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徐放性制癌剤カプセルの開発とその適用

Development of polymer-chemotherapeutic anticancer capsules having slow release property and its application

嘉悦 勲; 吉田 勝; 浅野 雅春; 山田 明夫*; 桜井 靖久*; 羽生 富士夫*

Kaetsu, Isao; not registered; Asano, Masaharu; not registered; not registered; not registered

低温放射線重合法により、約5mg力価のMMCを包含した針状ポリマーカプセル(0.8mm径、7mm長)を作成した。そして、重合後のポリマーとガラス鋳型との離型性、針状ポリマーの機械的性質、制癌剤の放出性およびポリマー自体の生体適合性について検討した。ポリマーの離型は液体窒素中で容易に行なうことができた。この場合、ポリマーの親水性、柔軟性が増加すると離型回収率は顕著に低下した。ポリマーの強伸度は湿潤状態の方が乾燥状態のポリマーに比較して、若干低下する傾向が認められた。80%2G-20%14G組成での湿潤時のポリマーのヤング率は2.1$$times$$10$$^{1}$$$$^{0}$$dyne/cm$$^{2}$$で、この値はNylon66のそれに匹敵する。針状ポリマーからMMCのin vivo放出は約2ヶ月間持続した。また、用いたポリマーの生体適合性はラット皮下部に埋入することによって検討した。その結果、1年間の埋め込みにもかかわらず組織に対する異物・炎症性は非常に軽度であることが判明した。

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