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物理検層手法による花崗岩部の透水係数の推定に関する作業

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橋本 憲和*; 鈴木 正芳*; 松岡 清幸*

not registered; not registered; Matsuoka, Kiyoyuki*

本報告書は、岩盤の透水係数分布を推定する手法の開発の一環として、岐阜県土岐市泉町河合地内のDH-4号孔及び瑞浪市明世町月吉地内のAN-1号孔で実施した孔内物理検層のデータと原位置透水試験結果との相関性について取りまとめたものである。物理検層は、ガンマ線検層、密度検層、中性子検層、音波検層、電気検層、マイクロ検層、温度検層、フローメータ検層を実施した。花崗岩岩体の中の変質・フラクチャーの検出を目的として、上記検層データの内、5種目を用い4岩相モデルで複合岩相解析を試みた。ボアホールレーダーとボアホールテレビを比較し、亀裂についての解析を行った。JFT試験による透水係数と物理検層より算出した浸透率の相関(相関式LOG(K)=0.98$$times$$LOG(1.0$$times$$10-6.0$$times$$(Fc/Fd)+1.5)-1.34)とフローメーター検層から算出した浸透率の相関(相関式LOG(K)=1.28$$times$$孔内流速変化+8.4)は、良い対応を示した。

no abstracts in English

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