Experiment Data of ROSA-III Test Run 703; Split Break Simulation Test with ECCS Actuation

ROSA-III実験データレポート:RUN703; ECCS作動のスプリット破断模擬試験

安濃田 良成; 田坂 完二; 安達 公道; 村田 秀男; 早田 邦久; 岡崎 元昭; 鈴木 光弘; 傍島 真; 小泉 安郎; 斯波 正誼

not registered; Tasaka, Kanji; not registered; not registered; Soda, Kunihisa; not registered; not registered; not registered; Koizumi, Yasuo; not registered

ROSA-III実験RUN703は、標準BWRLOCA実験シリーズの3回目の実験である。この実験は、再循環ポンプ入口配管における100%スプリット破断を模擬した実験である。RUN703の目的は、LOCA時のECCS作動特性、及び冷却材挙動を評価することと、解析コード評価のための総合実験データを提供することにある。そのため、ROSA-III装置は1000MWe規模の大型BWRの再循環ポンプ入口配管の破断にともなうLOCAを模擬する構成となっている。主要な初期条件は蒸気ドーム圧力7.04MPa、同温度560K、下部プレナム未飽和度10K、炉心入口流量35.5kg/s等である。破断後、減圧過程において非常炉心冷却水が上部プレナム、炉心バイパスに注入された。実験は成功し、本稿には、その実験データが示されている。

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