検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

クラスター・テスト計画TMC-Iの製作と通電実験

Fabrication and experiment of the TMC-I

安藤 俊就; 高橋 良和; 西 正孝; 吉田 清; 小泉 興一; 中島 芳夫*; 押切 雅幸; 服部 泰秀*; 大金 康一*; 島本 進; 安河内 昂*

not registered; not registered; not registered; not registered; not registered; not registered; not registered; not registered; not registered; not registered; not registered

原研では、トカマク型核融合炉の開発作業の一つとして、クラスター・テスト計画を進めている。この計画での最初の試験コイルであるTMC-Iは1982年製作された。このコイルは、巻線内径が60cmで、多芯Nb$$_{3}$$Sn導体を用いてのダブル・パンケーキ方式で製作された。TMC-Iの実験では、これまで初期冷凍実験,励磁実験,安定性実験,ダンプ実験が行われた。その結果、TMC-Iは11.1Tの磁界まで常電導転移することなく安定に動作した。又、ヒータ法による安定化実験で、人工的に作られた最内層1ターン(192cm長)の常電導部は6.3秒で超電導状態に回復した。これらの実験結果から、多芯Nb$$_{3}$$Sn導体が大電流,大型コイルに十分適用出来ることを実証出来、今後の核融合炉開発に明るい見通しが得られた。本報では、TMC-Iの製作と電気的実験結果について記述する。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.