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電子ビーム照射下におけるTiO$$_{2}$$による空気中キシレン分解生成物の酸化

Oxidation of irradiation products from xylene in air using TiO$$_{2}$$ under electron beam irradiation

箱田 照幸; 島田 明彦; 松本 加奈江; 伊藤 久義

Hakoda, Teruyuki; Shimada, Akihiko; Matsumoto, Kanae; Ito, Hisayoshi

換気ガス中に含まれる有害な芳香族有機化合物の電子ビーム(EB)分解除去を目的として、空気層での酸化分解が困難なキシレン由来の分解生成物を触媒との併用により酸化・無害化する付加技術の研究開発に着手した。本研究では、中間生成物の吸着性や水への溶解性が高い親水性触媒であるTiO$$_{2}$$、及び表面における電荷分離やオゾン触媒酸化などが期待できる3-10w%のAg担持TiO$$_{2}$$を触媒として用いて、数十keVのEB発生器を用いて、照射窓から異なる距離の位置にTiO$$_{2}$$及びAg/TiO$$_{2}$$層を設置して、照射空気中のキシレン及びその中間生成物の酸化挙動を調べた。この結果、電子の飛程と同程度の27mmの距離、及び5w%のAg担時量においてCO$$_{2}$$濃度が最大となった。このことから、触媒上でイオンやオゾンとの反応によりキシレンからの中間生成物への選択的な酸化が促進されること、さらに担時されたAgによる電荷分離やオゾン分解効果によりこの反応を促進できることが明らかとなった。

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