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Highly radioactive hot particles as a source of contamination around the Chernobyl NPP

チェルノブイルNPP周辺の汚染源としての放射能の強いホットパーティクル

柳瀬 信之; 松永 武; 天野 光; 磯部 博志; 佐藤 努

Yanase, Nobuyuki; Matsunaga, Takeshi; Amano, Hikaru; Isobe, Hiroshi; Sato, Tsutomu

チェルノブイル事故炉の周辺土壌中には多くのホットパーティクル(HP)が存在し、人へ放射線被曝を与える放射能汚染の源となっている。それゆえHPの性質と環境中での分布を明らかにすることは、HPから溶出した放射性核種の移行挙動の予測と汚染地域の除染を行ううえで重要である。そこでチェルノブイル周辺の土壌、フォールアウト試料及び河川や湖の浮遊物を採取し、$$alpha$$トラック法、$$gamma$$線スペクトロメトリー、選択的抽出法、X線回折法により分析した。土壌中では放射線核種の大部分は表層10cmに存在した。事故炉から北方の森林土壌ではHPを検出でき、土壌中放射能の半分以上がHPに存在した。一方、南方の土壌、フォールアウト試料及び河川の浮遊物ではHPを検出できなかった。これらの試料では放射線核種の大部分が有機物や鉱物に吸着していると考えられる。

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