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表層水理観測システムによる水収支の算定; 岐阜県東濃鉱山におけるケーススタディ

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小林 公一; 中野 勝志; 小出 馨

not registered; Nakano, Katsushi; Koide, Kaoru

地下水流動を把握するためには,表層部から下層の岩盤への地下水の浸透量を推定することが必要である.岩盤への浸透量を水収支から捨てい推定するために東濃鉱山周辺において,1989年4月より気象,河川流量,土壌水分,地下水位の観測を開始し,現在も継続している.一般に,水収支による浸透量は,算定する水文期間が1年程度の長さであれば,降水量から河川流量と蒸発散量を差し引いた残余として求められる.東濃鉱山における流域での観測から,年間の降水量は,1,000$$sim$$1,900mmを示し,河川流量も降水量に応じて400$$sim$$1,300mmで変動している.蒸発散量は,気象観測データを用いてペンマン法により推定した.その結果,年間の蒸発散量は,400$$sim$$500mmで,降水量に比べて観測年の違いによる差は小さい.これらの水収支の各成分から,年間の岩盤への浸透量は10$$sim$$200mmと推定された.

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