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An Inter-comparison of the neutron calibration fields by D$$_{2}$$O moderated $$^{252}$$Cf source at JAEA and KAERI

JAEAとKAERIにおける重水減速$$^{252}$$Cf中性子源を用いる中性子標準場の相互比較

古渡 意彦; 藤井 克年 ; 堤 正博; Kim, B.-H.*; Lee, K.-C.*; 吉澤 道夫  ; 山口 恭弘

Kowatari, Munehiko; Fujii, Katsutoshi; Tsutsumi, Masahiro; Kim, B.-H.*; Lee, K.-C.*; Yoshizawa, Michio; Yamaguchi, Yasuhiro

日本原子力研究開発機構(JAEA)と韓国原子力研究所(KAERI)では、ISOで推奨されている直径30cmの重水球で$$^{252}$$Cfを覆った線源(以下「重水減速$$^{252}$$Cf線源」という。)を整備し、おもに実作業環境で利用される中性子線量計のための中性子校正場として構築している。それぞれの機関が整備した重水減速$$^{252}$$Cf線源を用いる中性子校正場の信頼性の向上を目的として、双方の機関の中性子校正場の特性を測定し、相互比較を行った。注目した中性子校正場の特性は、重水減速$$^{252}$$Cf線源から散乱せずに直接測定点に到達する成分の中性子スペクトル及びフルエンス、並びに測定点で評価される散乱成分である。測定はJAEAで整備された多減速材付中性子スペクトロメータを双方の校正場に持ち込んで実施した。測定点に直接到達する中性子スペクトルの比較では、数十keVから数MeV程度のエネルギー領域で、KAERIで整備された中性子校正場のスペクトルはJAEAのものより大きくなった。これは双方の機関で整備された重水減速$$^{252}$$Cf線源の構造の違いを反映した差異であると考えられる。本研究は、JAEA-KAERI研究協力計画に基づき行われた研究の成果である。

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パーセンタイル:10.05

分野:Nuclear Science & Technology

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