イオウ加硫エチレンプロピレンゴムの耐放射線性, 第2報;実用配合試料

Radiation resistance of ethylene-propylene rubber vulcanized by sulfur, Part2; Practical ingradient compounding materials

not registered; not registered; Kuriyama, Isamu

基本配合のエチレン、プロピレン、エチリデンノルボーネン三元共重合体に各種添加材を加えた実用配合試料の耐放射線性を検討した。実用配合試料は原試料のゲル分率が大きいため、100Mradの照射では、物性の低下はそれほど大きくないが、200Mradではかなりの低下が起り、低線量率ほど劣化は激しくなる。充てん剤の添加により、材料の耐放射線性は低下する。酸化防止剤を添加すると、材料の耐放射線性の低下、すなわち、酸化劣化が抑えられる。このことから、充てん剤などを含む複雑な物質系においても、ゴムとしての性能の低下をもたらす主な原因が酸化反応による主鎖切断であることを示している。機械的性質の変化は、硬さの変化と良く対応する。そこで、硬さが簡便な評価項目となることを提案する。

no abstracts in English

使用言語	:	Japanese
掲載資料名	:	電気学会論文誌,A
巻	:	101
号	:	5
ページ数	:	p.279 - 284
発行年月	:	1981/00
発表会議名	:
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開催都市	:
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キーワード	:	エチレン・プロピレンゴム; 耐放射線性; 実用配合試料; 線量率効果; 機械的性質; 酸化劣化; 酸防効果; 充てん剤効果; 硬さの評価

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登録番号 : A19811056
抄録集掲載番号 :
論文投稿番号 : 6015

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