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Monte Carlo simulation of point defects in BCC iron

モンテカルロ法による鉄の格子欠陥のシミュレーション

板倉 充洋*  ; 蕪木 英雄; 楠 克之*

Itakura, Mitsuhiro*; Kaburaki, Hideo; not registered

確率的手法であるモンテカルロ法とランジュバン法を用いて鉄の格子間原子の移動をEAMポテンシャルによりシミュレートした。その結果、ランジュバン法の方がベクトル化及び並列化が容易で、ベクトル計算機で性能が出ることがわかった。そこでMPIを用いてランジュバン法のコードを並列化し、3格子間原子クラスタの移動プロセスを調べた。格子間原子クラスタの移動は非常に直線的であることが知られていて、3格子間原子クラスタの場合は1000Kでは100回の移動に1回程度の割合で移動方向が変化するが、4格子間原子クラスタ以上の場合はシミュレーション可能なタイムスケールでは方向転換が起こらない。3格子間原子クラスタの方向転換を詳しく調べることにより方向転換の障壁エネルギーを見積もり、4格子間原子クラスタ以上の場合に外挿してその方向転換の頻度を見積もった。

no abstracts in English

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