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Status and future plan of JAEA Mutsu tandetron AMS facilities

むつタンデトロンAMS施設の現状と将来計画

天野 光; 甲 昭二; 木下 尚喜; 鈴木 崇史  ; 北村 敏勝

Amano, Hikaru; Kabuto, Shoji; Kinoshita, Naoki; Suzuki, Takashi; Kitamura, Toshikatsu

加速器質量分析装置(AMS: Accelerator Mass Spectrometer)は、タンデム型加速器と質量分析装置を組合せた装置である。1997年4月に原研むつ事業所に導入されたAMSは、High Voltage Engineering Europa社製の小型タンデム加速器を用いた新世代型で、炭素の同位体比測定とヨウ素等の重イオンの同位体比測定が可能なイオンビーム入射方式の異なる2つのビームラインを持っている世界で唯一のAMS施設である。炭素については、測定試料に含まれる炭素を二酸化炭素ガスとして分離・抽出した後、鉄触媒で水素ガスによりグラファイト(炭素)に還元して測定する。ヨウ素については、試料中のヨウ素を化学処理してヨウ化銀にして測定する。試料はAl製円柱状ホルダーの先端にプレスして詰め込み、ターゲットホルダーに59個まで装着、自動的に連続測定ができる。イオン源は2つのビームラインともセシウムスパッター型負イオン源である。測定について炭素ラインではC-12, C-13イオンビームはファラディーカップ,C-14イオンはパルス電離箱型検出器,ヨウ素ラインでは、I-127イオンビームはファラディーカップ,I-129イオンは飛行時間型(TOF)検出器でそれぞれ測定している。2005年末までに、約5000個の炭素,約400個のヨウ素試料を測定した。2006年4月よりは共用施設として外部機関からの測定も受け付ける。

no abstracts in English

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