Mobility of uranium during weathering

風化過程におけるウランの移動

Murakami, Takashi*; Onuki, Toshihiko; Isobe, Hiroshi; Sato, Tsutomu

オーストラリア、クンガラ鉱床の2次鉱床の酸化条件におけるウランの固定機構について透過電子顕微鏡、走査電子顕微鏡により検討し、熱力学データに基づく予測と比較した。その結果、ウランは、地下水の上流域ではケイ酸塩鉱物がリン酸塩鉱物に置き換わっていること、下流域では鉄鉱物中にリン酸塩鉱物として析出しているのが確認された。これらの結果を、熱力学的データに基づく予測と比較した結果、上流域では局所的な飽和条件によるウラン鉱物の析出が機構として考えられた。しかし、下流域では、上流域のような局所的飽和からはウラン鉱物の生成が予測されず、他の機構、例えば触媒作用、により生成したものと考えた。

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使用言語	:	English
掲載資料名	:	American Mineralogist
巻	:	82
号	:
ページ数	:	p.888 - 899
発行年月	:	1997/00
発表会議名	:
開催年月	:
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キーワード	:	核種移行; 処分; 遅延機構; 鉱物化; ウラン

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論文URL	:	http://ammin.geoscienceworld.org/content/82/9-10/888.abstract
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登録番号 : A19960567
抄録集掲載番号 : 260098
論文投稿番号 : 15205

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