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タンデトロンAMSの開発と利用の現状

Development and utilization of AMS at JAEA-Mutsu

北村 敏勝; 甲 昭二; 鈴木 崇史  ; 天野 光

Kitamura, Toshikatsu; Kabuto, Shoji; Suzuki, Takashi; Amano, Hikaru

平成9年4月、海洋環境における放射性核種の移行挙動にかかわる研究を目的に、むつ事業所に導入されたタンデトロン加速器質量分析装置(JAEA-AMS; HVEE社製 Model 4130-AMS)は、最大加速電圧3MVのタンデム加速器と炭素及びヨウ素同位体比測定用の2本のビームラインから構成されている。測定精度等について装置の性能を確認後、放射性炭素($$^{14}$$C)及びヨウ素($$^{129}$$I)の定常測定をそれぞれ11年12月及び15年5月から開始した。海洋環境における物質循環の解明や考古学試料の年代測定等の研究に利用されているほか、昨年度は、土壌,牛乳等の環境試料や放射性固体廃棄物中に含まれる$$^{129}$$Iの高感度・高精度測定を達成するなど、利用分野の拡大を図るとともに将来の共同利用施設化を目指した分析技術開発を進めている。ここではJAEA-AMSの概要,装置の性能,利用の現状や将来について紹介する。

no abstracts in English

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