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高アルカリ性条件でのベントナイトの変質とコロイドろ過効果に及ぼす影響

Alteration of bentonite in highly alkaline conditions and its effect on colloid filtration

黒澤 進; 柴田 雅博 ; 上田 真三*; 市毛 悟*; 林 賢一*; 油井 三和

Kurosawa, Susumi; Shibata, Masahiro; Ueta, Shinzo*; Ichige, Satoru*; Hayashi, Kenichi*; Yui, Mikazu

放射性廃棄物の地層処分において、ベントナイト系緩衝材がコロイドに対してろ過効果を有するか否かは、核種移行評価における溶解度制限等の設定を行うにあたり重要な課題である。ただし、ベントナイト系緩衝材は、長期にわたってはセメント系材料から浸出するアルカリ性成分により変質することが想定される。したがって、それに伴ってベントナイト系緩衝材の間隙構造が変化すると、コロイドは緩衝材中を移行する可能性がある。本研究では、高pH条件のもとで加速的に変質させたベントナイト系緩衝材試料を用いて、コロイドに対するろ過性能に関する評価を行った。その結果、セメント系材料浸出液によるベントナイト系緩衝材の変質が、飽和Ca(OH)$$_{2}$$溶液(約pH12.5,200$$^{circ}$$C)により変質させた場合と同程度(Ca化)で止まるものなら、コロイドに対するろ過効果は担保できることが確認された。

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