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CMPO吸着材による抽出クロマトグラフィー試験

Experimental Study on Extraction Chromatography Using CMPO Adsorbent

倉岡 悦周*; 新井 剛*; 星 陽崇*

Kuraoka, Etsushu*; Arai, Tsuyoshi*; Hoshi, Harutaka*

本試験では、FBRサイクルの実用化戦略調査研究において、MA分離プロセスとしてのTRUEX法やSETFICS法に抽出クロマト法を適用するために、シリカ担持型CMPO吸着材の基礎的な特性に関する試験を行った。具体的には、想定される溶離剤による吸着材からのCMPO浸出挙動、吸着材の吸着容量、担体からのCMPO溶出法、吸着材の熱分解特性について試験評価した。吸着材からのCMPO浸出は水相溶液へのCMPO溶解度によるもので、希硝酸への浸出率が比較的高く、20$$sim$$50ppm程度である。カラムにおける溶離過程で同程度のCMPOが浸出されるが、必要過剰量の吸着材を充填することや、予めCMPOで飽和した溶離液を使用することにより対応できると考えられる。Nd(III)を用いて測定した3M硝酸中での吸着材の飽和吸着量は0.19$$sim$$0.22mmol/gで、M(NO3)3・3CMPOとして計算した最大吸着量の70$$sim$$80%である。アセトン等の有機溶剤により、含浸担持したCMPOが担体から完全に溶出されることが認められた。吸着材中のCMPOは約200$$^{circ}C$$より熱分解し、担体中のSDBポリマーは約290$$^{circ}C$$より熱分解してシリカ粒子が残されることが確認された。

no abstracts in English

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