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臨界水位の測定における問題点

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柴 公倫*; 飯島 一敬*; 小綿 泰樹*; 磯村 和利*

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期間1975年4月9日$$sim$$1975年5月8日▲目的臨界水位の測定に使用する精密水位計の精度,較正方法を明らかにするとともに,臨界水位の再現性に影響を及ぼす諸因子を定量的に把握する。▲要旨▲DCAの臨界水位は付設の精密水位計で測定されるため,この精密水位計の精度,較正法等を把握するとともに,臨界水位に影響を与える諸要因について検討を行なった。燃料ペレットと同面の炉心下部グリット板上面から重水表面までの距離と精密水位計指示値との関係を測定することによって精密水位計の較正方法を明らかにし,更に精密水位計指示値のずれの経年変化も調べた。また,基準炉心で測定された臨界水位を整理することにより,臨界水位の再現性に影響を及ぼす因子を調べた。これらの検討の結果,次の事が明らかになった。▲1)精密水位計の較正の際,カセットメータを用いる方法によれば,精密水位計の指示値は+-0.2mm以内の精度で較正可能である。▲2)精密水位計指示値のずれには平均約1mm/年の経年変化がみられるので,定期的に前述の方法により精密水位計を較正する必要がある。▲3)重水温度,精密水位計の誤差等を考慮した場合,臨界水位の再現性は+-約2.5mmである。▲4)重水濃度0.1モル%の劣化に対して,臨界水位は0%ボイド炉心で約+2.4mm,100%ボイド炉心で約-2.2mm変化する。▲

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