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Unusual variation of temperature factor of uranium dioxide at high temperature

高温におけるUO$$_{2}$$の温度因子の異常な変化

芹澤 弘幸  ; 福田 幸朔; 白鳥 徹雄; 藤野 威男*; 佐藤 修彰*; 山田 耕太*

Serizawa, Hiroyuki; Fukuda, Kosaku; Shiratori, Tetsuo; Fujino, Takeo*; Sato, Nobuaki*; Yamada, Kota*

高温における二酸化ウランの物性には、比熱の異常な上昇、電気抵抗の変化等の興味深い現象がみられる。そこで本研究では、高温X線回折装置を用いて二酸化ウランの結晶構造解析を行い、ウラン原子の温度因子を温度の関数として求めた。これにより、約1400K近傍から温度因子が減少するという現象が認められた。中性子回折によって測定された温度因子は、温度の上昇にともなってほぼ単調に増加することが知られている。したがって、本測定で得られた温度因子の異常な挙動は、ウラン原子の電子状態の変化によるものであると考えられる。

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パーセンタイル:55.08

分野:Chemistry, Physical

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