検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

Inactivation action spectra of bacillus subtilis spores with monochromatic soft X-rays(0.1-0.6nm) of synchrotron radiation

0.1$$sim$$0.6nmの単色シンクロトロン軟X線による枯草菌の致死作用スペクトル

宗像 信生*; 檜枝 光太郎*; 宇佐美 徳子*; 横谷 明徳; 小林 克己*

not registered; Hieda, Kotaro*; Usami, Noriko*; Yokoya, Akinari; Kobayashi, Katsumi*

0.1$$sim$$0.6nmの単色シンクロトロン軟X線と枯草菌に真空中で照射し、致死作用を測定した。得られた線量効果曲線より致死作用断面積のスペクトルを得た。その結果、0.31nmと0.58nmに、ピークがあることがわかった。それぞれカルシウムとリンのK殻吸収端に相当するエネルギーであることから、細胞内のカルシウム及びリンが特異的に光吸収することにより、細胞の致死効率が高まることが推測された。リンは、細胞中DNAの構成元素であることから、リンの内殻吸収による特異的なDNA損傷の生成が考えられる。一方カルシウムはDNA中には含まれておらず、細胞質中のカルシウムの光吸収による致死作用機構の解明が今後待たれる。現在、光照射された細胞中DNAを細胞外に抽出し、突然変異を引きおこす遺伝子の変化を分子レベルで解析中である。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

パーセンタイル:58

分野:Biology

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.