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実高レベル廃液固化ガラスによるフロン分解試験

Fluorocarbon decomposition examination by vitrified high-level waste

宮本 陽一; 河村 和廣; 米谷 雅之; 小林 あおい

Miyamoto, Yoichi; Kawamura, Kazuhiro; Yoneya, Masayuki; Kobayashi, Aoi

ガラス固化体は多量の放射性核種を含んでおり、貯蔵中に放射線と熱を放出する。一方フロンは冷房の熱媒体、半導体の洗浄剤などに広く利用されているが、オゾン層破壊の原因物質であることが指摘され、環境影響のない物質に分解後、廃棄することが望まれている。放射線照射による有害廃棄物の無害化処理の観点から、放射線照射によるフロン分解技術の調査を行った。フロンのような有機ハロゲン化合物の分解法の一つに、$$gamma$$線照射による分解方法がある。東京都立アイソトープ総合研究所(現東京都立産業技術研究所)では、$$^{60}$$Co線源によるフロン分解に関わる研究を進めており、分解過程の反応機構を解明している。動力炉・核燃料開発事業団では、ガラス固化体放射線の有害廃棄物処理への適用に関する研究の一環として、高レベル放射性物質研究施設(CPF)内でフロンを対象にガラス固化体による放射線照射試験を行い、ガラス固化体放射線照射によるフロンの分解を確認した。

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