貧栄養湖)及び長野県木崎湖(中栄養湖))において湖底堆積物を採取し、Cs-137及びPu-239,240の放射能濃度鉛直分布を測定するとともに、各層における存在状態を選択的抽出法により調べた。その結果、Cs-137及びPu-239,240はおもに有機物フラクションとアルシノケイ酸塩フラクションに存在していたが、異なる鉛直分布を示した。十和田湖底堆積物では堆積物表層から6cmまでに有機物フラクションの存在割合がCs-137では38%から18%へ、Pu-239,240では54%から5%と減少した。一方、木崎湖堆積物では、Cs-137が30%、Pu-239,240では40~60%と堆積物の深さ2~14cm間で顕著な減少は認められなかった。これは、堆積物の有機物含有量の違いが人工放射性核種の存在形態の変化に関与していることを示唆している。
no abstracts in English
使用言語 |
: | English |
|---|---|---|
掲載資料名 |
: | |
巻 |
: | 239 |
号 |
: | 3 |
ページ数 |
: | p.555 - 559 |
発行年月 |
: | 1999/00 |
発表会議名 |
: | |
開催年月 |
: | 1997/10 |
開催都市 |
: | 熊本 |
開催国 |
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キーワード |
: | Cs-137; Pu-239,240; 湖底堆積物; 存在形態; 選択的抽出法 |
論文URL |
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論文解説記事 |
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Access |
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- Accesses |
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InCites™ |
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パーセンタイル：49.7 分野：Chemistry, Analytical |
Altmetrics |
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