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Deformation of fragments with A $$simeq$$ 130 in two mode fission

二重モード核分裂における質量数130近傍分裂片の変形度

西中 一朗; 永目 諭一郎 ; 塚田 和明  ; 市川 進一; 池添 博; 谷川 勝至*; Zhao, Y.*; 末木 啓介*; 中原 弘道*

Nishinaka, Ichiro; Nagame, Yuichiro; Tsukada, Kazuaki; Ichikawa, Shinichi; Ikezoe, Hiroshi; Tanikawa, Masashi*; Zhao, Y.*; Sueki, Keisuke*; Nakahara, Hiromichi*

近年、アクチノイドの中励起核分裂には、対称に質量分割するモードと非対称に質量分割するモードが存在し、それぞれ異なる切断時形状を経て分裂することが、分裂片の質量と運動エネルギーの測定から明らかになった。この分裂モード間での切断時形状の違いを、対を成す分裂片の変形度の観点から調べるため、$$^{232}$$Thの陽子誘起核分裂で、分裂片の質量,運動エネルギー,即発中性子数の同時計測を行った。質量数130近傍の分裂片から放出される即発中性子は、モード間で大きく異なり、その差は平均1.5個。エネルギーに換算して15MeVであり、運動エネルギーの違いとよく一致した。一方、対を成す質量数130近傍の分裂片にはほとんど違いが見られなかった。これから、分裂モード間での切断時形状の違いは、質量数130近傍の分裂片の変形度を反映した結果であることがわかった。

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