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Isomeric yield ratios in proton, $$^{3}$$He-, and $$alpha$$-particle-induced reactions on $$^{197}$$Au

$$^{197}$$Auの陽子、$$^{3}$$He、$$alpha$$粒子誘起反応における核異性体生成断面積比

永目 諭一郎 ; 末木 啓介*; 馬場 澄子*; 中原 弘道*

Nagame, Yuichiro; Sueki, Keisuke*; not registered; Nakahara, Hiromichi*

$$^{197}$$Auをターゲットとして、陽子、ヘリウム-3、$$alpha$$粒子誘起反応を、生成物の励起関数、反跳飛程、核異性体生成断面積比を測定して調べた。中性子放出だけを伴う(particle,xn)反応では、複合核を経由する反応の特徴を示した。一方荷電粒子(陽子、$$alpha$$粒子等)放出を伴う反応では、直接反応の寄与が大きいことがわかった。また、$$^{197}$$Au(p,pn)$$^{196}$$Au$$^{m,g}$$反応では、高スピン状態にある生成物$$^{196}$$Au$$^{m}$$と低スピン状態の$$^{196}$$Au$$^{g}$$との間に生成機構に顕著な差が見られた。($$^{3}$$He,2p)反応では、一段階の一中性子移行反応の典型的な特徴を示していた。実験データと統計モデルの計算との比較の結果、(particle,xn)反応に関してはよい一致が見られた。また、複合核経由の反応について、複合核のスピン分布から核異性体生成断面積比を予測する。半経験的方法を提案した。

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分野:Physics, Nuclear

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