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放射線殺菌処理したオイルパーム・セルロース質廃棄物の糸状菌による分解効果

Fungal degradation of oil palm cellulosic wastes after radiation pasteurization

伊藤 均; M.R.Awang*; F.B.Ali*; 久米 民和; 石垣 功

Ito, Hitoshi; M.R.Awang*; F.B.Ali*; Kume, Tamikazu; Ishigaki, Isao

オイルパームのセルロース質廃棄物は粗繊維含量が50%以上あり試料原料としての利用は困難である。本研究ではセルロース分解糸状菌による醗酵処理による粗繊維含量の低下を目的として、セルロース質廃棄物の放射線殺菌効果及び粗繊維分解率、セルロース分解菌による糖化処理条件について検討を行った。空果房及び果肉繊維の微生物汚染は著しく1g当たり10$$^{5}$$~10$$^{9}$$個含まれ、芽胞形成殺菌とAspergillus flavus群、A.versicolor、A.fumigatusなどの糸状菌で汚染されていた。ガンマ線を5kGy照射するとこれらの糸状菌はほぼ殺菌され、10kGyでは殺菌類も10$$^{5}$$個以下に低減することができた。アルカリ処理はTricoderma菌等のセルロース分解には有効であったが、キノコ糸菌株での効果は少なかった。Coprinug cinereusは最も分解力が強力で20日培養で50~73%の分解率を示した。糖化処理にはアルカリ処理が有効であった。

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